猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

花の名前。

2009年06月05日 02時28分43秒 | つぶやき

 

今の季節、みなとみらいの空地には.....
この花がたくさん、揺れています。
名前、なんていうのかな?
昨年も確か、同じような写真を撮ったけど。

 

野草の名前には、美しいものも多いが.....

逆に、かわいそうなものも、多くある。

それをよく見かける、庶民が名づけたゆえなのか。

率直で、遠慮のない、かわいそうな名前。

 

今朝、『かえるコール』でゴンザが「うふふ♪シンクは空いてるかな~?」と。
そこに入りきれないほどの花を。
夜の街からの、おすそわけ。

 

掃き溜めに咲くからと、ハキダメギク。

荒れ地に咲く、盗人の足跡に似た花だから、アレチヌスビトハギ。

トゲトゲがいっぱい生えているから、それで継子の尻を拭うのだと、
ママコノシリヌグイ。

 

花瓶がひとつじゃ足りないので、大小、パスタポットに。

 

ヘクソカズラ<屁糞蔓>に至っては、
その文字を見ただけで、
かわいそうな名の由来がわかるほど、直球勝負である。

 

『本日のお姫様気分』
こんなに抱えきれないほどのユリ。
むせかえるほどの香り。
ゴンザ、ありがとう。

 

他にも、ビンボウグサに、ワルナスビ。

ヤブジラミに、ブタナ。

そういえば、人と縁の深い、あんなに可愛らしい犬でさえ、
野草の世界ではなぜか、『役に立たないもの』にたとえられ.....

イヌタデとか、イヌナズナなんて、
『食べられもせず、役にも立たない』植物という意味で、
その名が多く使われている。

 

こちら、楚々と咲いているのは、ベランダ出身のジュリア。
豪華な花も素敵だけれど、こんな感じも私は大好き。
それにしても、部屋中花だらけの幸せ!

 

でもって、しまいにはイヌホオズキなど、
別名までもがバカナスと、
そりゃあ、あまりにひどい言われよう。

.....と。

野草図鑑の一ページに、これまた酷い、
クサレダマなんて名前を見つけて、
「ちょっと~、いくらなんでも」と思ったら。

 

野にある花の美しさは、また格別。
これはマメグンバイナズナかな?

 

これは早とちりで、
クサレダマ=草連玉(花がマメ科のレダマに似ている)という意味だった。

花の名前。

おもしろいよね。

 

野の花には、とても不思議な秩序がある。
こちらはウマゴヤシ?

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4 コメント

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はじめまして (メリィ)
2009-06-05 08:11:03
こちらの大ファンで、いつも拝見させていただいておりました。
さかのぼって、以前の日記もよく読ませていただいております。
お二人のすばらしいコンビネーション(?)に
いつも感動させられております。
erimaさんの書く文章も、サイコーです。
(すみません・・・うまく表現できなくて・・・)

今日は思い切ってコメント残させていただきます。
(意外とシャイです・・・)
一番上のお花の名前は「ガウラ」という名前だと思います。
私の好きなお花のひとつです。

また遊びに寄らせていただきます
erimaさんと、ゴンザさんのご健康をお祈りいたします♪
返信する
♪野に咲く花のように (GONCYA)
2009-06-05 09:11:29
姫系のゴージャスな花の名前に対して、
野の花の名前は、確かに色々だなあ。
「ぺんぺん草」なんて、庶民的というか地味というか(笑)
「ぺんぺん草も生えない」なんていう言葉を聞くと、
気の毒にさえ思えてくる。
とってもかわいい風情の草花なのに。

でも、その「ぺんぺん草」に止血の効能があったりして、
あなどれなかったりするのもまた魅力。
きっと、名もない草花の中にも、
人間たちにとっては貴重で、大切な役割を果たしてくれるものもいるはずで……。

でもまあ、姫系の花も捨てがたいのもまた事実だ(笑)

せめて「バラにはバラの、野草には野草の魅力がある」ことを心にとめて、
自然と接していきたいなあ。
返信する
はじめまして~♪ (erima)
2009-06-06 11:45:20
メリィ様

はじめまして、コメントありがとうございます♪
いつも読んで下さっているとのこと。
とても嬉しいです!
日々、統一性のない話題と、ときどき、脱線しすぎてしまう私の文章ですが(笑)
こうしてコメントいただけて、とても励みになります♪

このお花。
ガウラというのですね~。
教えて下さって、本当にありがとうございます。
今、調べてみましたら、別名が白蝶草というのだと知って、なるほど、この花の風情にぴったりだわと、美しい別名に感動しております。
(イヌホオズキの別名なんて、あんまりですもんねぇ・笑)
最近は、元は栽培種の花が自然に増えたものなのか、珍しい花々を目にする機会があって、とても楽しいですね。
私もこのお花、とても好きです。

これからまた、私のほうでも、メリィ様のblogに、ぜひ寄らせて下さいね。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
返信する
自然な愛情。 (erima)
2009-06-06 12:01:57
GONCYA様

そうなんだよなぁ。
野の花の中には、気の毒っちゃあ気の毒な名前を持つものもあるんだけど...
なんか、これも愛情のひとつのような気もするんだよな(笑)
中にはよ~くその植物を見ていないと、わからない特徴なんかが名前につけられているものもあるし。

相棒の言うとおりこれらはきっと、ひそかに人の役にたってくれながらも、生活に溶け込んで...
目立つことはないながら、深くさりげなく、愛されてきたんじゃないかなぁ。
ぺんぺん草。
かわいそうな気もするけど、可愛いくもあるもんなぁ♪
こんなに印象に残る名前って、ほかにあるか!?って。
逆に、栽培種の姫系は、名前も結構無理してる部分があったり...(笑)

まあしかし、いずれにしても花は、どんな花でも美しいよな。

野の花は野に。
飾られる花は愛でられてこそ。

ま、本妻と愛人みたいなもんかな(爆)
返信する

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