猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

いつか『輝く湖水』で。

2007年06月30日 01時51分58秒 | 日記
さてさて。

最後の仕事を無事(?)終えたと思ったら。
昨日、今日、と、なぜかチャリンコで一日中暴れまわっていた私ですが(笑)
(昨日の走行距離は約30km!)

その、最後の仕事を目前にした先週末。
実はある方より、こんな素敵なものをいただいておりました♪


        
             皆さんは『遊山箱』を知ってますか?


これは、私の『退職祝い』にと、このblogのコメント欄でもおなじみのGONCYA様(四国のダイアナ・バリーこと、爆笑カキコミの神)が遠い四国から、顔も知らない私のためにわざわざ送って下さった『遊山箱』。


        
横から見るとこんな可愛らしいひょうたん型の窓からチラリと何かが見えます


この『遊山箱』については、私が説明するよりもGONCYA様が以前、ご自身のblogで詳しく述べられていますので、そちら(←クリック!とっても素敵な習慣です)をご覧いただければと思いますが.....

とにかく、彼女はお母様と一緒にわざわざこの遊山箱を扱っているお店に出向いて下さり、私のためにこれを選び、この貴重で素晴らしいお品を送ってくれたわけです。

女性にとって、とっても大切な道具である『遊山箱』。

人生の節目に、こんなに素敵なものを贈ってもらえた喜びは、言葉では言い尽くせません。


        
     華やかな桜の花びらが散りばめられた蓋をスライドさせると...

        
        中にはこんな可愛らしい色の箱が収まっています♪


思えば、ふとしたきっかけでblogを通じて知り合った人と、こんな風に深い交流をするなどとは、始めは考えてもみなかったのに、
それが.....
今では次々と出会いが出会いを呼び、拡がり、深まってゆく。

特に、このGONCYA様とは、最初こそ遠慮がちにコメントのやり取りをしていたものの、なぜか途中から『相棒』と呼び合う仲になり、誰に対するよりも無遠慮な口をききあい、憎まれ口を叩きあい.....(爆)
本当に不思議なシンパシーを感じるのです。

考えることも似ているし、何より、『面白ければなんでもいい』という姿勢もそっくり(笑)


     
           GONCYA様とお母様が、ご馳走よりも素晴らしい、
        思いやりと優しさをぎっちり詰めて送って下さった遊山箱


私たちに常に共通してるのは、
たとえ言葉は乱暴でも、人間には『節度』というものがとても大切だと考えていること。

blogの『友人』は実際の『友人』ではないことを心得ていること。
(そしていつか本当の友達になるために、いつでもその節度が大切なのだと思っていること)

人生を最大限に楽しむコツは日々の些細なことがらにあるのだと考えていること。
(違うか?相棒)

と、たくさんありますが.....

私には、やはりあの日、薔薇の記事に惹かれて彼女のblogをクリックしたのが『運命』に思えてならないのです。

折りしも、最近『赤毛のアン』をウン十年ぶりに読み返していた私。


       
         かつてはアンの立場になりきって読んだ本を
    今ではマリラやマシュウの立場で読んでいる自分にびっくり(笑)
          おかげで読みながら号泣してしまった(爆)

       
これは、私とGONCYA様が互いを『ハマのアン』『四国のダイアナ・バリー』と呼び合っていることから『そうだ!もう1度「赤毛のアン」を読み返してみよう!』と思いついてのことでありましたが、アンとダイアナの出会いのシーンを見るにつけ、やはり私にはまだ会ったことのないGONCYA様が、私にとってのダイアナなのではないかと思えて仕方がないのです。
(正確には、文才があって才知に長けたアンがGONCYA様に似てて、平凡で外へ出て行くことなどは考えないダイアナが私に近いけど)

