「ゆるちょ・インサウスティ!」の「海の上の入道雲」

楽しいおしゃべりと、真実の追求をテーマに、楽しく歩いていきます。

「月夜野純愛物語のあとがき」(最後まで読んで頂いたみなさんへ)

2013年12月25日 | 今の物語
えー、どうも。「月夜野純愛物語」お楽しみ頂けたでしょうか。


えー、僕はこの「月夜野純愛物語」を今日、クリスマスの午前10時くらいまでかかって微調整を続けてきまして、

改めて、今日アップ分の最後の3回分を読みなおしたところ、完全にミウさんの気持ちになってしまって、

最後、終わった時に大きな幸福感に包まれ・・・やっと報われた感に襲われ、マジ泣きしてしまいました。


僕も今までいろいろなストーリーを作ってきましたが、こんなことは、今回が初めてでした。


それだけ今回の作品には、大きな思い入れがあったし、ミウさん大変でしたから・・・まあ、そんなこともいろいろ重なって最後泣けちゃったんでしょうね。


まあ、この作品は、8月末くらいから構想を始めまして、僕自身、三菱電機時代に、夜、独身寮の窓から、江ノ島の上空に浮かんだ月を見ながら、

「僕の人生この先、どうなっちゃうんだろう」

と、まるで、鈴木サトルのように、本当に悩んでいたので・・・月をラッキーアイテムにした完全女性向けのラブストーリーを書くことにしたんですね。

あとは、これはボルに指摘されたんですが、僕はスガシカオさんの「黄金の月」という楽曲が好きで、

そこからも、インスパイヤされたわけです。はい。

この物語に出てくる鈴木サトルは完全に三菱電機時代の僕がモデルで、当時からデパ地下の店員さん達とはすぐ仲良くなる癖があって、

楽しく生きていました。それが中部国際空港の主任システムエンジニアを担当し、ほぼあそこに描かれたような経緯で、

鬱病になっていく・・・あのあたりは、僕的にはもうドキュメンタリーと言っても過言ではないくらい、生々しく表現させて貰いました。


あそこで、苦しんでいた鈴木サトルは、僕そのものでした。鬱病に苦しんでいた僕・・・まあ、出来るだけ刻名に描くようには、しましたけど、

読者の皆さんには、どう映ったでしょうか。


このラブストーリーのもうひとつのキーワードに「生き地獄」という言葉を設定しました。

作品の中では、あまり、この言葉自身は使わないように気をつけましたが、僕自身「生き地獄」を味わったし、

ミウも「生き地獄」を経験した・・・そういう二人の男女が出会うことで、

新しい可能性を掴んでいく・・・そういう成長物語として、僕はこの物語を書きました。


だから、しあわせになる為の知恵を各所に散りばめてあります。


だから、ある意味、しあわせになるとは?という疑問を持ちながら読んでもらえれば、それこそ、しあわせになる為のマニュアル的にも読めるようにしてあります。


「カンダタを助けようとしたお釈迦様は「俺偉い病」だ」


なんて言葉は僕にしか出せません。まあ、芥川龍之介も冥界で驚いているでしょうけど、文士としては、絶対のライバル同志ですから、いいんです。全否定しても。


まあ、いずれにしても、僕のストーリー制作方法は、僕の心の師、池波正太郎大先生と同じで、

「ある環境をまず設定し、登場人物を動かしてみる・・・すると、そのうち、生き生きと自ら動き出す・・・その様子を描くのみ」

という、なんとも大変な方法をとっているので、物語がどこへ行くかなんて、当初はまったくわかりませんからねー。


まあ、でも、今回はうまく流れに乗ってくれたので・・・というか、あとから「あの概念も入れよう」「それを入れるのなら、この概念も」と、

結構欲張って書いてきたので、思ったより随分とボリューミーな内容になってしまいました。


ですが、僕的には、100%満足出来る仕上がりとなりました。


まあ、予定通りにクリスマスに終わることが出来て・・・作者としては、満足ですねー。


まあ、ミウさんもお疲れ様・・・と言ったところでしょうか。


まあ、ですから、このラブストーリーは、ある意味、「しあわせになるマニュアル」とも使えますから、そんな感じで、女性の方達に使って頂けると幸いです。


えーと、最後にくだらないネタをひとつ、この「月夜野純愛物語」ですが、

「月夜の純愛物語」

と言う意味ともかけてたんですね。すいません、くだらないネタで・・・(笑)。


ここまで、お疲れ様でした。


そして、ここまで、読んで頂いたみなさん、ありがとうございました。


それでは、メリー・クリスマス!素敵な夜をお過ごしください!


ではでは。

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