ゆうやプロジェクト

瞳をキラキラさせながら、ゆうやは今日も足こぎ車椅子COGYに乗って頑張っています。体が不自由だけれど、なんのその~。

ゆうやは一生懸命なんだけど

2013-02-23 10:42:08 | 悪性リンパ腫関連
ゆうやは毎日、病院でリハビリを受けています。

歩行練習は通常、理学療法訓練で行います。
ゆうやは理学療法訓練で歩行練習をみっちり受けます。

その後、作業療法訓練を受けます。
作業療法の先生は、日常生活での動作訓練をしてくださいます。

日常生活での動作の中にはトイレに行ったり、浴室に行ったり、ベッドから椅子に移乗したりと、やはり立ったり歩いたりする動作があります。
そこで、作業療法の先生は、立位や歩行訓練も取り入れてくださっています。

ゆうやの体内の薬がだんだんと抜けるに従い、足に力が戻ってきました。
「よ~し、ゆうやくん、今日はしっかり歩いてみよう!頑張ろう!」
「お~!」

ゆうやもかけ声を発声し、歩行訓練に挑みます。
先生とゆうやは向き合って立ち、先生はゆうやの体を支えながら後進されます。
ゆうやは先生に支えて頂きながら、足を一歩一歩前に出します。

先日、歩行練習の際、途中で先生が「あ~、だめだ~。力が入らない~。」と叫ばれました。
「先生、大丈夫ですか?」
「ここで車椅子に座りま~す。」
先生はそう言って、ゆうやを車椅子に座らせてくださいました。

「あ~、くすぐったかった~。」
先生は耳を触って笑っておられました。

ゆうやが一生懸命歩いている際、鼻息が荒くなっていたのだそうです。
マスクがずれて、先生の耳に鼻息がヒューヒューかかり、くすぐったくてたまらなかったそうです。

ゆうやはポカンとして先生を見上げていました。
「ごめんね、ゆうやくん、先生、今日は力が入らなかったよ。」

ゆうやは不思議そうな顔をして、次の手指の訓練に入りました。
ゆうやはもっと歩きたかったようでしたが~(笑)。



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エレベーターは楽しいよ♪

2013-02-22 10:46:21 | 悪性リンパ腫関連
ゆうやはどこに行くのもエレベーターを利用します。

エレベーターに乗る時は、いつもワクワクしています。
エレベーターのドアが開いたり閉まったりするのが、とても楽しいようです。

自分でボタンを押すのも楽しみの1つです。
「上手にボタン押せたね。」と、毎回、喜んでいます。

「おまたせしました。」エレベーターのアナウンスが流れると~。
ゆうやはすかさず「謝ったね。」と言います。

私はその度に笑いをこらえなければなりません。
ゆうやの言動には、笑わせられることが多いです。

先日、病院でエレベーターに乗ったときのことです。
ゆうやと私は、ベッドも乗ることができる大きなエレベーターに乗りました。

次々と患者さんや看護師さんたちが乗り込んでこられました。
エレベーターの扉はしばらくの間、開いたままとなりました。

「お母さん、かんちょうしているの?」
「かんちょう?」
「そう、かんちょう。扉なかなか閉まらないね。」

私は吹き出してしまいました。
「それはね、開延長っていうのよ。かいえんちょう。」

ゆうやはマスクをしていたので、私が聞き間違えたのか~。
それともゆうやが言い間違えたのか~。

私は笑いをこらえながら、エレベーターに乗っていました。
エレベーターから降りて、私はようやく笑うことができたのでした。


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リハビリ頑張るぞ!

2013-02-21 12:19:15 | 悪性リンパ腫関連
ゆうやは毎日リハビリを受けていますが、その日によって調子が随分違います。

一昨日は、ほとんど足に力が入らず、踏ん張ることができませんでした。
リハビリの先生は汗だくになって、ゆうやの体を支えてくださっていました。

リハビリ終了後、ゆうやはガッカリ肩を落としていました。
「お母さん、今日は全然ダメだったね。足に力が入らなかったよ、、、。」

あまりにゆうやが気落ちしているので、私はゆうやを励ましました。
「そんな日もあるよ~。明日、頑張ろうね。」
「うん、、、。」

昨日は朝からリハビリのことを考えていたようです。
ドクターが「朝からリハビリ頑張るんだと言っていましたよ。」と教えてくださいました。

さあ、いよいよリハビリの時間が迫ってきました。
「お母さん、足こぎ車椅子に乗ってリハビリ室に行きたいです。」

足こぎ車椅子に乗ったゆうやは、背中に決意が見えていました。
いつもよりグングンペダルを回して頑張っていました。

そしてリハビリ室に到着後、「今日は頑張ります!」と先生に宣言していました。
「お~、やる気だね~。」先生も微笑んでおられました。

いざ、立位の時間になりました。
ゆうやは必死で踏ん張っていました。

先生に体を支えて頂いて、一歩、また一歩としっかりした足取りで前へ進みました。
「今日は凄いね~。しっかり歩けているよ。」
「ぼく、歩けていますか?」
「上手に歩けているよ。」

ゆうやはとても嬉しそうにしていました。
リハビリに集中し過ぎて疲れたのか、その後はパソコンもせずにおしゃべりをしました。

「ぼく、今日は踏ん張れたね。」
ゆうやは満足そうに笑っていました。

やはりリハビリには、本人のやる気が一番大切ですね。
結果が出るとさらにやる気が出ます。

今週はこの調子で頑張ろうと思います。


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退院後のリハビリ病院を検討中~

2013-02-20 11:43:36 | 悪性リンパ腫関連
8回受けて来た治療も、ようやく終盤を迎えることになりました。

今週末には一旦退院し、翌週あたりにPET CT検査を受ける予定です。
この検査を受けて結果が良好であれば、とりあえず治療は一旦終了となります。

その後5年間検査を続けて異常がなければ、完治とみなされます。
血液の病気というのは全身に巡り渡るので、完治したかどうか非常に分かりにくいそうです。

5年以内に悪いところが見つかれば、「ああ、治っていなかったんだね。」ということだそうです。
今の医学の段階では、完治の判断はまだまだ難しいのですね。

さて、治療を一旦終えたとしても、ゆうやはまだリハビリが必要な状況です。
長い間のベッドでの生活と薬の影響で、身体機能の低下が著しいからです。

万一、自宅に帰って私が介護に限界を感じるようであれば、すぐに現在入院している病院に戻って来てくださいとご配慮も頂いています。
その場合は、1~2週間が限度だそうです。

いずれにしても病院のソーシャルワーカーさんが、退院後の行き先を探してくださっています。
当初、ドクターもソーシャルワーカーさんも、リハビリ病院に1ヶ月~3ヶ月ほど入院することを勧めて下さっていました。

ゆうやに最も適していると思われた病院の候補が挙げられ、そこなら安心して入院できると思っていました。
ところが、そこはいっぱいで入院できないことが分かりました。

次の候補となるとだんだん遠方になり、対象もほとんどが高齢者です。
そこで、通院でリハビリが受けられるところも探してくださることになりました。

ゆうやは、今、手の指を伸ばす練習もしています。
足だけでなく、腕や手首、指のリハビリも必要です。

いいところが見つかるといいなと思います。


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午後はずっと座っていたんだよ

2013-02-19 10:44:19 | 悪性リンパ腫関連
昨日はお昼頃から、ゆうやはずっと車椅子で過ごしました。

いつもは、少しベッドに横になって休むのですが、昨日はリハビリ時間以外はずっとパソコンに向かっていました。
夕食後、さすがに少し疲れた様子でした。

車椅子に座っているのですが、上体が前屈みになっていました。
歯磨きを済ませると、ゆうやは「ベッドに横になりたい。」と言いました。

ベッドに横になってから帽子をとって、私はビックリしました。
なんと、帽子の内側で髪の毛がすくすくと育っていました。

毛先の細い柔らかい毛がビッシリ生えてきていました。
生まれて初めて生えるような赤ちゃんの髪の毛を思わせます。

私はゆうやの頭をそっと撫でてみました。
なんて柔らかな感触なのでしょうか。

思わず「かわいいね~。」と言いました。
ゆうやはとても嬉しそうにしていました。

「もっと撫でて~♪」
ゆうやのリクエストに応えて、私は「かわいいね~。」と言いながら何度も頭を撫でました。

ふと見ると、ゆうやは目を閉じて眠っていました。
午後からずっと座っていたため、疲れたのでしょう。

夜8時前にドクターが病室に来てくださったのですが、ゆうやはぐっすり眠ったままでした。

面会時間終了のアナウンスが流れ、私は一応ゆうやに挨拶をしました。
「ゆうや、帰るね。」

ゆうやはスヤスヤ夢の国でした。
私はなんだか胸の内がほかほか温かくなって、病院の廊下を微笑みながら歩きました。



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