民謡/梅若朝雲(駅前仙人)の徒然日記2007.1.28~

民謡&三味線の師範・釣り・料理など多趣味。

Vol.1007 柿喰えば

2009-10-31 20:26:20 | Weblog
「柿喰えば 鐘が鳴るなり 法隆寺」・・正岡子規

法隆寺の鐘はいつも鳴っているのかどうか知らないが、秋にだけ鳴るという訳でもないであろう。・・肩書きのある人が詠むと名句になる。
・・芭蕉さんとは趣が違うように思うが・・色々あって勿論問題はない。

形を「ぶっ壊す」と言って自らの域を作った俳人もいる。

名句に理屈を付ける訳ではないが・・ちょっと遊びで検索してみたら・・面白い事を云う人はいっぱいいた。



*****
「かきくえばかねが」のところでカ行の音が4つ使われています。「なるなり」ではナ行音とラ行音の繰り返しで韻律を出しています。

正岡子規が意図的に詠んだのかどうか分かりませんが、日本の詩歌ではなかなか難しいことです。

この句は子規が明治28年10月に奈良に泊まり、人力車で法隆寺を訪れたときの作です。
「茶店に休んで、このあたりに多い御所柿を食っていると鐘が鳴った。それがいかにも法隆寺だなという感じがしたというのである」
*****



・・要はどう「洗練されるか」でしょうね?。・・

話は飛ぶが・・アカトンボを見なかったねぇ~・・まだまだかな?・・稲刈りの時分だと思ったけどなぁ~。・・黄色くなったトンボが沢山舞い・・里に下りてまた真っ赤になって上がって来る。

人なつっこい様な気がするのは拙者だけではないと思う・・妙に身近な所に止まってじっとしていたり・・実に可愛いトンボである。そのアカトンボ・・ホントに見かけない。やはり農薬の所為かね・・トノサマガエルが皆目だってね・・。

それに反して多いのが「カメムシ」・・アノ「へこきむし」である。・・拙庵だけではないらしいと聞いた。
「水がきれいな所にしか棲まない」なんて言うものだから気を良くしていたら・・今年・・多いのなんのって・・先日など・・2階の寝室で6~7匹も捕えて来た。

御承知の通り刺激しなければ臭いも何にも出さないのだが・・「一触即発!」・・臭いのなんのって・・こんなに多い年はかつて無かった。数日を合計したらおびただしい数・・である。

遠い昔のその昔・・滋賀県は朽木村かなんか・・奥の奥で「一軒宿」と言うのに惹かれて行った時・・ずっと前にも書いたが・・居るのなんのって・・ビックリした。アレが「へこきむし」の初対面で有ったように思う。

アノにおいを「好き」と言う人も居ないだろうが・・拙者、案外気にならない。
アノ手の匂いは「腐臭」ではないので嫌じゃないのかもしれない・・「草いきれ」だって臭いと言えば言える。

それに「腐臭」ではないので案外早く消えるのも良い・・長さにも個人差はアリマスガ

先日・・シャワーを浴びて・・パッチ(ステテコ様の)をはいたら・・何やらモゾモゾ・・「ギエ~~ッ!」・・流石に臭かったねぇ~

マー・・拙者だから良かったようなものの・・

「どうしたかって??別に??・・そのまま履いて一日過ごしましたよ

アレで結構益虫な所もあるらしい・・臭いけど憎めない奴です・・と言いつつ・・



コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Vol.1006 ゆず

2009-10-30 21:38:33 | Weblog
「桃栗三年 柿八年 ゆずの大馬鹿十八年

まだ実が青い・・柚子は冬の風物だ。
或るお宅の庭にたわわに実った柚子を見つけパチリ。

この季節か、もう少し先になると必ず出る話題でもある・・きっと毎年書いて来たに違いない。

何時からか柚子=馬鹿・・と言う風評で柚子さんには気の毒な気もする。
実に使い道の多い果実・・の筈である。

今春だったか・・に作った柚子のマーマレードも最後の一瓶となった。
味的には何の遜色もないが、無添加の弱みと言うか・・上の方が少し変色していた。・・拙者的には何ら問題はなくゴキゲンである。

逆に思えば添加物の威力が知れるというものでもある。

「また作るの?」・・と言われれば・・「・・・・」だ。
案外根気のいる大変な仕事である。・・「やってみたい」が先に立ち、「やってみると気の済む」仙人で・・も・・ある。

