民謡/梅若朝雲(駅前仙人)の徒然日記2007.1.28~

民謡&三味線の師範・釣り・料理など多趣味。

Vol. 398 わたぼうし

2008-02-29 20:51:32 | Weblog
言葉での「わたぼうし」はとても「ふうわりとした」リッチも感じさせる。
もうイラン!!と思った最後の雪の写真である。両側に耳飾りのような氷柱(つらら)をたらし、とても愛嬌のある「顔」をしていたので、思わず「パチリ」・実際には「パチリ」とは言わないデジカメ・・。真ん中の真ん丸い口と小さな目は・・ムンクの「叫び」を連想させて面白い・・と一人悦に入っている。

小鳥の営巣がいつなのか知らないが、今年は「御用達=ごようたつ」がなかった。理由は色々あるだろうが、暖かくなったらチョッと手を入れ別な場所に置き換えたいと思っている。「あまりにも近すぎまっせ」・・と天の神さん・・「近くで見たいんレス」・・と拙者。

*****
ブログのボリュームが「398」になった。語呂合わせは嫌いではない。拙者の車、敢えてナンバーを取ったものレス。・・大阪と330は仕方ないとして。
「大阪-330-た-4141」・・本当は「さ-4141」が欲しかったが、ディーラーの友人いわく「さ、は一般に使えナインや」・・と言う事であった。素直な拙者は敢えてそれ以上は聞かない。

「サのヨイヨイ」はいわずと知れた九州炭坑節のお囃子である。・・しかし、よく見てみると・・「タのヨイヨイ」もまんざらでない・・舌足らずの所が却ってオモシロイ。「♪つっきがーでったでったー」・・「♪タのヨイヨイ」・・これほど平和な「絵」は中々得がたいものでR。

「398はどこへ行ったの?」・・「それでんねん」
拙者が「苦い水」を飲んでいた若い頃、「荒物屋」であった。物のない時分で驚くほど売れる。プラスティック製品が出始めた頃・・洗面器からバケツその他諸々が木やブリキからプラステイックに変わる・・仕入れても仕入れても足りない。そんな頃「主婦の店ダイエー」が茨木にも出来た。

小商いの店が10個並べる商品を1000個も並べるのだ・・一年ほどで店をたたむ所まで追い込まれてしまった。それを機に拙者は「無手勝流」の独立へ歩を進める。
「それで398は?」・・またもや・・である。
その頃からはやったのが「サンキュッパ」・・主婦は最後の「キュッパ」が好きや・・というのがスーパーの常識となる。その事を書きたくて今日まで「Vol.398」に満を持していた・・のレス。その商戦略はいまだに続いているから面白い。

事ほど左様に「消費税」についても面白い現象がおきている・・明日にしましょうか?・・「何でやねん?」・・。
なにわのオバタリアンは面白い。
「1225円?・・半端負けとき!」・・1200円しか絶対に出さん。「シャナイな・・」とこっちもニッコリ。いい時代だった・・最初から半端は乗せてある(今でこそ言うけど)・・。

「19,381円です」・・キッチリ1円まで取るし「負けとけ!」と言う面の皮もない・・オバタリアンにしてもである。・・「デパートで値切る」と同格の「値切られない市民権」を得ている消費税。・・時には内税商品にも「掛けられていますぞ・・消費税」・・要注意である。

こんな時代に「わたぼうし」を連想したのもこのやさしいィ形からであろうか?。
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Vol. 397-B はて?この壁は??

2008-02-29 00:59:32 | Weblog
下の 397-Aから読んでね。

ジャジャジャジャーーン!!・・壁をあけるとグラス収納棚・・??前に見た??
・・そうだっけ??・・マーええやん・・日曜大工の話の続きやから。

「柱型=はしらがた」とは柱の厚み・・3寸(9cm)の深さでグラス類ならOKである。グリーンに塗った所は外壁板の裏側というわけだ。狭い空間をこういう風に使えるのも自作の利である。・・もう少し書き進んだところでカーソル(矢印)が突然隠れた・・作業を指示する部分だけに、まさに「手も足も出ない」。仕方なく強制で電源を切って再立ち上げる。・・時間のかかるのは致し方ないが文章の書き直しというのは余りいただけない・・前と同じにも書けないし自分自身の思いの新鮮さもなくなるので大変。

話がそれたが、この部屋はそこかしこにカラクリがしてあるのレス。冷蔵庫とテレビは階段の頭上に。「隠しベッド」=壁になっているように見せかけてパタンと倒すとベッドにはや変わり・・ちゃんと畳が敷いてありますぞ・・。取り合いの天井裏に物入れを・・こっちからはちょうど良い高さ・・見てみないと解らんよね。
鍵を忘れた時の為の隠し扉・・etcである。忍者屋敷ならぬ珍者屋敷とも言える。
日曜大工の話はここで一応段落する。

今夜は週一回の遅い書き込みの日で気持ちが安定しないのか、話が飛び飛びになる。今の話PCの固まり・・「手も足も出ない」で今日の失敗談ひとつ。
携帯の画面が真っ暗・・???・・充電不足電池切れ・・近頃「長い間もつなーー」なんて感心ばかりしているものだから、充電をうっかりする。あんまり毎日充電するのも何だからと・・。さー大変。電話をするべき用事はいっぱいある。

お昼を使うのに寄ったすし屋で急用を足す。「電話貸して」久しぶりに使う言葉だ。・・「電池切れや」・・「フォーマやったらいけますよ」・・「・・フォーマや!」・・助かった!。食事中充電をする・・もし、すし屋で充電出来なかったら一度家に帰るしかない・・そう算段していた所だった。今日は一番長い時間働く日だし・・なお更だ。

今日は暖かい一日だった・・もうボチボチ暖かくなって貰わないと困る。
ピカピカに磨いた車も連日の雪で泥んこ・・。また汗をかく事にしよう。
何かしまりのない結びで、満腹感のない食事みたいな今日のブログである。

読み飽きられたか・・近頃アクセスが少なくて淋しい。右横にある「URLを送る」で、読者をご紹介ください・・独りよがりのブログですが・・。
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Vol. 397-A はて?この壁は??

