あるとき、お客さまから聞いた話なんですが、某所で「ミリ単位でもズレたら大変なことが起こるんだよ」と言われたんだそうです。
たしかに、そういうこともあるのかも知れません。
けれど、僕はこう思うんです。
「身体にはそんなに遊びがないのか?」って。
マンモスを追いかけ、マンモスに追いかけられ、船をこぎ海に潜り野山を採集してまわり、田畑を耕して生きてきたこの身体が、
そんな綱渡りみたいな構造になってるんだろうか?
ミリ単位でさえずれないように、安静にして暮らしてこれたんだろうか?
僕のこの疑問には医学的根拠はないけれど、
もっともっと身体は素晴らしく作られてると思う。
身体はそんなもんじゃない!と。
今の僕の力ではうまくは表現できないですが。
そしてまた。
僕らはお客さまのもつ自然治癒力に頼って施術をさせていただいてるんだろうけど、
でも、、、
難しい施術、高度なテクニックがないとお客様の治る力を引き出せないほど人は弱々しい自然治癒力しかもってないんだろうか?
僕は思うんです。
施術方法は、施術者の人体観、哲学を無意識にバックボーンにしてるんじゃないか、と。
人の体はどうしようもないくらい脆い、すぐに壊れちゃうものなんだぜ、と思っているならそういう手技になるだろうし、そういう指導になる。
僕は、
人の身体ってすごいよね!ビックリだよね!もう笑っちゃうよね!
お客さまも、施術する人も、そう思ってしまうような整体をお伝えしていけたらなあ、と思う今日このごろです。
今日もありがとう。
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