猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

組織がなければただのいいがかり(組織があってもだけど)

2007年06月16日 00時50分59秒 | ぶ~すか言ってやる!
ワタクシ。
今日は大変に怒っております。

昼間、ゴンザと共にランチビュッフェに行き、おかないっぱい食べ、大満足で畑へ向かい、その後のんびりと帰宅の途をたどっておりましたら。

いきなり警察に言いがかりをつけられました。

車で畑へ行く際に、いつも通る道。
踏み切りを右に見ながら直進する道で、『一旦停止をしなかった』と。

いえ。
私はそこからずっと左斜め前方方向へ伸びた路地の奥まった場所にパトカーが停まっていたのを知ってました。
(なぜならその路地は私の大好きな道で今日は何か花が咲いてるかしら~なんて、通るたび車の中から必ず覗き込むから)
そして、二人の警官がその中で雑談をしていたように見えたので、運転するゴンザに、のんびり『あれ?パトカーが停まってる。さぼりでもしているのかね~』なんて言って、笑ってたんです。

もちろん、その時点できちんとゴンザは一旦停止をしていましたし、だからこそ、助手席に座っていた私にはその警官たちの表情まで見え、その後もまさか自分達が停止を求められるとは考えませんでした。

それに、そのパトカーはしばらく時間を置いて、ゆっくりと私たちの後ろを走っていたので、私たちは、自分達自身は違反をしていないものだから、何かあったのかと、不思議に思ったくらいです。

しかし、あまりにぴったりそのパトカーがくっついてくるので、窓を開けながら耳を澄ましてみると.....
(この耳を澄ます行為は、ゴンザと私がパトカーや救急車を見かけると必ずする行為です。彼らが誰かを追いかけたり運ぶ時、職務の邪魔にならないよう、すみやかに車を端に寄せる為)

彼らが呼びかけているのは私たちに対して。

でも、私たちはこの時点でも、違反はしていないのだし、何か事件でもあって、通りがかる人に何か聞き込みでもしているのかと考えていました。

が。
車を降りていったゴンザは何か警官の言っていることに、怒っている様子。

そして、事情を聞けば『一旦停止を怠ったと言われている』と。

いえ、もちろん私も異議を申し立てました。

しかし、警官は『二人で違反を見ていた』の一点張りです。
(ちなみに片方の警官には確信がない様子が少し感じられた)

なので、『では、それを誰が証明するのか?』と私は尋ねましたよ。

あっちも二人、こっちも二人。

向こうは『二人で見た』と言うが、私たちは二人とも、確実に一旦停止したのを覚えている。

第一、一旦停止をしたからこそ、私はあんな奥まった場所に停車したパトカー内で会話をしている警官の姿がきちんと見えたのだし、だからといって『見た!』『してない』の堂々巡りは建設的でないので、では証拠はどうするのかということを尋ねました。

二人の警官の『見た』という主張しかないのに、どうやって一旦停止をしていなかったと証明するのかと。

そして、あななたちも一度見たと言ってしまった以上、もう引っ込みがつかないでしょうから、さっさとするべきことをしなさいよと。

そして、その後ゴンザは言いました。

キップを書いても署名はしないと。
してもいない違反のことでサインなどしないと。

誰よりも安全運転を心がけ、列に入りたそうな車がいたら、必ずといっていいほど道を譲り、事故も起こさず、ゴールド免許を持つゴンザ。

やたらに急ぐ車を『ウ○コもらし』とユーモアのある名前で呼び、怒りもせず、私が無謀運転をする他の車に悪態をついても『まあまあ』と、のんびり笑っているゴンザ。

ついさっきまで食べていたビュッフェでは、隣のテーブルで飲み物をひっくり返してしまったおばあちゃんに即座に声をかけ、同時に立ち上がり、店員さんを呼び、その店員さんが駆けつける以前に片づけをしてあげたばかりか、濡れてしまった洋服の心配までし、最後には『何を飲んでいましたか?』と尋ねて、代わりの飲み物とストローまで運んであげていたゴンザ。

そんな彼が、何も悪い事をしていないのに、ただの言いがかりでこんな目に遭うのはなぜでしょう?

本当に悔しいです。

違反もしていないのに、違反と言われる。
異議を申し立てれば『ではその旨を申告するためにあらためて警察に出頭してください』と言われる。

なんで、なんの違反もしていない人間が、点数稼ぎの功を焦った警官に言いがかりをつけられた上、時間と労力を裂いてそんなことをせにゃならん。

普段温厚なゴンザは切れました。
(当たり前だ)

しかし、切れれば相手の思うつぼ。

私は彼を諌め、ゴンザは結局
『キップに署名はしない』
(ちなみに署名は任意です)
『警察にも出頭しない』
『なぜならこちらは違反をしていないから』
『これ以上何か用があるならそっちから出向いて来い』
と、そう言って帰ってきました。

これがこの後どうなるのか知りませんが、悪い事をしていない人間に対し、警官だからと言って濡れ衣を着せていいはずはない。
(濡れ衣を着せるのも罪をでっちあげるのも彼らのお得意だけど。事例は皆さんご存知のとおり、枚挙に暇がありませんね)

それに、私は見てました。

彼らは『二人で一旦停止を怠ったのを確認していた』と言っていましたが、片方の警官はこちらを見ていなかったのを。

それと、私たちの右前方に危ない停まりかたをして踏み切りの前にいた原チャリが見えたので(色も乗ってる人の風貌も覚えている)、なおさら私は一旦停止のことをしっかり覚えていたのです。
(この二つの事柄については、彼らにもみ消されると嫌なので、言うべき時期を考えてます)

しかし、もし裁判になったら、警官二人組みと私たち二人組みの証言。
どちらが信用されるでしょう。

答えはもちろん警察。

それはただ、彼らが組織というものを持っているから。

でも、『警官だから』という理由だけで、同じ『人間二人』の証言が、私たち二人の証言より信用されるのってどうなんでしょう?

それに、徹底的に戦うとしても、やってもいない違反のために、濡れ衣をかけられた側の労力と時間と金が消費されるのはどう考えてもおかしい。
(精神的苦痛も)

罰金の支払いはあくまで任意で強制力のあるものではなく、違反キップなどへ対する異議申し立ても出来るとはいえ(79条の第1項だったかな?)、ただの濡れ衣をかけられた私たちがなぜこんな不快な目に遭わなきゃいけないのかしら?

普段はヘラヘラ笑っている私たちですが、今度ばかりは怒り心頭です。

ゴンザが違反したなら、『素直に従いなさいよ』というけれど。

こんなのただの言いがかりに過ぎない。
コメント (16)
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