ジグザグ山歩き

山歩き、散歩、映画など日々、見たこと、聴いたこと、感じたことなどつれづれに。

講談と落語の二人会

2008-12-29 09:05:54 | 落語
神田愛山(講談)と柳屋喬太郎(落語)の二人会があった。監督さん、emiさんと「お江戸両国亭」で一緒に聞いた。
二人の前座さんの後に、愛山と喬太郎の出番である。愛山が「青龍刀権次」「敵の倅」、喬太郎は、新作落語と『初音の鼓』を演じる。愛山は前ぶり自体も長いがやはりうまい。「敵の倅」は忠臣蔵を世間で言われているのとは違った視点から捉えていて、歴史が好きな人はこういった講談は面白いと思う。喬太郎の新作落語は怪談っぽい。初音の鼓は古典であるが、喬太郎の表情やしぐさがとても面白い。ついつい笑いがこぼれる。間の持ち方もうまい。さすが、売れっ子だけある。監督さんとemiさんはよくこの二人会は聴いていらっしゃるようで、超多忙な喬太郎師匠の体も気になっていたようである。
終わったあとは、両国駅近くの「霧島」でちゃんこを食べながら、ささやかな忘年会である。コースで頼み、ちゃんこはもちろん、美味しい刺身などの料理が出てきて、ついついお酒が進んだ。こうして一緒に演芸を楽しんだ後に飲めるのも嬉しい。帰りは新宿で別れ、私はそのまま妻の実家に行き、小さいスクリーンでビデオの上映会をしていて、「レミーのレストラン」や「続三丁目の夕日」などをみて、家に帰ったのは深夜1時を過ぎていた。それにしても年末の大掃除の片づけが進まない。