ギックリ腰になって

この前の土曜日、私はギックリ腰になりました。

以前ギックリ腰になったのは、ゆうやが小学生の頃でした。
ギックリ腰になった瞬間、心では「しまった～。」と思いました。

土曜日のお昼頃にギックリ腰になったのですが、その後すぐに妹が来てくれました。
妹にゆうやのことをみてもらい、私は近所の整形外科に自転車に乗って行き、骨盤ベルトや湿布、塗り薬、痛み止めと胃薬を頂きました。

湿布を貼って数時間経過後、私は湿布を取りました。
いつもこれ以上湿布を貼っていると皮膚がかぶれるのです。

寝る前に、今度は塗り薬を塗りました。
これで少しは楽になるかもしれません。

夜中、いつも以上にゆうやは何度も寝返りしたいと言いました。
ああ、こんな時に限って～。

「ちょっと待ってね。」と言いながら、自分の身体を起こすのに非常に時間がかかりました。
「お母さん？」
「分かっているよ～、ちょっと待ってね。」
「何しているの？」
「起き上がっている最中よ。」
「今日は時間がかかっているんだね。」
「ごめんね。もう少しだから待ってね。」

と、こんな会話をしながら起き上がっていました。
ようやく起き上がったものの、ゆうやの身体の向きを変えるのは一苦労でした。

いつもならさっとできる体位変換がとても時間がかかり、痛みも走りました。
「ちょっと待ってね～。」

ゆうやに何度「ちょと待ってね。」と言ったことでしょうか。

御蔭様で、昨夜の寝返りはいつもの調子でぐるんとすぐに手伝うことができました。
久しぶりのギックリ腰に長引くのではないかと少々不安でしたが、思っていたよりも早く治ってきました。

ゆうやをベッドから起こして椅子に移乗させたりも、スイスイっとできるようになり、ほっとしています。
やはり無理は禁物ですね。
これからは、ギックリ腰にならないように気をつけようと思います。


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新しいシェーバーだよ

ゆうやはいつもヘルパーさんにヒゲを剃って頂いています。

ゆうやにヒゲが生えてきたころ、防水仕様のシェーバーが販売され始めました。
ゆうやのシェーバー１号からずっと防水仕様のものを使用しています。

お風呂に入った時に、浴室でヒゲを剃って頂いています。
防水なので使用後の手入れも簡単です。

入院中は使用していたシェーバーが、とうとう動かなくなってしまいました。
そこで、シェーバーを買い替えることにしました。

私はシェーバーのことは全く分からないので、お店の方に相談しました。
ゆうやは現在皮膚が敏感になっていることや、今は柔らかい毛もあることを伝えました。

お店の方は「それならフィリップス社のものがいいですよ。」と教えてくださいました。
フィリップス社のシェーバーは、深剃りはできないけれど肌当たりが優しいそうです。

フィリップス社のものを買うことに決めたものの、とても沢山の種類があってどれを買おうか迷いました。
ゆうやはヒゲを伸ばすこともないでしょうし、ただ剃るだけの機能があればいいのでセンソタッチ 2D RQ11というシェーバーを買うことにしました。

１万円を超えるシェーバーは自動洗浄器がついていましたが、洗浄液の交換のことを考えると手で洗った方がいいかなと思いました。

実際、使用してみると、剃り残しもなく、とてもきれいでした。
ゆうやも新しいシェーバーにワクワクしていました。

月に１度程度、刃の分解掃除をしなければならないようですが、なんとかできそうです。
これからしばらくはフィリップス社のシェーバーにお世話になります♪


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ショックを受けてもすぐに話せないんだ

昨日、ゆうやは作業所から帰ってきて元気がありませんでした。

「今日は電車に乗るのを止めます。」

ええっ！？
いったいどうしたというのでしょうか。

「どうしたの？」
「ぼく、頭が痛いんだ。」
ゆうやは後頭部を触って言いました。

アンメルツを塗りながら、私はおやつを勧めようと思いました。
「ゆうや、何かおやつを食べる？」

冷凍のホットケーキを温めて、ゆうやに出しました。
トマトジュースを飲んで落ち着くと、以前大きな声に驚いたと話をしました。
「ああ、そんなこともあったね。」と、ゆうやの話を聞きました。