・・こうやって年々歳々気力と体力の衰えを甘受せざるを得ん・・様になって来るのやなぁ~



ひと冬に10個か20個もあれば事足りる・・料理に使う量はほんの僅かだから・・ね。
柚子風呂と言う手があるねぇ~・・これは別途に入手しなければなるまい・・こう言って「謎かけ」をしておくと届くかな?・・届くと良いね・・



「♪もし~も柚子さん届いたら わたしはママレ~ド造りましょ ぼくはお風呂にチャポンだよ 
届くと良いわね?届くとも いつご~ろ届くのいつごろよ そいつ~が判れば苦労はない」。

この唄にメロディーをつけられる人は、若い人からは「化石」と呼ばれる

こんな化石の様な歌・・知らない人は?・・何人いるかなぁ~?
読者のほとんどがしってたりしてぇ~

秋の夜長の暇つぶし・・でした。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Vol.1005-B シュウマイ

2009-10-29 23:30:37 | 男の手料理
下の記事のつづき
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Vol.1005 しゅうまい

2009-10-28 23:09:15 | 男の手料理
*****
焼売. 焼売(しゅうまい、広東語: シウマーイ)とは中華料理における点心の一つ... 彩りの意味合いが強い。
中央軒では焼売ではなく「焼麦」(読みも正確にはシウマイではなくしゃおまい)と称しており、これは上述の北京語での当て字表記と同じである。
*****



八丈島のブログを愛読している。
とても綺麗な写真と文章が爽やかな好ましいブログだ。
良いブログに偶然辿り着くという事はまれであるが、全く無縁の方・・熊本と姫路、横浜と八丈島のブログが今☆お気に入り・・に入っている。

その八丈島のブログの記事に触発いされてシュウマイを造ってみた。

世の中の主婦は「こんなに美味い物をタベトルンカー」が第一番の印象である。・・とにかく「メッチャ」美味かった。

そのうまさは・・
食感・・モチモチとまるで優しい口触り。
香り・・ミンチの変なにおいもなく、軟骨などが入っていないし・・
食味・・粉っぽさがまったくない無くジューシー・・。

今まで数十年間に食べたシュウマイの中で一番おいしかった・・

ミンチ肉は・・ミンチにでも・・と言う肉が使われる場合が多い。
良いミンチは変なにおいもしないし第一番に色がきれいだ。
例の肉屋では拙者のために目の前で綺麗な肉をミンチにしてくれるのが嬉しい。

今日はブタ・・である。・・レシピは見たが・・ここでは全くの「仙人流」・・。

豚ミンチ・・・・・・200g
玉ねぎ半分・・・・みじん切り
しいたけ2枚・・・みじん切り
しょうがの絞り汁・・・・少々
ギンナン・・・・必要な数だけ
片栗粉・・・・・・・・・適宜
ニンニク漬けのオリーブオイル
塩胡椒・・・


たったこれだけだから作業は10分そこそこでOK。・・蒸しに沸騰後10分程度・・30分あれば・・「ちょっと待って居な!」の間に出来る「ゴチソウ」である。・・「何で今までせぇへんかったんやろ?」と思うくらいである。

上の量で12個出来た・・シュウマイ皮は余りにチッコかったので大判の餃子の皮にした。

みじん切りの玉ねぎとシイタケとミンチを合わせ硬めのゴムヘラでコネコネ
塩胡椒は薄めに・・ニンニク風味のオリーブオイルをタラ~リ・・しょうがの搾り汁を少々。
ふつうはごま油・・と言う所だが・・このオリーブオイルが「メッチャ」の元。
片栗粉をひと握り・・パラ~リ・・コネコネ・・ハイ準備完了!

クッキングペーパーに小さな穴あけ蒸し器に敷く・・今度はそのペーパーにオリーブオイルを薄く塗るぞ(出来上ってから取り出し易いように)・・。

左手の親指と人差し指で作った輪の上にギョウザ皮をおいて準備の「あん」をくるむ・・蒸し器に入れる前にシューマイの底を「ペッタン」と軽く打ちつけると座りが良くなる。最後にギンナンをトッピング。

沸騰した蒸し器にセイロを乗せる・・待つこと10分・・「イッタラキマ~~ス

「ンメ~~!」・・となる・・の・・です。
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Vol.1004-B たで喰う虫

2009-10-28 21:48:56 | Weblog
たで喰う虫も好き好き・・
世の中・・いろいろである。

そしてそのタイトルには何のかかわりもない今日である。
車で走っていたら奇麗に散髪された田んぼの土手の可愛い花群れに出くわした・・「パチリ」。

「あき色やなぁ~」



コレとは違うだろうが川原にある「たで」・・流れの中の岩に手頃な石で叩き潰す・・大きな川では無理だが・・その汁を流れに流す・・小魚がピクピクしながら浮いてくる。

毒物ではないので小魚は暫くするとまた元気に泳ぎ出す。
その間に小さな手網(たも)で掬う・・今は昔の物語である。

拙者子供のころは「かっぱ」であった・・家の下が手頃な小川・・夏休みともなれば朝から晩まで「川太郎」・・懐かしいね。

その事と関係有るのだろうか「釣り」が好き・・海釣りが多いが川釣りも悪くない。・・意外と下手でもないのだ・・ほんとは「上手い」のだ・・と言いたい所・・でも上には上が・・あるもんで

川で面白いのは「毛バリ釣り」・・小さな蚊程の毛ばりで釣る・・実に面白いが・・持って帰って食べようという気になる川は近くにはない。

京都の奥に「美山」と言う所が有って、そこの遊漁券が通年2000円(雑魚)とNETで出たので・・やってみるかな?・・と言う気になっている。
雑魚は「はえ=はや」「おいかわ」などである。

10数年も前・・先日ギンナンを送ってきた友人と・・ピチピチの雑魚をてんぷらで頬張った事がある。・・・上流には人家も無い湧水の様な清流であった。

岩魚やヤマメを釣ろうというマニアでもない

コメント (6)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Vol.1004 ノンブル表

2009-10-28 21:19:21 | Weblog
ノンブルとはドイツ語らしい・・印刷屋の業界用語・・ナンバー・・と同じスペルである。

「それがどうした」・・と言うと、拙者・・徒然日記公開以来全てのタイトルを表にしている。

写真は途中であるが・・このままVol.1000に至る。
なぜ1000をUPしないかと言うとページの途中にあり後がまだ空白なのでチョット決まりが悪い・・ただそれだけのことでR。

またまた「それがどうした」となるがタイトルを見ているといろんな事が思いに浮かんでくる。思い出せるものも思い出せない物も・・悲喜とは大げさだが交々(こもごも)である。

またまたまた「それがどうしたとなるが、何の役にも立たないのだ・・が・・仙人らしいなぁ・・と自分で思う所ではある。・・何につけてもキッチリしているかと言うとそれが又全然違うのだからこれまたオモシロイ。

ともあれ、この歳になってあれこれ書き止めるのは何かへの執着なのだろう。

「何か」とは「何か」・・自分ではわかっているような気もする。
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Vol.1003-B  お肉のキンピラ

2009-10-27 16:04:29 | 男の手料理
このところ記事が立て込んでいたのと「喰いしんぼう」ばっかり続くのも「いかがなものかと」・・思ったのでリアルタイムではない。

政治家の言う「イカガナモノカ」は回りくどくてインギン無礼で好ましくないが、ジョークになら良さそうだ。

さて拙者得意の「きんぴら」
定義があるのか無いのか知らないが、煮〆とも違う所はいささか理解できる。
何でも「チャンチャン」とやって「ジャァ~ッ」とやったらきんぴらの様な気もする。

と言う事は・・写真はレンコンのきんぴら・・「ブ~ッ!」・・「何でやねん!」
実は蓮根は世間と家人を欺く隠れ蓑なのだ・・

拙者にとってお肉は忌避食材の上位にある。
ホンネは・・「お肉のきんぴら」なのだ。

焼き肉用の、それでもいささかは気が引けて「赤身」・・アノ肉屋の推薦部位。
小指の太さ程に切って・・例の如く「チャンチャン・・ジュワーァッ」
レンコンを共に炒める。

青山椒・ごま油・ラー油味と思われたい・・+酢であるからしつこさは思われるほどではない。

キンピラの食材は無限なようにも思える。
要はなんでも・・ええ加減に・・美味しく・・これが男の手料理「ナノダ」・・。絶対条件は「オイヒー」ことだけ
コメント (6)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Vol.1003 ぬいぐるみ

2009-10-27 15:59:11 | ひまつぶし
「またまた何を考えトンじゃぁ~?・・」

面白い事を思いついたので早速・・有って良かったが無かったらまた悶々の日が続くところだった。・・サイズぴったりなのだが・・この手のもの・・「おっちん」するように作られているモノが多い。

コレでDVDを作ろうと言う魂胆なのだ。
動画漫画でぬいぐるみを使った物は多いが・・拙者のは「そんなもんじゃない!

