坐骨神経痛で

歯医者に行っていたが、坐骨神経痛がきつくなってきて、治療ベッドに寝るのが辛くなってきて、ということでその歯医者さんから紹介されてお客様が来られました。
腰、お尻、腿のあたりが痛いんだそうです。
坐骨神経痛のなかには、「腰痛とまったく同じ状態」で痛みの出る方がおられます。
この方のようにベッドに足を伸ばして寝るのが辛い。掃除機をかけるのがつらい。赤ちゃんを抱っこして傷めた気がする。
これ、ほとんどの腰痛の方に当てはまりませんか？

僕らは病名をつけたり検査したり、とかはしないので病名はとっても参考になるんだけど。
うまく表現できないんだけど、「どういうときに痛いのか」をお聞きしたら「あれ、これって普通の腰痛にすごく似てるよね」と思うことが多々あります。前にも「背中痛と腰痛、それって痛い場所が違うだけで、同じ動作で痛みがでるんだよね」と書いたことがありますが。

で、「こういう動きをすると痛い」という腰痛と「こういう動きをしたら痛い」という坐骨神経痛とがあるとして、『こういう動き』が同じなら、ほぼ同じやり方で改善することがあるんですよ・・・。動きが一緒ということは使ってる筋肉がほぼ一緒、ということですからね。
病名がないとややこしいけど、病名があると「まったくの別物」に思えるからそれもややこしいんですよねえ。



ちょっと話変わりますが。こんなことがありました。
一年ぶりくらいに別の症状で来てくださったかたです。

以前のとき「腰痛が劇的に変わったように思わなかったのに、いつの間にか、気にならなくなってこの一年間を過ごしていました。今回、別のところが痛くなってかいつう館を思い出したんです」と。
こういう変わり方が一番、楽でいいでしょうねえ。

でも、やっぱりこの方も「腰痛なのにお腹『ばっかり』されて楽になったのには驚きました」っておっしゃってて。

お腹「ばっかり」ってやっぱり思われてるんだ～。違うのにー(爆)。


今日もありがとう。