 『おお、ダイアナ。あのう、あのう、ねえ、あんた、
  あたしをすこしばかり好きになれると思って?
  あたしの腹心の友となってくれて?』

 『ええ、なれると思うわ。あたし、あんたがグリンゲイブルスにきてくれて、
  ほんとにうれしいの。遊ぶ人ができたらおもしろいでしょうからね』

(「赤毛のアン」より、アンとダイアナの出会いの場面)


     
   この素敵なプレゼントが詰まってきた箱はワタクシちゃあこのものになりました♪
      GONCYA様、ちゃあこからもありがとう~!かなりのお気に入りです♪


私の今のささやかな夢は。

『赤毛のアン』の中で、アンとダイアナがピクニックへ出かけたように.....
いつかはこの遊山箱を持って、GONCYA様と『遊山遊び』(ピクニック)へ出かけること。

まあ、私たちにとっての『輝く湖水』がどこになるのかはわからないけれど、これは絶対に実現したいと思っています。

『赤毛のアン』の中で、初めてのピクニックに出かけるアンは

 『ふくらんだ袖じゃなくってピクニックに行くのはかまわないけれど、
  バスケットなしで行くのは、とってもきまりがわるいんですもの。』

と、心を悩ましていましたが、本の中でアンにマリラがバスケットをこしらえる約束をしてくれたように、私には四国のダイアナから贈られた『遊山箱』があります。

四国のダイアナ。
いつか約束したように、いずれは必ず、互いの遊山箱を持って、輝く湖水で裸踊りをいたしましょうね(この約束は私とGONCYA様が以前、本当に交したものです・爆)

素敵な贈り物を本当にありがとう!

ま。
実際に顔を合わせたら『えっ!?これがハマのアン?』と、いきなり嫌われてしまう可能性もないではないかなぁ、と思わないこともないんだけどね~(笑)


     
       チャリで向かったゴンザ職場では『アラビアータ』を食って帰り

     
          畑で獲れた野菜群ではこんなサラダを作ってみたり。
        チャリンコで消費したカロリーをしっかり補ってどうする、私!?

     
   社員旅行で下田へ行った弟からはこんなにたくさんの干物が送られてきました!
     いつまでも子供だと思っていたら(って、もう30歳過ぎてるって・爆)
         いつしかこんな気遣いをするようになっていたんだなぁ...
         (しかも「ちゃあこにもあげてね!」だって!泣ける。うう)
   彼が中学生の頃だったか。遠足でディズニーランドへ行って、『カリブの海賊』
      の、骸骨キーホルダーを買ってきてくれたときのことが懐かしい(笑)
               エスパー弟よ!ありがとう~~~!

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14 コメント

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微笑ましい (いなひこ)
2007-06-30 08:26:28
『遊山箱』を見た時に、あ~GONCYAさんのところで、教えてもらったなって思ってたら、やっぱり。
素敵な贈物ですね。よかったね。
いつもerimaさんとGONCYAさんのやり取り(爆笑コント)楽しく?イヤイヤそんな生易しいものじゃない。大笑いしてみています。時には、夜中主人が寝ているのも忘れて、大爆笑。
いつか、いつか、会えるといいね。実現できるか分かんないけど、その時は、江ノ島のマンションにみんなで、お泊り出来たらいいなぁーって。
その時は、もちろん まっちゃん★さんも来るよね。
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おおっ、遊山箱! (虫主婦)
2007-06-30 21:27:31
四国のダイアナ、アンにぴったりの遊山箱よっ!
本当にふたりが面識がないってのが信じられないくらい。
たぶんGONCYAさんのイメージと、erimaさんはそんなにずれてないと思う。ルックスじゃなくてね。
うふふ~アンとダイアナのピクニック、見たいなぁ
二人ともどんな顔でお互いを見るんだろ~
きっとそう遠くない未来、その日が来るね。
返信する
すでにもう目の前には… (GONCYA)
2007-06-30 21:59:57
「こんな風に紹介されて、何だかとっても恥ずかしいわ、アン」

