ゆうやプロジェクト

瞳をキラキラさせながら、ゆうやは今日も足こぎ車椅子COGYに乗って頑張っています。体が不自由だけれど、なんのその~。

心の傷

2013-04-06 10:58:08 | 日記
一昨日、ゆうやは作業所から帰ってきて心配なことを言いました。

「お母さん、今日、もう少しで転倒するところだったよ。ぼく、とても怖かったんだ。」
「え?どういうこと?」

私は驚いてゆうやに詳しく尋ねました。
「いつ?どこで?どういう時に?」

ゆうやの話では、トイレに職員さんに連れて行って頂いた際、前のめりに転倒しそうになったとのことでした。
再度確認したのですが、同じ内容を話しました。

私は事実を確認するため、作業所との連絡ノートにゆうやの話を書きました。
どうも腑に落ちない点があったのです。

昨日、担当職員さんから電話を頂きました。
「ゆうやくんの転倒の話ですが、ほんの少しだけ前に傾きましたが、ほんの少しなんです。私もゆうやくんの前に立っていて、ゆうやくんの体を支えていましたから転倒することはまずありません。ゆうやくんにも大丈夫だよと言ったのですが~。」

私は職員さんのお話を伺って状況が理解できました。
ほんの少し体が前方に傾いたことで、頸椎損傷をした時のことがフラッシュバックしたのだと思いました。

あのときの怖さを思い出したのでしょう。
歯を2本折って頸椎を損傷するほどの転倒事件でした。

私は職員さんに言いました。
「もしもゆうやが不安に思っているようでしたら、大丈夫、大丈夫と何度も言ってあげてください。頸椎損傷した時のことがトラウマになっているようなんです。」

職員さんもゆうやの気持ちを分かってくださいました。
「分かりました。今度から、ゆうやくんが安心するまで言い続けますね。」

ゆうやの心に負った傷は深いようです。
身体が不自由な状態で転倒する時の恐怖は、私達の想像以上だと思います。

ゆうやの心のケアもまだまだ必要だと思いました。
職員さんも協力してくださることになり、とても有り難く思います。

ゆうやの心の傷を早く癒せたらと思います。



応援して下さる方は、1日に1度だけポチっとクリックして頂けたら嬉しいです。
日記ブログランキングの方は、再度投票ボタンをクリックお願いします。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 心地よい暮らしへ
にほんブログ村

日記@BlogRanking
コメント