この週末、ドクターから病室の外に出てもいいと許可が出ました。
ゆうやは大喜びです。
早速、足こぎ車椅子に乗りました。
ちょうどゆうやのおじいちゃんが来てくれていましたので、おじいちゃんに乗っているところを見てもらいました。
「おじいちゃんと一緒にカフェに行きたいよ~。」
ゆうやは足こぎ車椅子に乗って、カフェに行くことにしました。
病室から出たゆうやは張り切って、ぐんぐんペダルを回しました。
いつもならこの時期は、後ろから介助者が押さないと前へ進みません。
けれど、ゆうやは相当嬉しかったらしく、自力で前へ進んでいました。
おじいちゃんも微笑んでその様子を見てくれていました。
「これは、いいリハビリになるね~。」
ゆうやはどんどん前へ進んでハンドル操作もしています。
「こうして手足を動かすというのは、いいことだ。」と、おじいちゃんが感心して眺めていると~。
「痛っ!」
なんと、ゆうやはおじいちゃんの足の上に足こぎ車椅子の車輪を乗り上げました。
「ゆうや、よく見てね。おじいちゃんの足を踏んだよ。」
「え?おじいちゃんの足を?」
ゆうやは気づかなかったようです。
応援してくれているおじいちゃんの足に乗り上げてしまうなんて~。
その後は気をつけてハンドル操作をしていましたが、久しぶりに足こぎ車椅子に乗って調子が狂ったのかもしれませんね。
おじいちゃんとおしゃべりをして、楽しいひとときを過ごしました。
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早速、足こぎ車椅子に乗りました。
ちょうどゆうやのおじいちゃんが来てくれていましたので、おじいちゃんに乗っているところを見てもらいました。
「おじいちゃんと一緒にカフェに行きたいよ~。」
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けれど、ゆうやは相当嬉しかったらしく、自力で前へ進んでいました。
おじいちゃんも微笑んでその様子を見てくれていました。
「これは、いいリハビリになるね~。」
ゆうやはどんどん前へ進んでハンドル操作もしています。
「こうして手足を動かすというのは、いいことだ。」と、おじいちゃんが感心して眺めていると~。
「痛っ!」
なんと、ゆうやはおじいちゃんの足の上に足こぎ車椅子の車輪を乗り上げました。
「ゆうや、よく見てね。おじいちゃんの足を踏んだよ。」
「え?おじいちゃんの足を?」
ゆうやは気づかなかったようです。
応援してくれているおじいちゃんの足に乗り上げてしまうなんて~。
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