猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

エスパー一族、芋を掘る。

2007年10月24日 01時10分23秒 | 

さて。

今年もやってまいりました、芋掘りの季節。

ここしばらく、ゴンザ母のことなどもあって、なかなか手入れも滞りがちになっていた畑ではありますが.....

そんな中でも初夏に植えた40本のサツマイモの苗はすくすくと育ち、嬉しい収穫のときを迎えました。

 

さつまいもエリアを覆いつくすほど旺盛に伸びたいも蔓

 

とはいえ、先に述べたような理由で、なかなか決まらなかった芋掘り決行日。

最終的に日程が決まったのは、1週間ほど前と、いささか唐突ではありましたが、今年はエスパー妹とその夫、エスパー弟、ゴンザ友人夫妻と二人の小さな娘さん、我々と、総勢9名での開催となりました。

 

このいいお天気にこの方も大はりきり!
しかしだからといってそんなに鼻の穴を拡げんでも...(笑)

 

しかし、ただ『芋掘り』と一言で申しましても、その準備には全身全霊を傾けて当たらねば気が済まぬ私とゴンザのこと。

私などは前日、100円ショップやスーパーを数件ハシゴいたしまして、買い漁ったものたちをリュックに詰めてはチャリンコで疾走し、そのプレイベントともいえる時を満喫した次第でございます(爆)

 

早起きして(というか興奮でほとんど眠れず・爆)
『アジの干物寿司』など作っておにぎりにしてみました♪

 

なにせ、こういうイベントごとというのは、当日も楽しみなものですが、何より準備をしながらワクワクするのが嬉しいものです。

今回参加のエスパー妹などは3日前から「テルテル坊主を作ろうかな~♪」などと張り切っておる始末でしたし(笑)
みな、一様にこの芋掘りを楽しみに、その日を迎えました。

 

なぜか一箇所に固まり、芋を掘る人々(笑)

 

まずは芋蔓を切り取って根元を見つけ、手探りで慎重に掘り進む。

サツマイモというのは地上になる野菜と違って、実際に掘ってみるまでその出来がどうであるかわからないものですから、もうドキドキです。

しかし、そのドキドキを待つ間もなく、そこここから上がる歓声。

 

エスパー弟は芋掘り初体験だそう。

 

昨年以上に豊かに実ったおイモたちは、参加者みんなから自然に最高の笑顔を引き出し、いつもは静かな畑もこのときばかりは賑やかに華やぎます。

 

こういったことには真剣そのもの。
同じ残念な血が流れるエスパー姉弟(笑)

 

カエルが跳ねる横で座り込み芋を掘る者。

おんぶバッタを見つけそれを追いかける者(←エスパー弟)。

みんなの歓声を嬉しそうに聞きながら、必死に炭を熾す者(←ゴンザ)

植木屋でのバイト経験を生かして見事なスコップ捌きを見せる者(←エスパー妹夫)。

 

見事なスコップ捌きを見せるエスパー妹夫。
普段は物静かで知的なこの人物。
実はエスパー姉弟やゴンザのノリと同じものを持っている上、
ときおり鋭いツッコミをも見せる奥深い男(笑)

 

ゴンザ友人の小さな娘さんたちの可愛らしい様子も、大人たちの笑顔を誘い、収穫の喜びは、その収穫以上のものを、我々人間にプレゼントしてくれました。

 

小さな手が一生懸命お芋を持つ様子が愛しい♪

 

そして。

お決まりはやはり美味しいものでの憩いのひととき。

メインの焼き芋が出来上がるまでバーベキューなど楽しんで、人間が太古の昔からそうしていたように、土に触れ、火を囲み、笑いあいます。

 

『イカのポンポン焼き』には、中に一度取り出して綺麗にしたワタが入っていて...
成人病予備軍世代にはちと口に運ぶに罪悪感があるけど、美味い!

 

ホッカホカの焼きたて芋は懐かしい香り。

甘く切なく、ある者の記憶を引き出し、またある者の新しい記憶として、大切に仕舞われる。

 

カボチャ大のものからミニミニ芋まで大収穫!

 

永遠があるとしたなら。

それはきっと、こういったもののことをいうのでしょう。

雲ひとつない真っ青な秋空に立ち上る煙は.....

『幸せはここにあるよ』という合図なのかもしれません。

 

 

さ~て。

来年もまた、張り切って苗を植えるぞ~!

 

みんなが芋掘りを楽しんでいる間、一生懸命火を熾したり
写真を撮ったり、大活躍だったゴンザ。
いつもありがとう。そしてご苦労さま!

昨年の芋掘りの様子はコチラ←クリック

 

コメント (12)
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