ひととおり、話が終わった頃、ゆうやの顔はとても明るくなっていました。
「電車に行ってくる？」
「行く行く～♪」

ゆうやはすっかり元気になりました。
抱えているストレスを吐露して、甘いものを食べると頭痛もなくなったようです。

夕食時、ゆうやは少しずつ作業所での話をし始めました。
昨日は、１人の利用者の方が発作を起こして大声で叫び続けていたそうです。

ご家族の方が迎えに来られるという緊急事態が発生し、ゆうやも驚いたとのことでした。
本当はこのことを言いたかったのですね。

ゆうやはショックを受けても、すぐにそれを話すことができません。
ゆっくり時間をかけて話す機会を作っていかなければ、いつまでも心の奥に閉じ込めたままになってしまいます。

昨日は、ゆうやの抱えているものを放つことができて良かったです。
ストレスが溜まらないように、少しずつでも発散させることは大切だなあと思いました。


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久しぶりの病院と地下鉄御堂筋線

先日、昨年の春から夏にかけて入院していた病院へ行きました。

退院してから初めてその病院に行ったのですが、ゆうやはとてもワクワクドキドキ喜んでいました。
病院の皆さんにお会いできるという楽しみもありますが、もう１つ、乗りたい電車があったのです。

今は、混雑している電車に乗らないようにとドクターから言われています。
だから地下鉄御堂筋線には乗らないようにしていました。

けれど、その病院に行くには、どうしても御堂筋線に乗らなければ行けないのです。
ゆうやは久しぶりに地下鉄御堂筋線に乗ることができて、嬉しくてたまらない様子でした。

病院に到着後、担当のドクターがすぐに診察をしてくださいました。
その後、他のドクターにもお目にかかることができ、また、リハビリの先生方にもお会いすることができました。

どの先生方も、心から退院を喜んでくださいました。
そして温かいお言葉をかけてくださいました。

入院していた病棟にも挨拶に行き、看護師さんたちとしばし会話を楽しみました。
看護師さんたちは、心から祝福してくださいました。

ゆうやはとても喜んで笑顔で話をしていました。
入院していた当時の思い出話をすると、皆、大爆笑でした。

ある男性看護師さんが、ゆうやの様子を見るために病室に入って来られた際、咳が出そうになりました。
咳を我慢し過ぎてその男性看護師さんは鼻血が出てしまい、ゆうやが「大丈夫ですか！？」と驚いたという思い出話です。

病院を出た後、ゆうやは再度、御堂筋線に乗ることができる♪と、嬉しそうでした。
実は、担当のドクターに「電車で来ました。」と言うと、とても驚かれました。
本当は、やはり混雑した電車に乗るべきではなかったのですね。

ゆうやは久しぶりに御堂筋線に乗って、少し疲れた様子でした。
混雑した電車に乗ることができるようになるのは、まだもう少し先のようですね。

その夜、ゆうやはベッドに入るとすぐに寝息を立てていたのでした。


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総合福祉展「バリアフリー２０１３」に行ってきました その３

総合福祉展「バリアフリー２０１３」で「寝たきりにならない為の予防」に力を入れているブースが多くなっていると思いました。

昨日は、外出するツールについて書きましたが、今日はトレーニングツールについて書きたいと思います。
高齢者のみならず、障害者も日頃から身体をほぐす機会があればなあと、私は常々思っています。

ゆうやを連れて、私もいろんなジムに体験に行きました。
市営のジムや民間のジム、どちらにもいろんなトレーニングマシンが置かれていましたが、ゆうやの身体をほぐすマシンを見つけることができませんでした。

やはり私と同じような思いをしている人が沢山いるようで、近年、総合福祉展では弱者視点のトレーニングマシンが展示され始めています。
けれど、過去展示されていたものは非常に大きなものばかりでした。

今年はトレーニングマシンのミニシリーズが展示されていました。
１畳のスペースに置けるマシンが並んでいました。

是吉興業株式会社が出している「ホグレル」製品のミニタイプです。

肩甲骨の可動域を広げる為のストレッチ動作を誘導してくれるマシン「デッピンング・ミニ」
1台で4種類の肩甲骨周りのトレーニングが行える複合型マシン「マルチスロー」
脚を開閉することで股関節周りの柔軟性を改善するマシン「インナーサイ・ミニ」
（写真は「インナーサイ・ミニ」）

いずれも価格１００万円前後しますが、レンタルもできるようです。
「ホグレル」シリーズを置いている施設がないかなあと探してみると～ありました！

最近、できたばかりの施設に「ホグレル」シリーズが導入されたようです。
今度、施設見学に行ってみようと思います。

高齢者でも障害者でも気軽にトライできるマシンが、もっと全国に普及すればいいなと思います。


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