猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

禁じられた遊び。

2021年05月25日 12時37分19秒 | ぶ~すか言ってやる!

 

だ、誰!?

 

 

もはや、ブームとなっている感すらある。

 

『路上飲み』や、

『酒類提供停止の要請に従わない店で騒ぐこと』がである。

 

『白い目』で見られることが大好物の、

『自己承認欲求盛り』の若者にとっては、

願ってもないチャンス到来!である。

 

結果、酒を提供している店からは、

以前以上の大騒ぎが漏れ聞こえ、

路上には飲み食い後のゴミが散乱し、

その様子が、さらに人を集めて、

以前にはあまり聞かなかった、

シャレにならないトラブルもチラホラ。

 

『禁酒法』がかえって治安を乱す、

なんてのは、

歴史がそれを証明してくれているが、

(少々大袈裟ではあるけれど(笑)

仕方ないな、と思う側面もある。

 

若者は騒ぎたいものだし、

営業している店だって死活問題である。

 

うちみたいな、夫婦だけでやっている店ならいざ知らず、

従業員を多く抱えた経営者には、

言い知れぬ苦労や苦悩があるだろう。

 

だが、要請に従っている人のことは?

 

結果、息も絶えだえになっている、

酒屋や市場のことは?

 

何より

「自分が誇りを持って続けてきた仕事が否定され続けている」

ような感覚に、心を蝕まれつつある人々のことは。

 

「そういう意味ではない」

「同じ思いをしている業界は他にもある」

というのは重々承知だが、

少なくとも、

冒頭で触れた『思わぬブーム』は野放しで、

『休業を余儀なくされている店』の前に放置された、

空き缶やゴミを片付けているのが

要請に従っている人々である、

というのはどうなのであろう?

 

前にも書いたが、

「飛沫感染!マスク!」と大騒ぎする一方で、

路上に唾を吐いて歩く人々は減らないし、

タバコのポイ捨ても一向になくならない。

 

路上飲みで放置された缶の飲み口や、

吐き捨てられたガムにはウィルスはないと?

 

「仕方がない」と思う現象や措置がある一方で、

そうは思えない出来事はたくさんある。

 

路上飲みをするなら、缶は持ち帰ろうよ。

 

飲む人も、飲ませている店も、

周辺住人に対して、配慮をしましょうよ。

 

時間がたっぷりあるせいで、

見るものが増え、考える時間が出来て、

いろいろまた、ぶーすか言い始めた私である(笑)

 

 

 

コメント (3)
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