準備に一晩・・そのあとテストしてみたが・・家人は抱腹絶倒の大笑い!

大笑いにも色々あるがまさに大笑い・・・・涙が出るほどの大笑いである。

何せ・・世界初公開?な・・筈だ。
今日はカメラテスト・・三脚にセットしての撮影は満足にはいかない・・例の「おもろいおっちゃん」のカメラマンも連絡つかず・・仕方なく一人で「カメリハ」

動画をUP出来るほどの腕前ではないので・・その内にDVDが廻る事に・・・・なれば良いね。

ここは一つ・・「お楽しみ」・・と言う事で


 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Vol.1002 絶珍オムライス

2009-10-26 17:05:50 | 男の手料理
Vol.1.000へのコメントは、レギュラーな4人であった・・ありがとうございました。
さて又仙人の「民謡/花/食いしん坊」・・の日常が続く・・続けば目出度いのである



今日のランチは「イタ中」とでも言おうか・・イタリアンなテイストと中華のテクニックがない交ぜで中々面白い・・と言うより結果は絶珍のものとなった。

コレはヤキメシでは無いのだ・・天下無二物のオムライスなのだ・・
見た目は「ベタッ」としてるかも知れないが・・実は「軽~いフワフワ」・・・。
ア、そうそう・・右の半分はトマトが入って・・いかにも柔らかい。同じフライパンの中から極端な二つの味が楽しめる。

その名も「仙人オムナンチャララ」

テクを説明すると納得できるかも知れません・・材料を別にして味付けは塩と胡椒だけ。

冷ごはん・・2人前に卵二個を割り込む・・「卵かけご飯状態」にする・・ダマを残さない・・ニンニク味のオリーブオイルを回し入れる・・大さじは持っていないのでカレースプーン2杯ぐらい・・泡立つほどマゼマゼ(ここが肝心)。塩胡椒を下味程度に振り込む。

玉ねぎのみじん切りとハムのみじん切り・・ニンニクを浸たしたオリーブオイル(たっぷり)で炒りつけ・・下味をつける。

そこへ用意のご飯を廻し入れ・・卵が固まる前にマゼマ~ゼ・・これで一粒一粒が卵とオイルをまといフワパラになる。味を見ながら塩胡椒を足す。

フライパンの半分を二つの皿に・・残りの半分に湯むきしたトマト1個を刻んで・・焼き混ぜ・・ハイ出来上がり。

フワパラとトマト味を交互にどうぞ・・交互が・・良いです

ニンニクオイルはジャムかなんかの瓶にニンニクとオリーブオイルを入れておくだけ・・重宝しますよ・・

「常識よ!」・・
「ハイ、スビバセン」・・。

コメント (15)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Vol.1001 肥後五十四万石

2009-10-25 13:28:27 | 民謡夜話
肥後熊本・・拙者の田舎からギンナンが届いた。
送り主は五つばかり年下の幼馴染みである。

取り敢えずデッカイ!・・小さな市販のものが無かったので比較できないが・・。
ギンナン割り・・と言うペンチに挟んだ時の口角がまるで違う・・小さいのは挟んでもパチン!と言わない物もあるから・・尚更巨大に感じる。

肥後と言うお国柄は「デッカイ」のが好きなようだ・・
「肥後椿」「肥後すみれ」・・その他「肥後」名の付くものは多いが「肥後椿」の花芯の大きさは顕著な例である。

名刀にも「肥後胴田貫=ひごどうたぬき」・・と言う巨大な刀がある・・卑近な例では・・劇画『子連れ狼』の主人公拝一刀の愛刀が「胴太貫」。

民謡にもありますよ・・「キンキラキン」・・

「♪肥後の刀の提げ緒の長さ 長さバイ ソラキンキラキン まさか違えば玉だすき ソラキンキラキン キンキラキンのガネマサドン」

このキンキラキンに就いては別記するほどの話題があるが今日は「肥後の巨大」にとどまる。・・因みに「ガネ」とは蟹の事である。



本題のギンナン・・熊本の特産品と言っても良いが、表題の「五十四万石」・・なんのこっちゃ?・・
ご存知のように肥後細川藩の禄高である。・・その名城「熊本城」の愛称が「銀杏城」・・民謡「ポンポコニャ」にある。

「♪花の熊本銀杏城から眺むれば 下は清正公菩提所 少し下ればな横手の五郎さん」

民謡は「お国じまん」だと改めて思う・・銀杏も結果「お国じまん」になったが戴くのが楽しみである。冷蔵庫に残してしぼんでしまう事の多いのもギンナンである。当面の分を残して冷凍にしてみた・・勿論鬼皮をむいて・・である。

先日ご披露の「ヒスイギンナン」に始まり、もっとも美味しいのは「焼きギンナン」・・素材は焼くと味の増すものは多いが・・面倒と言う人が多い。美味いモノは手を掛けねば生まれない・・。

その他は茶椀蒸しなり何なり・・
拙者、近頃は素材+塩・・と言うのが多い・・料理は進むほどシンプルになるなぁ~と言うのがその思いである。

少しだけお裾わけして話しを・・・話しをおわ・・
「待て待て!まて~~~っ!!」・・「何ですか天の神さん?」・・「何でギンナンが九つなのじゃ?」・・「それはね・・」

細川越中乃守・・五十四万石・・その「紋所」が・・

「九耀の星」・・・なのです

ギンナンを九つ並べて肥後城主の家紋を表す・・「粋な仙人」と、自画自賛するのじゃが・・いかがなもんかな?

いやいや・・「いかがな紋かな?



「肥後の熊本細川様は 大名中の大名 なんとかなんとか清正公(せいしょこ)さまの・・」・・・と言う唄を幼いころに聞いたが・・各種民謡本には無い・・熊本の読者諸君・・知らんかねぇ~?・・知ってたら教えてハイヨ。

「ハイヨ」=拝領=下さい・・・教えて下さい・・となります。
一部熊本弁講座でした。

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Vol.1.000 日常/非日常

2009-10-24 02:08:52 | Weblog
Vol.1.000!

「仙人よ・・ようやったな」
「ハイ、天の神さん、ようやりました」
「自分で言うかぁ~?」
「待ってられまへんやん」




1.000日でまず思い浮かぶのは
*****≪千日回峰行≫
千日回峰行者は、未開の蓮の葉を象った桧笠をいただき、白装束に草鞋ばき、死出紐と宝剣を腰に、もし行半ばで挫折すれば自ら生命を絶つ掟のもとに・・・

1年目から3年目は
比叡山中255箇所を巡拝する行程約40キロを休まず各百日間、4年目と5年目はそれぞれ・・・・・
*****

修行と言えば並大抵でない「荒行」の一つ。
拙者と言えば一杯機嫌で好きな時間に・・それでも「Vol.」をつけて励んだのは結果として良かったと思う・・日常である。

日常に対し「非日常」と言う言葉で数日前に言葉遊びをした。
「非日常」とはまさに「日常でない日」・・あらゆる意味での特別な日と言う意味であると思う。

しかしまた、もう少し思いを巡らしてみると
「非日常」は「日、常ならず」・・とも言える・・明日と言う「日」は拙者にとって必ずしも当たり前にと言うか絶対にと言うか・・確実にやって来るという保証はない・・と・・も・・読めるのはうがち過ぎだろうか?・・。

蓮如上人(検索で~す知識ではアリマセン
*****白骨のご文書・・・
『朝(あした)には紅顔ありて、夕(ゆうべ)には白骨となれる身なり』
*****

Vol.1.000にあたっては・・命に就いていろいろ考えさせられる良い機会でもある。

もうすでに余生であるから、これからどう「遊ぼうか」「楽しもうか」・・を、計画的に進めねばならん・・と思うキョウコノゴロ・・「遊ぶとか楽しむしかないかお主!」・・とまた天の神さん。それにしては軍資金は心もとない

遠慮気兼ねのしがらみはなるべく避けて通りたいもんだ・・出来ればね・・

行きたいなぁ~と思って一年・・結局行けなんだなぁ・・」・・来年もきっと・・・・。

そんな事は年の瀬に考える事にすっか・・



拙ブログはもう少し続くと思いますので「深夜の読書」今後も宜しくお願いしま~~す

写真は「sheafar USA」今は使う事もない・・大切だった万年筆(現役)である。
コメント (10)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Vol.999 ムラサキシキブ

2009-10-23 20:44:27 | 音羽の百花撰
ネットの図鑑でチョイ調べてので・・ほぼ間違いないと・・思います

昨日・・家人が「裏にムラサキシキブがあるよ」・・と言うので「まさか?」・・とおもった。

植えた覚えもないし・・まさか自生??・・
聞いたのは夕方だったし・・うっかり裏山に入るとズボンにいろんな草の実が付いてくる・・。

今日は散髪に降りたので・・午後三時ごろに藪に入った。
夏にしっかりと下草刈りをしておいたので、草丈はまるでなかった。
「フムフムまさしく!」・・。

思い掛けないメッケものでとても良い気分・・もう少ししたら色づくのか・・。
この付近は「蔓リンドウ」がたくさん生えている所でもある。
下草刈りで・・切り取ってしまったか・・などと思いながら探したが・・すぐには見つからなかった。

植栽しなかったとは言え、もともと野生にあるものだろうから不思議はないが・・三十余年住んで・・初めて見た事には違いが無い。

何とも優雅な・・と言うか・・高貴な名の花ではないか・・
秋深く、もうしばらくの楽しみがまた一つ増えた・・樹高一m余り・・ほんの若木であった。
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Vol.998 朋あり遠方より来る

2009-10-22 21:49:13 | 男の手料理
朋あり遠方より来る 亦楽しからずや・・秋の味覚でもてなす・・

左から衣かつぎ・焼き栗・焼きはも・ヒスイぎんなん・・にスダチをあしらう。
柿の葉がまだ紅葉していないので桜の葉っぱで・・・

昨日うらみの岡山物産の店で小芋・菊菜・ホウレンソウ等の青菜を求める

焼き栗は「拙者秘伝」と言っても良い・・旬に鬼皮をむいて冷凍・・必要な時必要な数を取り出して焼く・・渋皮が「ハラリ」と剥けるまで根気良く丁寧に焼く。


今日の「酒」は・・シードル=SIDER=サイダー・・
「又何で?のんべぇの仙人がサイダーなんて?」・・
SIDER・・は本来リンゴ酒・・の事なのです。

それにしても・・・

凝り性の仙人・・今日はシャンペンならぬ、いわゆる発泡ワインを買い求め・・
ラフランスを微塵角に切ってワイングラスにタップリ・・ワインを注ぐ・・
ラフランスを唇でよけてワインを飲む・・何たる絶味・・ボトルの三分の二ほどを・・最後にラフランスをフルーツとして頂くのである。

突き出しの鱧は敢えて塩味の「焼き」にした・・湯引きと違う濃厚な味はGOODであった。このあと天ぷらにチリ鍋に・・鱧づくしは好評であった。

茹でえび・・天ぷらと続き・・鱧ちり・・となる。

鱧ちりの極意は「塩味」に尽きる。
お出汁の鍋に玉ねぎとシイタケを入れ余熱する・・甘味は玉ねぎだけで十分・・
あとは豆腐・菊菜などと鱧を楽しむ・・ここで肝心ナノは鱧に葛粉(片栗粉)を薄くハタくこと・・これが味の決め手になる。

それが終わると・・「鱧そうめん」となる。
普通の「鱧そうめん」は冷たい出汁にそうめんを放ち、焼き鱧を入れる。
今日のはチリ鍋の残った出汁にそうめんを入れるものだ。美味絶味。

「もうお腹に入らん」と言う頃に改めて「トウモロコシとギンナン」の寄せ揚げを一枚・・まさに秋満喫・・であった。

ややして・・仙人特許の「芋粥」・・先日入手し今日はじめて頂く新米にさつまいもを・・甘さよし・・塩味よし・・

新米が手に入ると、いの一番には「お粥」を炊くのが仙人長年の習わしである。
全てが終わって・・デザートは「焼き栗アイスクリーム」・・勿論仙人作(工夫)である。

斯くして5時から9時に至る晩餐はつつがなく終った。
「何でそんなに時間が?」・・歓談合い交わしながら料理が出来て行くのでR

腹の皮が突っ張ると目の皮がたるむ・・の例えを実感している今現在・・である。
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Vol.997 げに世の中は・・似非ばかり

2009-10-21 18:38:17 | Weblog
似非(えせ)・・こんな難しい字は知りませんが・・・


*****
・・名詞に付く。(1)似てはいるが本物ではない見せ掛けだけの、の意を表す。

「―医者」 「―文化人」 「―追従」
*****



ある日ある時ある所で店の鍵が壊されて開けられないという事件……

ドアの鍵の周りをバールか何かでこじ開けようとした痕、鍵を開けようにもキーが回らない。・・仕方なく交番に届けて鍵屋を呼んで鍵の部品だけを交換した。

実害はなかったが鍵屋に払った手数料が目をむく!ほど高かったそうな。

本職かなんか知らんけど動かなかった鍵が1~2秒ですんなり開いた。
そこの鍵はかなり良いものが付いていたので外観はそのまま、なかの棒のようなものそれを「サービスしときます」・・やって。

期待していて裏切られるような言葉
午前8時以前だと早朝割り増し5000円が附きます・・お客さんが電話をくれたのは7時53分ですので「割り増し」です・・

鍵の開け賃29,400円部品料金8400円1万円ほど割引しておきます。

31.500円頂きます。
「泥棒に入られたほうが安く付いていたでしょう」・・とは、被害者の言。

コレは「似非」ではなく・・「乱暴な商い」・・「水○の救急」やら色々あるので、皆さんも御注意あそばせ。



今夜の言葉・・似非・・は外食である
期待しますよぉ~サンプル見たら・・でも多くは語りません。
知ってる店で安心なものを食べたいですねぇ~・・安くも高くも・・

明日は
「 朋(とも)有り 遠方より来る」・・本物のご馳走を造りましょかね
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Vol.996 さんりんぼう

2009-10-20 15:19:47 | Weblog
*****
『三隣亡』・・暦注の一。その日に建築すれば、近隣三軒まで災いが及ぶとされる日。一・四・七・一〇月は亥(い)の日、二・五・八・一一月は寅(とら)の日、三・六・九・一二月は午(うま)の日がそれにあたる。
*****

こう言う事にはうとい仙人であるから注釈はコピーにとどめる。

どうしても用事があるので「○寿司」の○くんに連絡を取りたい・・電話に出なかったので少し早いが道すがらに立ち寄るもシャッターが・・
思えば月一の火水連休かもしれない。

となりのお好み焼き「たぬき」もお休み・・それはそれとして・・

為す可き用を足して・・「さて、焼酎やな!」・・と行き付けの酒屋に赴く・・またもやシャッターが・・貼り紙がしてあった・・「月一の月火連休につき・・」・・どちらにもかかわる・・今日は第三火曜日であった・・散髪屋などもこんな風だからややこしい。

それも又せんかた無しと拙者の小さな胸に収めて・・前に聞いた事のある「彩都に出来た岡山物産の店」・・に行ってみよう・・と車足を伸ばしたがまたまたまたシャッターで・・あった。

「ナンジャコリャー~!!」と叫んでも仕方ないのであきらめた。『火曜日定休です』って書いてあったかどうか・・見る気も起きなかった。

多分火曜日がお休みなのだろう・・建物も駐車場のアスファルトも真新しく、「つぶれた」印象はなかった。・・葉物野菜が欠乏している所為か・・・妙に野菜が食べたい・・一見して「ここは期待できるぞ」と確信した・・明日以降が楽しみだ。

こんなに「振られ振られの三度笠」みたいな記憶もない・・よほど日回りが悪かったのだろう。・・中央市場や散髪屋も時代の流れで休みが増えていると聞く・・若い衆のためにも仕方ない・・時代である。

拙者の若いころは、連休はおろか・・まともに休めるのは・・・・・で有った。
まさに「隔世の感あり」である・・・「お主も古いのぉ~」・・と、天の神さんの声が聞こえる

こんな日はさっさと帰って・・焼酎でゲン直し・・に限る

先日牛スジで炊いた大根がメチャンコ美味しかったので、調子に乗ってまた炊いた・・同じ要領の筈なのにチョイトいまいちである・・大根の所為に違いない・・
これからだんだん良くなる事だろう・・。

またぞうろ料理の話で恐縮だが・・「ごぼてん」や平天の類・・どうしてあんなに甘いのかねぇ・・全部の味が変わってしまう。・・最近ではこんにゃくを薄くスライスして・・あとは絹揚げ・・程度にする・・忘れちゃならないお玉ちゃん・・

スジコンって・・昔から合性が良いんだよね・・
少し早いけどこんな時間にUPっぷしてしまいました
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする