ゆうやプロジェクト

瞳をキラキラさせながら、ゆうやは今日も足こぎ車椅子COGYに乗って頑張っています。体が不自由だけれど、なんのその~。

一晩中「ごめんなさい」

2013-04-14 12:52:28 | 日記
昨夜から今朝にかけて、ゆうやは目が覚める度に私に謝り続けていました。

昨日の夕食時、ゆうやと一緒にご飯を食べていました。
献立の中に牛蒡と人参のサラダがありました。

私がそのサラダを食べている時、ゆうやが話しかけてきました。
「ねえねえ、お母さん。」

私は、すぐにゆうやの方を向けませんでした。
癌摘出手術をしてからは、何かを飲んだり食べたりしている時、非常に注意していなければむせてしまうのです。

呼吸困難になるほどひどくむせてしまうので、いつもゆうやには返事を少し待ってもらっています。
それが、昨日、ゆうやは待てずに何度も畳み掛けるように話しかけてきました。

私も焦ってしまい、とうとうひどく咳き込んでしまいました。
ゆうやは聴覚過敏ですから、その後、予想どおりパニックに陥りました。

「キャー!」
ゆうやの大声は何度も続きました。

幸いなことに、すぐにヘルパーさんが到着し、ゆうやのパニックは鎮まりました。
「どうしたの?ゆうやくん。」

ゆうやは落ち着きを取り戻して涙目になって言いました。
「お母さんが苦しんでいて、ぼくは恐かったんだ。」

その後、私に畳み掛けるように話しかけたことや、待てなかったこと、大声を出したことなどをゆうやは反省していました。
眠っていても反省していたようで、「お母さん、ごめんなさい。」と目が覚める度に私に言いました。

私も相当苦しんだので、ゆうやはそばで見ていて恐かったのでしょう。
私はゆうやの頭を「よしよし。」と撫でたのでした。

咳き込まないように、私も気をつけなければーと思いました。



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コメント (2)