もの凄くすっぱいアイス

先日、生協で「もの凄くすっぱいアイス」というのを見つけました。
私は比較的すっぱいものも好きなので、注文してみました。

商品が到着し、わくわく♪
食べてみると、なるほど、とってもすっぱいです。

このすっぱさはゆうやにはムリかな～と思っていましたが、「もの凄くすっぱいアイス」の話をすると、ゆうやも「食べてみたい。」と言いました。
ゆうやは一口食べて、しばらくじっとしていました。

「どう？」
「うん、大丈夫。」

これほどすっぱいものでも平気なのですね。
そういえば、ゆうやが初めてすっぱいものを食べたのは、生後８ヶ月ほどの時でした。

私が紅茶に添えたレモンを食べていると、ゆうやも欲しそうに見ていました。
「ゆうやもレモン、食べてみますか？」

ゆうやはコクンと頷きました。
私は「すっぱいよ。」と言いながら、ゆうやの口にレモンを入れました。

ゆうやは少しかじって、初めての味に衝撃を受け、ブルブルッと身震いしました。
その様子があまりに可愛くて、私も私の両親も笑いました。

ゆうやはなんと、初めてのレモンの体験を覚えていました。
「あのときはパパもいたね。」

私は、ゆうやがこんなすっぱいアイスも平気なことに驚きましたが、それ以上にゆうやの記憶力にビックリしました。
味と共に、思い出も一緒に記憶されるものなのですね。

「もの凄くすっぱいアイス」の御蔭で懐かしい思い出が甦りました。


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