なんつって、紅顔の美少女・ダイアナなら言うんだろうけど、オレは恥知らずの人間だから、こうやって遊山箱を紹介してもらってとても嬉しいな(笑)。

ところでこの遊山箱。
オレ、「ひとりに一個」って思い込んでたんだけど、
キングの話では「何個持ってもいい」んだと。
でもって、彼女は、
「小さい頃は3個持ってた。一つは中のお重が陶器だった」って。

3個買ってもらった記憶はなくて、恐らくオレの祖母と曾祖母のものだろうって話だったけど、なんとも贅沢だよなあ。

して、そんな話を聞いたもんだから、オレ、キングのを譲り受けた1個しか持ってないから、ぜひもうヒトツ欲しくなってきてなあ(笑)。
でもって、最近は大人も遊山箱を楽しむようになったから、夫婦用や家族用の大きなものもあるんだ。
これを何個か揃えてさあ、全国集会のピクニックで使ったら楽しいだろうなあ、相棒。



「外で食べるとなんておいしんでしょう」

四国のダイアナはいい気持ちそうにため息をついた。

「このあんたの巻き寿司といったら、アン……まったく口では言えないわ。作り方を教えてもらわなくちゃならないわ。でも、あんたはちっとも変わらないのね。どうしてそんなにほっそりしていられるの?私を見てちょうだい!私はしょっちゅうもうお菓子は食べないといい暮らしているのよ。だって毎年肥えていく一方なんですもの」

四国のダイアナは、遊山箱に残っている巻き寿司を取り上げ……食べたそうにながめ……頭を振り、非常な気高さと克己の表情を顔に浮かべながら、箱にしまった。



相棒よ。
もうオレには、相棒との輝く湖水でのピクニックが目に浮かんでいるぞ(爆)。
そのときはぜひ、膨らんだ頭、じゃなかった膨らんだ袖の服を着て、相棒と他愛もなく戯れることとしよう!









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きゃわいい~~~ (まっちゃん★)
2007-07-01 14:26:22
erimaさんよかったねぇ。嬉しさが伝わってくるもん。

で、いなひこさん!お声を掛けていただいて嬉しいです。でも、その前にerimaさんとGONCYAんと二人だけで会って欲しいなぁなんて思ったり。実は私もこの夏、遊山箱デビューの予定です。
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心が温かくなりました (まきまき)
2007-07-02 08:03:57
遊山箱、何よりもの素敵な贈り物だね☆
GONCYAさんのerimaちゃんを思う温かい気持ち、美しく心のこもった贈り物に満たされた喜び一杯のerimaちゃん。
ブログで気持ちが通い合って、こんなにも温かい友情を育んできた二人は、きっと遠くに住んでいても一生涯の友情をこれからも育んでいくんだろうな♪

今日のブログを読んでいて、こちらまで優しく温かい気持ちになりました。
二人が会う日がそう遠くない日に実現するといいね!たくさん語り合って、たくさん食べて、いっぱい気持ちを満たして、さらに友情を深めていってね。
返信する
素敵~ (ツマ)
2007-07-02 21:17:14
以前、旧暦のひな祭りの頃に、こんなに素敵な風習があるんだと、GONCYAさんのブログを拝読してうるうるした覚えがあります。まさにこれが!素敵です~っっ
でも、今回のGONCYAさんのコメントを読んで、どうしてもこの美しい遊山箱に詰められたチョコレートケーキを思い浮かべてしまい、笑ってしまいました。大人になってからのピクニック、いいですよね。アイスクリームにどきどきするピクニックも良かったけれど、子どもを置いて二人だけで行ったこのピクニックのシーンもまた良かったなぁ。

改めてびっくりしたのは、GONCYAさんとerimaさんがお会いになったことがないということでした。え~、信じられない。blogって素晴らしいですね
返信する
手の艶が出るまで (erima)
2007-07-03 02:41:18
いなひこ様

