猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

誘う女

2007年10月10日 22時19分57秒 | ハ~プニング!

♪枯葉散る 夕暮れは

 来る日の寒さを 物語り~♪

.....と、ハイ。

この名曲に相応しい季節が、少しずつ近づいてまいりましたが。

 

ゴディバの金木犀色

 

皆さんはこの曲の2番の歌詞をご存知でしょうか?

♪砂利道を 駆け足で

 マラソン人が 行過ぎる

 まるで忘却 望むように

 止まる私を.....

と、まあ、こう続くわけですが。

今日、ワタクシもマラソン人とすれ違い、その瞬間に、すべてを忘却するようなすごい衝撃を覚えました。

 

これは...干し柿みたいだけど(笑)アプリコット

 

それは畑へ向かう途上。

そこらじゅうに漂うキンモクセイの香りを胸いっぱいに吸い込みながら、自転車を走らせているときに起きたのですが。

サイクリングロードのど真ん中で、向こう側からストイックな走りを見せながら近づいてきたマラソン人が、私とすれ違いざまに、

「ブッ!」っと。

凄まじい音をたてて、一発を放って行った、と。

まあ、そんな次第なわけで(笑)

長い長いサイクリングロードの。

行き交う人もそう多くない時間に。

なぜ彼が、よりによって、私とすれ違う瞬間にそれを放ったのか.....?

理由はわかりませんが。

私の脳裏には一瞬にして、かの名曲『恋人よ』の物悲しいメロディが流れ始め、同時にある人を思い出したのは確かです。

♪恋人よ~(ゴンザよ~)

 そばにいて~ こごえる私の

 そばにいてよ~♪(爆)

 が。

よ~く考えてみれば(いや、よく考えなくても)、この恋人もまた、私に向かって衝撃の一発を放つのが大好きなわけで。

......私には何か、そんな一発を誘う魅力でもあるのかしら?

ああ。

そういえばゴンザ母が入院して数日経った頃.....

病院でもそんなことがあったっけなぁ。

あの日.....。

患者の家族が待機したり、食事をしたりするための椅子とテーブルが置いてあるスペースで、私がコーヒーを飲んでいると。

 隣のテーブルにいたおじさんが、やおら立ち上がり、窓辺に寄って外を眺め、

「あれはなんだ?...ああ、カラスか~」と、ひとり言を呟き、直後に盛大な一発を

「ブッ!!」っと(爆)

おじさんは、その後振り向きもせず、おすまし顔だったけど.....

その音が聞こえると同時にそこへ入ってきた若いオニイチャンは、犯人を私だと誤解しないでいてくれたろうか?

ああ、不安。

しかし..... 私の顔って、そんなにもよおす顔なのかな?

恋人よ(ゴンザよ)。

答えておくれ~♪

 

アンリシャルパンティエのパリコレも秋色

これは塩キャラメルのケーキ

しかし...なぜに臭い話題に美味しいものの写真だ、私?

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする