ゆうやプロジェクト

瞳をキラキラさせながら、ゆうやは今日も足こぎ車椅子COGYに乗って頑張っています。体が不自由だけれど、なんのその~。

自立支援制度の地域格差

2014-09-05 11:11:06 | 介護関連・介護グッズ
ゆうやがお世話になっているヘルパーさんから、ゆうやのおじいちゃんの家に行くにはどれぐらい時間がかかるか尋ねられました。

車で行く際は、渋滞も考慮しなければなりません。
時間帯によっても変わってきます。

ヘルパーさんは近々、ゆうやのおじいちゃんが住んでいる地域に行くそうです。
駅からバスに乗って行く少々不便なところだそうですが、そこに重度心身障害を持った青年がいるのだそうです。

その青年は、ずっと地元にいます。
彼は、街に出て買物をしたり映画を見たりしたいと切望していますが、現在は叶っていません。

手を尽くしてヘルパーさんを探したそうですが、障害者を支援してくれるところが見つからなかったそうです。
介護事業所はその市にもありますが、高齢者向けのサービスを提供しているところばかりだそうです。

ゆうやを含む障害を持った人達は、自立支援という制度を利用します。
ゆうやが今、住んでいる地域では、自立支援の介護サービスを提供している事業所が沢山あります。

それでも、ゆうやを介護できる技術のある人は数少ないです。
私もあちらこちら随分、探しまわりました。

かなりの数の事業所を当たりましたが、断られ続けました。
ゆうやの介護はそれだけ難しいのです。

最終的に事業所が見つかり、今は毎日、お風呂に入ったり電車に乗りにでかけたりすることができています。
その青年の生活を考えたら、ゆうやはなんと恵まれていることでしょうか。

ヘルパーさんは「遠いけれど、一度会いに行く。」とおっしゃっていました。
どこでも自立支援制度が利用できるよう、早く体制が整うことを願います。


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