2008-02-28 23:39:42 | Weblog
島の家の作品東面と思し召されたい。いくらかは「壁」の部分がないといけないと思って半分を板張りにした。三方開の一辺である。何の変哲もない壁に絵がかけてある・・だけだ。パステル調のグリーンはこの部屋のそこカシコに塗られている。
さてお立会い!!・・。

昨夜の疑問は解けた。「さて寝ようか・・」とベッドに入るや・・思い出した。
今度忘れたら二度と出てこないような気がして寒い中を又階下に下りる。メモをしてまた布団にもぐる。

「いもすけ」と言うのだ・・カチツケ大工の事を・・小豆島で。
なんともオモロイ言い方やと思った。
「ハハーン?・・いもすけやな・・」とこう言う言い方をするのだ。
大工の事でも仕事の事でも、どっちにも遣うようだ・・だが昨夜の人たちは知らなかった・・彼等はそんな口さがない言葉を使う人たちではなかったのだ。

疑問が解けるとホッとする。・・Bにつづく


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Vol. 396 日曜大工?

2008-02-27 21:36:42 | Weblog
趣味大工の代名詞・・「日曜大工」。

言い得て妙である。・・日曜は暇なとき・・と言う事だろう。
「きょう耳ニッチョ(日曜)」等と言う便利な大阪弁も中々オモシロイ。
サンデー毎日になると、日曜日ばかりでいつが休みやら混乱する。・・今度は「やりたいときが日曜日」となるのでせう。

また面白いのが「へたくそ大工」をひやかす言葉がある。・・大阪で言えば「カチワリ大工」とか「カチツケ大工」であって、小豆島でも面白い言い方をする。
さてその小豆島であるが実に面白い言い方をする・・が、にわかに(俄かに)は思い出せない。「ナンチャラ大工」なのレス。

溜飲が下がらんので小豆島の友人に電話で聞く。①浜ちゃん・・化粧品屋の旦那さん・・「知らんナー」・・②国○さん・・機械製作所社長・・「ヒヤメシ大工チャウか?」・・「それとチャウねん」・・チャウネンと言い切れるのは前に聞いたのとチャウから・・だ。・・丁度○○○○○の理事会中・・「オイみんな知らんか」・・電話の向こうで「知らんナー」。

③矢田建設社長・・「ンー聞いた事ないな~」・・④山本君・・材木屋店員・・「??知りません」・・「君が知らんでどうすんねん・・」。⑤今名古屋に出張中の岡下君「マダ帰ってないんですよ~」とサイ君。⑥頼みの綱の片○君・・「いきなり言われると???ですね」・・アッ浜ちゃんから電話や・・「にわか大工とチャウか?」・・「チャウねん」・・「ヒヤメシ大工とチャウか?」・・「さっきそれ聞いた」・・「また考えるわ」。

拙者が島で建築途中に材木屋が来た。ホゾを切り込まないボルト止めの仕事を見て「○○○○やな」・・そう言ったのだ
しかし拙者にその言葉は当てはまらない。何故なら「大工」ではないからだ。・・それでも拙者の仕事を見て、本職が「ここの柱は面取りしてないからまだ何かするんやな?」・・と言いよった。「なるほど仕上げとはそう言う事なんや・・」と悟った。「ケチつけられることは認めれたんや」・・とも思った。

家の造作に比べれば写真の「見台」などは「チョチョイノチョイ」である。
俗に「あて切り」と言われる・・必要なパーツを必要な順に切っていく。その後は「カチツケ」るのである。・・今は電動ドライバーで「ギューーン!」とネジ込む。細い用材だけにボンドを利かせる。丁寧にしようと思えば手段は色々ある。

かくして出来上がったこの見台・・マダ「未使用」でR。お稽古するには「持って来い」のモノだ。・・「持って来い」も面白いね・・言葉として。
民謡のフレーズは短いから、見台不要・・が理想ではあるが中々ね・・拙者などは近々仕入れた新曲は譜面が要る様になって来た・・脳みそに染み付いてくれないのだ・・。

数日中に小豆島のアチコチから「ナンタラ大工」の情報が入る事だろう。その時は追加記事でご披露しましょう。・・暖かくなったら「チャオーーン!!」と・・何か作りたい。寺さんに貰った良い木材も使ってみたい・・。島で言えば「戸袋」を作りたいと考えている・・?ないのレスか?・・眺望の邪魔だからないのレス。
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Vol. 395 春の香り・・うどめし

2008-02-26 21:50:01 | Weblog
タラヨウに就いて追記のメールがあった。アノ木の樹皮でトリモチが作れるそうだ。・・そうなんですか・・先日来のメジロ捕りからハガキ・・とつながって面白い。・・ひょっとするとアレが「トリモチの木」かも知れないね。・・メールありがとうです。

またまた食いモンの話である。・・クイモンと言うとヤラシイな・・クッキング話し・・コレええがな・・。昨日頂いたうど=独活って書くんだよね・・不思議な字・・。人差し指と親指で輪を作る。それ位有れば大きくて立派である。頂いたのは親指を除く指たちの太さのものでR。・・不足では有りませんよ絶対に。それくらいのもまた美味しいのれす。

寸切りにしてから皮をむく。・・昔は捨てていた皮・・嗚呼なんと言う勿体無い・・知らぬ事とは言いながら、である。勿論皮はキンピラに。コレくらいの物の枝葉ならそれもキンピラに。余り大きいのは中皮を使う、外皮はいかにも硬いのレス。穂先は大切に残しておく・・一本に一個しかない穂先・・アッタリマエジャろ?・・テンプラにするとタラの芽と相撲を取るくらい美味しい。

相撲か?・・また嫌な感じやな・・話がわき道にそれそう・・。
もう蛍烏賊が出始めたから酢味噌和えも良い。テンプラなら揚げ過ぎないように・・。

さて、「うどめし」である。・・前にも書いたが、関西地方は「炊き込みご飯」である。肥後では炊き込みも勿論するが「まぜごはん」と言うのを良くする。コレが又似て非なるものでRのレス。言うまでもなくご飯の芯に味が達していないほどの加減がよろしい。
退屈でも読んでくださいね・・今日はこの話だけですから・・釈迦に説法じゃ~~と言われる方も・・レス。

具は旬のアサリ/うど/なめこ/青豆/薄焼きタマゴ/きざみのり/紅しょうが/山椒の醤油煮&出汁・・である。フライパンにアサリを・・火を点けてからお酒を大匙イッパイ・・ナーンタヤッテ・・ダイタイで・・暫くしてからお出汁をお玉イッパイ・・これで完全に口が開く・・誰の?。・・少し冷まして殻から身だけにする。・・あらかじめ1センチ角見当に切った独活・・なめこ(水洗いして)・・山椒の醤油煮をパラリ(チョビット)・・。独活の歯ごたえ食感のため煮すぎない・・こと。

えんどう豆は先に塩茹で・・タマゴは薄焼き・・ご飯は炊き立てでもチンでも・・この「のこりめし」風の料理が拙者の最も得意とする所でR。変化が際立つのだ。・・「のこりめし」・・漢字で書きたくないね。・・腕の見せ所はここからら。

ご飯が温かいとして・・大き目のボールに・・先ず具から混ぜる・・余り一生懸命混ぜない・・ご飯に色が回るくらいに少しづつ汁を掛け回す・・多すぎると「ネコマンマ」になるよ。出来上がりは「炊き込み」よりサッパリした位が良い。浅めの鉢か深めの皿に・・上から薄焼きタマゴどっさり・・一応ここまで用意しておく。

食べる時に「あたため」ぐらいのチンをする。・・やおら・・茹で豆をパラパラ・・きざみのりパラーーッ・・紅しょうがパラ・・。超廉価で豪華な「ほのあたたかい」ディナー・・満足度100%の出来上がるでR。

ちなみに・・食材、夫々の割合は・・「お好きなだけ」・・。
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Vol. 394-B 肥土山農村歌舞伎

2008-02-24 23:49:04 | Weblog
Aから読んでね。
「今年は○○の衣装が新調されました~」とアナウンスがあった。寄付その他で賄われるのだろうか。歴史を感じさせる衣装、小道具も良く揃っている。

出を待つ子供達。本格的なかつら&化粧である。脇暖簾から顔を出してみる。・・恥ずかしいけど誇らしい・・真剣な表情である。
写真の左手前の壁一面に「ご祝儀」のにぎにぎしい書き出しが張ってあった・・かなりの量だ・・地域の人たちがどれほど大切にしているかが窺われる。寄付集めに回って、嫌な顔をされる・・のとはチョッと違うように見えた。

子供のうちからこンな風に親しんでいれば、将来も続いていく事だろうね。それには「地域で暮らしを立てられる」環境が必要になる。これから先は地産地消を大いに心がけないと食うものもなくなる・・それには孤立しているような「島」はかえって良い立地ではないか?。・・子供を見ると、先のことがつい思い遣られる。

島に悩みが有るとしても拙者に解りそうなはずも無い。知り合った頃ある人が「阪神と遠すぎていかん、取り残される」と言っていたのを覚えている。・・淡路島は橋で繋がったが・・と言うことだった。唯一の交通手段は「フェリー」である。
姫路から1時間40分を要する。大阪港へ直行の高速艇は廃止になった・・理由は不採算だろう。・・マズ遠い。

拙者の中での「小豆島」はスコブル付きで遠いと言うイメージだった・・15年前までは。今では中国/山陽高速道路の加減で時間の短縮はされた。慣れと共にいくらかは近くなった。フェリーで眠れた時は「アッ」と言う間に着く・・アッタリマエジャ・・。でもこの距離と不便さで「旅に来た」と言う感じがしますよ・・と言った。今は遊歩道の整備とオリーブの植樹でダンダン美しくなって来ている。

歌舞伎の子供達から話が進んでいるが・・大いに関連のある事だと思う。そう言えば民謡は無いように見える。「安田踊り」と言うのは見事だが・・。
小豆島と言う所は不思議な所だ。名産は「醤油/そうめん/佃煮」である。マメもコメもコンブも取れないのに・・である。・・塩かな?・・それと技術かな。

絶対に橋は掛からないのだから、逆手にのんびり行きましょう・・。それでもこの時代「高速フェリー」ぐらい出来ないものかね?・・瀬戸内海は漁船が多いからね~。アンナ事故が起きてもいけないし。マ、当分これで行きましょう!町長さん。





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Vol. 394-A 肥土山農村歌舞伎

2008-02-24 23:46:24 | Weblog
「ひとやま農村歌舞伎」である。この記事は前に書いたかも知れないが・・許されよ・・。

四国と言う所は「人形浄瑠璃」を含め、こう言ったものがキチンと残され引き継がれている。淡路島から兵庫県一帯も多い。極く近くでは能勢に「座」がある様な事を聞いている。この肥土山とは「香川県小豆郡小豆島町」にある地名・・???土庄町か?・・調べないままに書いている・・マア、「小豆島の」・・でゴカンベンを。

隠岐名人の地「隠岐の島」も、一年を通して相当数のお祭りや伝統行事があるようだが、小豆島も年間行事の表を見るとすごい量である。遠隔の島には共通の思いがあるのだろう。どの行事も床しく律儀に行われているのだと思う・・それでなければウヤムヤ&エエカゲンになってしまう。そうそう、宇和島には闘牛も残る。

かやぶきの立派な「舞台」である。楽屋および控え室は左に見える建物で観客席は露天。桟敷と言うかダンダンに後ろへ高くなっていく。その段の広さは丁度ござを敷く幅を持っていて芝生が植えられている。敷地全体がオープン劇場なのだ。
沢山の写真をお見せしたいが紙面も限られ・・ゴカンベン。

二つの「組」があって、毎年交互に公演すると聞いた。大人の本番前に「子供歌舞伎」がある・・コレが継続のエネルギー源になっている様にも見える。その前座に「カラオケ大会」があったのを見た。出演する子供の親は、独特の形をしたオカモチ・・(お弁当を何段も重ねた重箱)・・で招待客を接待する。その数・・オドロクベキ数である・・それほど大きな物ではない・・が。

招待客は「役者」にご祝儀を弾む。・・舞台はと言えば、おひねりの雨である。芝居が幕になる前におひねりを拾おうとする子供がまた観客を喜ばせる。誠に以ってほほえましいのである。
毎年5月3日に行われる。小豆島にはもう一箇所ある・・そちらの方が大きいそうだが行った事がない・・今度はそちらへも行ってみようかな・・。
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Vol. 393 もうイヤッ!!・・チュウネン!!

2008-02-24 20:37:12 | Weblog
天気予報の通り昨夜から又雪が・・。上音羽のこの地、大阪の予報を聞かない。
「京都府南部」の予報の方が当たる確率が高いのである。本格的な関西の春は3月14日ごろに行われる奈良の「お水取り神事」が済まないと来ない。寒気が緩んでも突然寒い日があるので油断が出来ないのだ。

今年になってこの話題、何度出た事か・・それほど寒いのである。写真の寒暖計・・マイナス4度を指しているが、コレが今日正午時分の写真なのだ。その上湿度80%と言うのは寒さの体感を増す。・・最高に冷え込んだ夜はマイナス12度に及んだ事もあった。北京での経験は乾燥の所為でマイナス18度でも少しも寒くない・・ただ風は痛い・・水があれば瞬時に凍る。

もう永い間ここに住んでいるが、いつだったか小豆島へ行って帰ってみると、水道管が破裂して猛烈な勢いで水が噴き出していた・・たまたま外で良かった。およそ1週間の留守中の「いつ」破裂したのかはわからない。噴き出した水はかなりの所まで氷を作っていた。

ここ数年は雪も少なく、暖冬だな・・と高を括っていた。今年のような雪は久しぶりである。もっと以前・・4月から11月までしか山に住まなかった頃の話。
「さー!ぼたん鍋や!」と来て見ると「水道が凍結している」・・水道はポンプアップの井戸水である。どう言う訳かは忘れたが、その時のお客はお弟子達であった。近所で貰い水をして・・そのお客共々に・・何とか収まったようだったが、余り詳しくは覚えていない。

今一度の凍結お笑い話・・。
同じくそのころの事である。その頃は主に拙者が一人で山の家に来ていた。・・夏場はともかく、サイが喜んで来る筈もない寒さである。最高はゴム長イッパイ・・の深い雪が積もった事もある。そんな時、うっかりとお風呂の湯を抜き忘れて帰った。・・次の週来て見ると・・「何と言うコトデショウ!」・・湯船に氷が張っているでは有りませんか・・。厚さ15cm以上もあった。・・こうなると笑うしかないのである。ひとしきり笑って分厚い氷を割った。・・毎日住めばこういった笑い話も生まれてこない。

その雪だが、BSアンテナは雨にも雪にも弱い。・・豪雨でBS放送が見れない日は幾らもある。それと・・アノお盆のようなアンテナ・・雪が吹き積もると又同様である。
地デジに変わると解決されるのかな?・・。地デジ・・ネ・・テレビ難民が生まれる恐れあり・・だって。
有り得るよな・・拙者がこれから地デジ見ようとすればアンテナを上げ直して・・このままのテレビを使うなら「変換機」を取り付けて・・それが嫌ならテレビを買い換えて・・それがいっときに起こって・・年寄りにはチンプンカンプン・・技術の進歩は共に見てきたが「古いものが一切使えない」と言うような変化は今までにはなかった。・・ブルーレイ方式?・・HD/DVDと言うのが将来なくなったら今までの「コレ等」いったい「♪どうすリャいいのさ思案橋」・・である。


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Vol. 392 冬の彼岸花

2008-02-23 21:42:31 | Weblog
天気予報が良く当たる。その昔、あてにならんモノは「天気予報」だった。ゴム風船飛ばして状況を見る時代の事だ。昨今はピンポイントの予報も教えてくれる。
「上音羽」を指定してある。雨の確率と気温の上下・・さらには山羊座の「今日の運気○○%」までネットの初期画面に出る。

旅行の予定地などの気候も問題なく知る事が出来る。こうなると「確実な明日の株価」・・などが・・それは大問題やね。冗談はともかくご案内の通り夕方から雪が降り出した。「もぅええっチュウネン」。明日はもっと寒くなると言う。キット当たるに違いない。

写真は雪に埋もれる「彼岸花」である。知らない街の人にお見せする約束であった。秋のお彼岸に、刈り込められた土手に花だけがスックと群れて咲く。見事な潔さだ。勿論その事は問題ない。花が終わり、モノみな枯葉色になってやがて厳しい冬に差し掛かる頃、私(葉)の出番なのである。緑濃い草叢(くさむら)はいやが上にも目立つ。雪が積もってもそれが氷になっても変色する事はないのレス。

雪が溶け、土手の草が芽を吹く頃自らの役目を「果たした」とばかりに枯れていくのです。「嗚呼、何と言う健気さよ!!」・・「まるで私のよう!」・・といった人が居たが・・「???」・・で終わった。・・ただそれだけの話である。であるが・・珍しい植生であるには違いない・・他に類を見るものはないと思う。

「健気(けなげ)」と言うのは、見て気持ちの良いモノである。民謡にはそんな風情の歌詞が多く見られる。

「♪タバコひと葉が 千両しようとままよ 主の寝たばこ 切らしゃせぬ」・・何と絵に描いたような「ええにょぼ」である・・ええにょぼの地・・出雲崎おけさ・・の一節。
また、コレによってタバコがどんな物であったのかも知れる。紙巻タバコは近代のもので、それ以前は「煙管(キセル)」・・で刻みタバコ・・であったのレス。そこで「たばこひと葉」となるのレス。また、「津軽木挽き唄」には・・
「♪木挽き稼業は 板さえ挽けばよ きざみタバコに ナンダ米の飯よ~」・・健気とは繋がらないがタバコにつなげた。・・民謡はよき哉・・である。

「主のためなら 賃機(ちんばた)夜機、たまにゃ たまにゃ寝酒も買うておく トオ~カナ~ンダイ」・・吾野機織唄(あがのはたおりうた)・・埼玉県民謡。コレも健気に尽きる。機を織りながら、こう思われては男冥利に尽きると言うものだ。この唄には中々の歌詞が多い・・
「♪糸は千本切れてもつなぐ 切れた、切れた情けはつながれぬ」
「♪泣いて心が晴れますならば わしも、わしも泣きたいことがある」
マダマダ有るが・・いずれかの日に音をつけて・・。

一番早く出る山菜は「ふきのとう」か・・待ち遠しい。そう思っていたら、きょういつものように「うど」が届いた・・正に春一番だ。少しだが貴重品であるので贅沢は言えない。コレがまさしく料理人の垂涎の的「三島うど」である。世間にも色々あるが、拙者の知る二人の名シェフは口をそろえて「シシ食い・・と言うてな・・」皮もむかずに「かぶりつく」そうだ。勿論柔らかい部分で有るにせよ・・である。

この「うど小屋」が拙庵の下にあったが、おじいさんが「もう、でけん」と数年前から廃業にした。寒中のアノ重労働は「おいそれ」と後を継いで出来るものでもないのレス。ありがたく頂戴する事にイタシマス。
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Vol. 391 洗車する

2008-02-22 23:20:44 | Weblog
何度も言うが今年は雪の多い冬であった。
今年は・・と言うのは当たっている・・昨年末までは雪もなかったのでスタッドレスタイヤに交換したのは今年になってからであった。

雪道は雨の日より汚れる・・車の話である・・「ドテドテ」に汚れる。正にドテドテである。雨の日はシャワー状態で走るのだが雪解けの道は路上の汚れがシャーベット状になって厚みを持って車にへばりつく。

愛の遍歴ならぬ車の遍歴は十指ひとたびでは足りない。その間様々な色に恋する。
最も汚れの目立たないのがシルバーグレイメタリックである。白も幾らかマシだ。土汚れの目立つ最たる色はなんと言っても「黒」である。拙者の愛車も黒のメタリック・・なのレス。・・もう10数年乗っているからご存知の方は多い。

まだ、メタリックであるから10%位はましなのレス。「真っ黒」は矢張り運転手つきの車に相応しい。・・近年は若者の小さな車にも真っ黒のものが多い。・・流行(はやり)なのでしょう。白い車オンリーと言う時代もあった・・カラーによって景気の好不調が現れるとも言われる。

ファッションで言えば「もっとも派手」な色・・は・・黒と言われる。どんな色より見事に際立つのである・・勿論、着る人/着こなしにも依るが・・。それ以外はお似合いの無難な色・・と言う事になると思う・・の・・レス拙者。
車もまた似て非ならず・・ドレスアップ(ワックスアップ)した時の美しさは他に首位を譲らない。

まず水圧で泥を落とす。他人に任せると嫌なのはいきなりブラシを掛けるからだ。
暫く間を置いて洗車スポンジで掛け流す。水滴のあるうちにワックスを塗る。ワックスは塗るより磨く方が本当は良い・・だが力が要る・・トテモジャナイ。ツルツルと円を描きながら「塗る」

真っ白に乾いてくる。カラカラに乾いたタヲルで拭き取る。アイスバーンをノーマルタイヤで走るようにツルツルとタヲルが滑る。滑りが止るとタヲルの面を変える。洗車屋さんに「お任せ」の方には実感がない喜びだ。他人に任せるのが嫌な理由は幾つか有るが先ず「高価」でいけない。洗車/ワックス(手洗い/手がけ)だと8000円は下らない。・・拙者の日給(現状)以上だ。天候と寒さの所為で今年初の洗車である。

さて写真である。シャカシャマの写真ではない。映り込みだ・・ボンネットへの。ホラ、車のエンブレムも写っているでしょう?。曇天であったが明るい空に周りの木立が映り込んでいる。あいにく明日の天気予報は良くない様だ。拙者が洗車すると必ず雨が降る。そう思って洗車を延ばすと皮肉にも降らない。でも良いのレス・・ワックスアップした後は雨も弾けて気持ちが良いのレス。

「洗車する 庭に未練の 根雪かな」・・如水

洗車を思い立つ暖かい今日、まだ溶け切れない雪が残っている。句中「未練」は「残りし」でも良いが、拙者の雪への恨みが雪に未練と言わせる。
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Vol. 390 タラヨウ??葉書きの木・・葉書の木

2008-02-21 00:35:32 | Weblog
「奇妙な名は葉の性質に基づく。とがった先で葉に字を書けば、そこが黒く変わる。紙のない古い時代、インドで仏典を写したオウギヤシの葉、貝多羅(ばいたら)に因んで名づく。暖地性で静岡県以西に分布。静岡県大原町の宮本武蔵の姉の家には、武蔵も見たであろう大木が残る。雌雄異株で、果実は径8mmほど。」・・朝日新聞社「花おりおり/その二/142P」より、原文のまま。
******
ネット検索で「植物図鑑」「樹木図鑑」と探したが不明。ついに人を頼って発見。ながく不明であっただけに久しぶりに知る「喜び」である。事のついでに言うとネット上の資料はマダ充分と言う程には書き込まれていない。辞典にある資料がどれ程の時間と手間を掛けた物か、改めて敬意をはらう気分になった。
・・冒頭の数行・・本を見ながら書き写す・・コレは大変な作業だ。自分で書く分には、思いつくまま漢字使いなど好きなように出来る。転写は句読点にまで気を遣うと流れるようには行かない。

拙者の長文・・大変でしょう・・と言う読者も有るが、気ままに書き下しているのでさほど大変とは思わない・・売り物でない気安さからだろう。随分以前のコメントで「句読点」の指摘も有ったが、近頃では句読点を減らす方に傾いていると言うか傾けている。

「葉書=はがき」が何で「ハガキ」なのか永い間の疑問であった。疑問であったがトコトン調べようと言うほど拙者、熱心でもない。漠然とした疑問が沢山あるのでブログにも事欠かないのだ。世間に出てから・・と言うと大層だが何となく呑み込めないものの一つであった。

テレビで・・「何でもテレビやな?」と言われそうだが、「皇居の森にカメラが入った」・・と言うのを見ていた。絶対の庇護を受けているだけに珍しい植物が大昔のままに残っている貴重な森である・・と言う事だった。そこに出てきた「タラヨウ」と言う樹、本の説明どおり「葉書」は「葉書き」から来た事が解った。
何はともあれ、葉書の事が写真まで見て納得できたことに大いに満足する。

そこにある広葉樹は又、燃えにくい性質を知って防火林の役目も果たしていた・・と言う事であった。「フムフムなるほど」・・昔の人は森羅万象ことごとく有意義に使いこなしていたのだなと又、大きくうなずく拙者であった。

モチノキ科・・と書いてある。モチノキは松に次ぐ庭木の代表格だ・・四国で銘木が産出されるようである。木の実の色で「黒モチ」「赤モチ」と二色あるが、赤の方が珍重されるようである。そう言えば似たような葉である。・・今度どこかの庭木の葉をチョイト失敬してみよう・・。読者のお庭にモチノキがあれば是非お試しを・・タラヨウと同じ結果になるかどうかは保証の限りではアリマセン・・念のため。

こうしてネタは幾つかキープしてある・・それらしい写真と結びつかないのも結構ある。逆に写真も沢山撮りためてあるが話が転びそうに無いのもあって中々日の目を見ない・・今日のように「ピッタンコ」と来た時は、拙者なりにはとても嬉しいのレス。


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Vol. 389 今年のメジロ

2008-02-20 20:26:56 | Weblog
昔、子供の頃、腕白な友達は「メジロ捕り」に熱中した。先ずトリモチの木を探して皮を剥ぎ取る。次に石の上に皮を置き石の「鎚」でコンコンと搗く。やがて肉と薄皮の部分とが分かれる。今度はそれを口に入れて噛むのである。緑色のガムが出来上がる。

拙者は「オタク?」であったから、トリモチノ木もその味も知らない。遠巻きに見ているだけである。やがて細い木の枝に上手に巻きつける。チョット指が乾くとやたらくっつくので指に唾をつけながら実に上手く仕上げる。

それを持って山に入るのだが、ついて行った事はない。随分時間が経って帰ってくると鳥かごにチャンとメジロが入っていた。オトリを持って行く場合も手ぶらで行く場合もある。去年、このブログでメジロ捕りの話も出た・・ね。竹ひごで作るメジロかごは、老人の趣味だけでなく青年たちも競って作っていた。仕事が終わって「パソコンの時間」などがそんな趣味に使われていたのでしょう。

メジロ捕りは今も変わる事はないと思う・・一番ダメージの少ない捕鳥方法だからだ。・・先ずメジロが来そうな所にクダンのトリモチを仕掛ける。姿を隠して呼ぶのである・・口笛で。唇をとがらす口笛でなく唇を横一文字に引っ張って前歯の隙間から「ツゥイン」と言う音を出す。・・その事をすっかり忘れていた・・。

去年の写真は遠隔操作でシャッターを切った。この写真はガラス越しながら呼び寄せて撮ったモノである。「負うた子に道を教わる」の良い例だ。
リンゴである・・実に熱心についばんでいる・・入れ替わり立ち代り・・数時間も経つとフィルムのような皮が・・皮だけが残るのである。

マダ雪の残る日であった。積もった雪も取り払っておく。寒い所為でふっくらとふくらんでいる。みかんにはチョッと飽きたのかリンゴをとても勢い込んでついばむ。
その後熟柿も置いてみた・・このメニューも☆お気に入りのようだった。
「何で今頃熟柿(じゅくし)があるねん?」・・「おまんねん」・・「???」・・秘密の方法でまだありまんねん」・・「・・・」・・「話、ついでながらマダ破竹もチョコット置いてマンネン」・・「・・・」天の神さんもあきれたか?・・。

このメジロが普通に見かける「メジロ」である。ほかに「松メジロ」と言うのが居る。余り目に付かないが数羽で固まって飛び交う・・我が家にではない。もっと細くもっと小さい。このメジロの鳴いたのを聞かないが、松メジロは「ツゥイン ツゥイン」と良く啼く。山奥のドライヴの道すがらちょっと車を止めて聞いてみてください・・季節はなんとも・・。

このウグイスたちも本当の春が来たら寄り付いてくれない。我が家の冬の風物詩とでも言おうか・・愛すべきモノたちである。・・面白いものでヒヨドリも手で脅すだけ・・と学習して遠くまでは逃げない。ヒヨドリを追い払う様をメジロは近くの枝で見ている。「コンナご馳走ソコラに無いで・・」と言っているようで嬉しい。ドコまでも過保護な音羽の仙人である。
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Vol. 388 おもろい太鼓

2008-02-19 23:24:29 | Weblog
一昨昨日(へー?さきおとといってこう書くの?)の津軽タコ絵がこうなりました。

別に切り取って貼り付けたのではアリマセン。今時は何でもあるんやねー!!と自分で自分に問答して一人合点をしている。
ラベル用紙のカットなしA4と言うのがあって、デジカメ→PC→プリンターと言う事になる。
更にそのラベル用紙・・再ハクリ(剥離)と言うのがアルンデス。先に知っておいたら「アンナ」失敗せんでも良かったのに・・と後悔しきり。

その後悔とは・・畳一枚分の(サブロクと言います)白いアクリル?の板・・13000円もした・・一面に看板を自作しようとプリントアウトした大きな文字を「ペッタンペッタン」・・切り抜いてうまい事やろうと思ったのレス。・・ところが美味くはがれてくれない。・・いまだ思案投げ首・・ほったらかし・・。
コレを先に知っておれば「スイスイ」と上手く行って、今頃「民謡/三味線・・会員募集!!」と道端に立っていた筈である。・・「失敗シイシイ賢うなって行くんや・・」と天の神さん。「そんな悠長なこと言うてタラ歳、間に合わん・・」と拙者。

皮の部分上下二枚はこうやって遊ぼうと、もう随分前に買ってあった。「いつでも出来る」・・が、結局出来ないのだ。本当は長さ1mばかりのモノが作りたかったのだが・・材料?の都合でこうなった。1mのものも材料さえ有れば同じ事で何ら問題はない。

先日来の「つづみ」で言う「調べ緒」がキチンと行ってないが、何せ拙者の「イラチ」・・早い事、音を聞きたいのが先にたつ。「フムフム・・ソコソコの音や」・・「ソコソコってドコドコや?」・・また天の神さんイッチョカミ。
「ところでその胴・・一体何や?」・・「塩ビ管レス・・直径25センチの」・・「それなら何も短こう切らんでも、長いまま使えばイイジャン?」・・「神さんイイジャンって何でんねん」・・「そうやな」・・「コレはその塩ビ管の継ぎ手(ジョイント)デンネン」・「なるほど」

みすみす後の使い道もない塩ビ管の長いのを買うのには、流石の拙者にもチト抵抗があった。・・これでソコソコの音が出る事(共鳴する事)が解った。継ぎ手は本管よりゴツイから、本管ならもっといい音がする「はず」である。・・と確信した。

「古い伝統と格式を尊ぶオマハンが、敢えて変なもん作らんでも・・」・・「そこデンネン、《祝い太鼓》・・両面から叩かして見たかったのレス」・・「なんじゃその《祝い太鼓》っちゅうの?」・・「拙作やけど三味線との組曲で」・・「理解理解」

念の為にと言うか、門外の方にはチャンと説明をして置かねば・・正統な〆太鼓は深さにおいて丁度この半分で、やや平たいものです。胴はエンタシス(柱につけた微妙なふくらみ)になっている。俗に円筒でも中ほどがふくらむと「たいこ」と言う。いわゆるアノ大きな「宮太鼓」のイメージから来たのでしょうか。もっとふくらむと「太鼓腹」・・ギョッ!・・拙者の事や・・。

また胴は大抵塗りになっている・・蒔絵を施したものもある。
長さを変えたり、胴に穴を明けてみたり面白そうな事は考えられるが、近頃は「遊び相手」に不自由をして、それもままならないのレス。
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Vol. 387 ♪拙者にチョットだけ 春が来た

2008-02-18 21:20:43 | Weblog
久しぶりに見事な「拙者色」のシャツである。このような物は「買って来てくれ」と言っても先ず無理である・・誰もが尻込みする色だ。
行きつけの店に行くなり即決!5分と掛からない・・サイズはいつもの48・・胴回りを確認・・チョットフンパツ!!。GOOD!。

ここの所雪の話、歯の話、舌の話やらで自分的にも暗い。前にも書いたように、明るいシャツで「パッ」と気分転換したかった。それには丁度良いモノがあった。
さて何処へ着て行こうか・・病院じゃないよ・・。

病院と言えばである。鼻を手術する事に決め、阪大の予約を取ってきた。マダ先のことであるが(予約がイッパイだって・・)・・「又暗い話?」・・チャイます・・明るい希望の話レス。拙者この鼻でずっと苦しんで来た。よくある「鼻中核のゆがみ」とかで、命に別状ないが息苦しい・・その骨を削ろうと言う事だ。

その頃ブログがチョットお休みになるかも・・拙者の事だから逐一闘病日記を書き込んだりして・・。先日のお坊さんの「体験談」を聞いてその気になった。今も言うように命にかかわらないモノだけに決断には中々踏ん切りがつかなかった・・。
年間の予定表(ガラガラやけど外せないものもある)をプリントして行った・・この辺は非常に用意周到やね。2週間公式行事に差し障らない所でドクターと調印?(たいそうな?)・・。

その昔知り合いの人が手術をした・・「死ぬほど大変やった!」・・それが頭にあったが、今時は「局所麻酔」で話をしながら出来るんだって。ホントかな?と思うが事実らしい。怖さ半分安堵半分である。手術は長くて2時間位のものらしい。奇しくもお坊さんの時と同じドクターである。

「一体いつやねん?決まってたらオセーテや・・」と天の神さん。「ヘイ、4月25日が入院で28日が手術。5月の8~9日には退院の予定レス」
「それまでに出来るだけダイエットして置いて下さい」・・とドクター「ハイ!」と拙者・・口の中で・・「それが中々出来まへんねん」・・。

2週間の病院食は良いかも知れないね・・でもフラッシュバックが怖いね・・お見舞いは「うな重」がええわ・・と言いそうや・・アブナイアブナイ。2週間の禁酒か・・コレがイッチャン怖そうやな・・これカナンナ~。「何か、入院タノシミにしてない?」・・と天の神さん・・「ん~~??でも術後がしんどいらしいからね」。

彼の御坊「スッキリしましたで・・」
その快感を楽しみに多少の辛抱はせざるばなるまい・・と改めて思うのでアリマス。それにしてもヨクヨク空気に縁の薄い拙者である。

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Vol. 386 きさらぎ 如月 着更着

2008-02-17 20:35:15 | Weblog
何処の国の言葉もそうであるか知らないが、日本語ってチョイ不思議やな?。
先に話し言葉ありき・・に漢字を当てる?・・と言うにはあまりに漢字のチカラに負うところが大きい。・・「漢字から日本語は出来タンやがな・・」と言われても「ニーハオミャミュミョシェーシェー・・」から生まれたと思うのもしんどい。
「何ゴチャゴチャ言うとんねん・・答えはとおに出てるがな・・知らんのはお前だけじゃ!」・・天の神さん怒らしてもーた。

けど、古い言葉の如月も「いろんな字を当てます」などと言われると余計に混乱する。・・言葉遊びの中でなら問題はないが・・聞くとすぐその気になる単細胞の拙者にはハッキリしてもらわんと困るのレス。

「着更着と 言うにふさわし 今朝の雪」・・如水

それにしても今年は雪が良く降る。地球全体が猛暑と極寒に晒されて何もかもがおかしくなってきた。ただ、この近畿地方は誠にしのぎやすい地域ではある。・・拙庵の雪も知れていると言えば知れている。「寒けりゃ寒いように楽しもう」・・なんて歳でもなくなったのがチト辛い。
この季節は新酒の季節でもある。たまたま清酒に余り強くないので待ちかねると言う程でもない。そこで焼酎である。ずっとオンザロックで有ったが近頃はストレートだ。・・グイグイと言うわけではない・・チビチビとである。それには訳があって・・割るには惜しい、美味しい芋を頂いて以来である。買うにもなるべく「深み」を吟味するようになった。

何でも「入りがけ」は安易なものから入るのが常道だろう。慣れない焼酎を初めて飲むと「何処が美味いねん!」と言いたくなる。呑み易そうなのを選んで買っていたが、アノ「呑み易い」と言うのも慣れてしまうと「水臭い」「味がない」等と不満になるモノである。アレを3倍くらいの水で割って来るから、パーティーの水割りは「風邪を引きそうだ」となる。勢いロックとなるがそれでやっとマーマーだ。・・すごいノンベー?・・確かに・・それでも一週間の消費量は大した量ではない。昔「肉体労働者の安酒」と思って避けていたのがコレほど美味しいモノとは・・。

そこで拙庵も「ホーム焼酎」を開発・・銘柄は「mary-cyu」。酒税法にも引っかからんと思う。何でも遊んでしまう○○歳なのレス。さりげなく食卓に置いて見たら家人が笑っておった。ことマリーの事となると悪い気はしないらしい。
この雪の中で「メジロさん」何食べてるんやろう?。ズットみかんであったが試しにりんごを置いてみた。「スルトドウデショウ!!」透き通るほどの皮を残して見事に食べてある・・義理か厄介で皮だけは残してある・・何日やっても・・だ。

「へー?りんご好きやったんか~」・・「コンナンここらにない果物やな・・オイヒー!」・・と言ったに違いない。日曜日の午後、サイはヒヨドリを追い払うのに掛かり切りであった。「メジロは呼ぶと来るネンナ?」・・今日の収穫であったようだ。
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