大震災の１年後に

昨日、我が家では大震災にて被災され亡くなられた方々へ追悼の意を込め、線香を手向けました。
家族で順番に手を合わせました。

ゆうやのパパの仕事関係でご縁のある方々が、この度の大震災で亡くなられています。
多くの方々が被災されましたが、その中でももう一度、会社を立て直されている方もおられます。

ゆうやのパパの仕事関係の方々は、ほぼ全員が海に面したところで働いておられます。
会社の扉を開けると、すぐ前が海です。

津波が来れば、真っ先に波にのまれます。
大自然の前では災害時には、人は為す術がありません。

けれど、この度の大震災で多くの方々が犠牲になられたことを無駄にしてはならないと思います。

実際、日本では防災訓練や避難訓練のやり方が変わりました。
それまでは広場に避難していた訓練が、高台に避難するように変わっています。

また、多くの人々に助け合いの心、感謝の心が芽生えていると思います。
「困っている人がいたら助けよう。」
そう思っていてもなかなか勇気が出ず、行動に移せなかった人が多かったと思います。
けれど、この１年で多くの人が行動されました。

ゆうやと一緒に過ごしていても、そのことを肌で感じます。
声をかけてくれる人、手助けをしてくれる人、応援してくれる人が増えました。
若い人も、こどもも、恥ずかしがらずに手伝ってくれるのです。

私達は、犠牲になられた方々へ追悼の意を向けて生きていかなければならないと思います。
そして、こうして生きている私達は、命を大切にし精一杯生き抜かなければなりません。
決してあきらめず、投げ出さず、逃げずにです。

よく世間では、明るく笑って前向きに生きることが最も供養になると言われます。
私達も、これからの人生を笑顔でいっぱいにしたいと思います。
今、命があることに感謝してー。


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