本当にとっても素敵な贈り物で嬉しいです。
ずっとずっと使い続けられるものであるというのが、また、思いをお道具に注ぐことが出来るのだなぁと、ますます嬉しくて。
考えてみれば、GONCYA様と出会っていなければ、私は『遊山箱』の存在すら知らなかったんですよね。
それが...本当にいろいろ考えれば考えるほど、すごいなぁって...。

まさかblogを始めた頃は、そこで知り合った人とコントをするなんて、思ってもみなかったんですけどね~(笑)
もっとも。本人達にはあまりコントという意識はありませんが(爆)

いつかきっと。モジャ連全国集会は実現すると思います。
みんなでお泊り♪
きっとワイワイきゃあきゃあ、いつまでも眠らない、修学旅行みたいになるでしょうね~♪
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モジャ連テスト(笑) (erima)
2007-07-03 02:55:13
虫主婦様

この贈り物を見て、「おっ、遊山箱♪」とわかるのは『モジャ連夫人』の証(笑)
(本人達も信じられないけど)面識がない、四国のダイアナとの初待ち合わせには、私は自分こそが『ハマのアン』である目印に、この遊山箱を抱えて行きたいと思います。
もういっそのこと、少女時代のアンのコスプレもしていっちゃおうか。
(イメージ云々以前にGONCYA様が「こりゃ関わっちゃイカン!」引き返す可能性アリ・爆)

しかし...虫主婦様。
「アンとダイアナのピクニックが見たい」だなんて。
裸踊りですけど、いいんですか?(爆)
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膨らませるのは頭のほうが好都合♪ (erima)
2007-07-03 03:30:36
GONCYA様

さすが相棒。ナイスな提案だ。

そう...俺たちの『輝く湖水』でのピクニックは裸踊りで幕を閉じることがすでにずっと以前から決定しているのだ。
つまり、ふくらんだ袖の服をせっかく着用しても、数時間後にはすべて脱ぎ捨てることになるのだから...
俺たち二人の最終形(爆)を考えれば、ふくらますのは袖より頭のほうがいいってことだ(笑)

しかし、ふくらんだ頭で裸踊りを繰り広げ、他愛もなく戯れる俺たち...
う~ん、まるで地獄絵図だ(爆)

だが、相棒。
俺は本当に嬉しいんだよ。
相棒が心をこめて贈ってくれたものを、今度は俺が心をこめて使い込む。
手の艶が馴染むほどに、きっと思いは深まり...深まった思いはまた、相棒との出会いの意味と幸せを思い出させてくれるだろう。

思えば、キングから相棒に受け継がれた遊山箱も、キングが持っていた3つの遊山箱も、そうやって様々な思いがしみこんで、素晴らしい艶に深みを増してきたものなのだろうし...

相棒。
本当にありがとうな。

「あのね、なにかを楽しみにして待つということが、そのうれしいことの半分にあたるのよ」

ハマのアンは叫んだ。

俺たちはみんなで『半分』をじっくり楽しみながら、『あと半分』に出会えるピクニックの日を待つことにしよう!
返信する
ふ、二人だけ... (erima)
2007-07-03 03:43:04
まっちゃん★様

本当に、この素敵な遊山箱の贈り物。
すんご~く嬉しくって嬉しくって、我が家の甘えん坊娘の心配がなければ、私もすぐに飛んで行って混ぜてもらいたい遊山箱デビューの夏なんだけど。

ほら。だって...その前に二人だけで会うのはなんだか恥ずかしいしぃ...(笑)
そのわりに『恥ずかしい』って言葉、何十年ぶりに使ったけど(爆)

...実は重度の人見知りの私。
(でも誰もそれを信じてくれない)
どうでもいい人と会うときは全然緊張しないんだけどねぇ(笑)

一応私にも「嫌われたくない!」っていうしおらしい気持ちがあるらしいわ~(爆)
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