最後のお弁当

昨日、私はゆうやの昼食にお弁当を作りました。

なぜこの時期に？
実は、給食室からガス漏れが発生したようなのです。
昨日は復旧作業が間に合わず、生徒達は急遽お弁当持参となりました。

一昨日の夕方、学校から電話がありました。
「お母さん、ごめんなさい。明日、申し訳ないけれどお弁当を持って来てください。」
「え～？！」

先生からの電話を受けてから、慌ててスーパーへと行きました。

そして、昨日の朝はいつもより早めに起きて、お弁当作りをしました。
鶏肉の唐揚げや野菜を詰めて、ご飯にふりかけをかけました。

案の定、ゆうやは尋ねてきました。
「お母さん、お弁当には何が入っているの？ふりかけは？」

学校から帰宅したゆうやは、真っ先に言いました。
「お母さん、お弁当美味しかったです♪」
食いしん坊のゆうやは、「美味しかった」の一言を忘れません。

私は、にこにこ顔で学校からの連絡ノートを開けました。
するとー。

「２、３限目の学習では、買い物体験学習をしました。たこやき、餃子、いか焼き、お好み焼きの出来たてホヤホヤの中から、餃子とたこやきを選んで食べました。」

え？何ですって？

「ゆうや、たこやき、何個食べたの？１個？」
「もっと食べたよ。」

私は、最後のお弁当だと思って、ご飯も鶏肉もいつもより少し多めに入れていました。
先生～、前もって教えてくださっていたら、ご飯の量を減らすのに～。

ゆうやは、１人満足気なのでした。


応援して下さる方は、１日に１度だけポチっとクリックして頂けたら嬉しいです。
日記ブログランキングの方は、再度投票ボタンをクリックお願いします。


にほんブログ村