休みが取れて、天気が回復してくるという予報で山に行きたくなった。持ち帰りの仕事もたまってはいるが、投げ打って、出かけることにした。それでも手っ取り早い山がいいということで、南高尾にした。今まで、あまり南高尾は歩いていなかったのもある。京王高尾山口から歩くので、自宅を出て、一時間ちょっとで、登山口になる。草戸山から大弛峠を通り、城山に登った。生憎、天気は回復しなくて、ずっと曇ったままであった。相性が悪いのか、このコースはいつも天気がすっきりしない。途中、富士山や丹沢の山々の展望がよいはずだが、見えなかった。登山道自体は、北高尾山陵ほどアップダウンはなくて、歩きやすいが、何故か、途中から左足が痛くなってくる。さすがに城山についてからは、長い距離を歩く気力が失せていた。城山から小仏峠を経て、小仏のバス停に直行した。時間的にぎりぎりだったので、痛い足に鞭打って、半ば走りながらバス停に着いたときにはバスは発車した。手を上げたのだが気づいてくれなかったのかなそれとも乗るとは思わなかったのかな。ショック。次までは一時間待たなければならないので、そのまま、高尾の駅までぼちぼち歩いた。結局歩いても約一時間かかった。途中、梅の花がちらほら咲き始めていた。もう立春である。