可愛い肉球カステラ。
自転車を漕いでいたら、
歩道を若い父親と、
小学校低学年くらいの男の子が歩いていた。
二人は楽しそうで、
何やらふざけながら、
ワイワイしていたのだが、
父親がふと前を向いた瞬間、
子供の方が「ドサッ」と転んだ。
「何!?お前ホントに転んだの??」
父親の問いかけに、
男の子はうん、と頷き、
少し強がった風に、
肘をパンパンはたいて歩き出したのだが...
やはり少し痛かったようで、
不安そうな顔つきで父親を引き留め、
「ここ、どうにかなってる...?」
と、『痛かったのであろう部分』を指して、尋ねる。
覗きこんだ父親。
少し驚いたように、
「おお!鋼鉄みたいになってるよ!」
なんとステキなオトコの流儀!
「へへへ♪」
顔を上げて笑った男の子。
転んだことなど忘れたように、
再び楽しそうに歩き出した。
うちのオトコの子(中年)は、夏恒例の髪型?に。