「ゆるちょ・インサウスティ!」の「海の上の入道雲」

楽しいおしゃべりと、真実の追求をテーマに、楽しく歩いていきます。

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ラブ・クリスマス!(4)「ボクとワタシのイブまでの一週間戦争!」

2012年12月23日 | アホな自分
クリスマスイブ7日前の土曜日の午後5時頃。

ガオと、大人の女3人の会話は、全然終わっていなかった。


「こんな時、鈴木だったら、どう出ると思います?」

と、ガオはアイリに聞いた。

「そうね。彼だったら、逃げ場を確保しながら、すべての事態をコントロールしようと考えるでしょうね・・・」

と、アイリは言う。

「もちろん、彼は理性的で・・・それが出来る男だもの・・・それは、今までの鈴木を見てくれば、わかることだわ・・・」

と、アイリは言う。

「そうね」「タケルくんなら、当然だわ・・・」

と、マキもアミも納得している。

「鈴木だったら・・・すべての事態をコントロールするのか・・・」

と、真面目な顔して悩むガオ。

「とにかく、ガオくんは、まず、気持ちを落ち着けて・・・冷静に、次の一手を考えることよ・・・例えば、そのミサさんが、ガオくんを本気で求めてきたら、どうする?」

と、アイリ。

「もし、次に二人きりで会って、酒でも一緒に飲んだら・・・俺、多分、行くとこまで行っちゃうような気がします・・・」

と、ガオ。

「普段のガオくんには、似つかわしくないわね・・・もし、それで相手が妊娠しちゃったりしたら、離婚訴訟よ。ガオくんは多額の賠償金を払わなければいけない・・・」

と、アイリは冷静に話す。

「そうか・・・確かに、そうですね・・・」

と、ガオは少し気分が静まる。

「女は、特に大人の女は、冷静に見えて・・・案外本能で行動するから・・・その場の雰囲気に、簡単に流されたりするものなの・・・」

と、アミ。

「だから、男女で一緒にいる時は、男性は決して女性の行動に惑わされてはいけないの・・・女性がオーケーを出したからと言って理性を欠いたら・・・」

と、アミ。

「欠いたら?」

と、ガオ。

「・・・堕ちるところまで、堕ちるわね。だって、女性は本能で生きているから、一緒にお酒なんか飲んだら最後・・・普通に男性の身体を求めたくなるもの・・・」

と、アミ。

ガオは、その説明に言葉がなかった。

アイリは、そのガオの様子を察して、さらに質問をする。

「ねえ、ガオくんは、そのミサって女性が、自分に恋に落ちたように見えたんでしょ?それに関する言葉とか、あったの?」

と、アイリは聞いた。

「僕は大学まで柔道やっていて・・・今サーフィンをやっているので、割りとマッチョなんです。ミサさんは、マッチョ好きなようなことを言ってました」

と、ガオは慎重に説明する。

「へー、ガオくん、マッチョなんだ!」

と、突然、反応するのは、アミ。

「あらあら、ここにも、若い男のマッチョ好きがいたわ」

と、マキが呆れて言葉にする。

「まあ、それはいいとして・・・だとしたら、アミは、そのミサって女性の気持ちが、わかるんじゃない?」

と、アイリはアミに振る。

「そうねー・・・」

と、アミは少し考える。

「だったら、こうしない?そのミサってオンナを、ガオくんが、バーかなんかに、おびき出して・・・わたしがしれっとそこにいて・・・そのミサってオンナの様子を探る・・・」

と、アミ。

「そうすれば、そのミサってオンナの本性もわかるし・・・目つきや喋り方でだいたいわかるわ・・・同じ若い男のマッチョ好きとしては、ね」

と、アミ。

「どう、このアイデア、ガオくん!」

と、畳み掛けるアミ。

「え?いやあ、経験豊富そうなアミさんが、それをやってくれるというなら・・・僕としてはブレーキもかかるし・・・願ったり叶ったりかな、と思います」

と、ガオ。

「それって・・・アミがガオくんに、ただ会いたいだけなんじゃないの?」

と、辛辣に言うマキ。

「まあ、いいじゃない・・・アミがいれば、ガオくんのブレーキにもなるし、ミサってオンナのしたいことも、ある程度わかるし・・・」

と、アイリ。

「それに、多分、ここに、タケルがいたら、この案を提案してくるだろうし・・・そういう匂いのするアイデアよ。そう思わない、アミ」

と、アイリ。

「そうね・・・私の好奇心旺盛な性格を知っているタケルくんなら・・・絶対に、そう提案してくるはずだわ」

と、嬉しそうにする、アミ。

「わたしも、そう思うな・・・ま、タケルくんの提案しそうなことなら・・・やるべきね、ここは」

と、マキ。

「鈴木って、お3人に、それほど、信頼されているんですね。大人の男性として」

と、軽く嫉妬するガオ。

「それは、そうよ。彼、すごいもーん」「その通り」「うれしいわ、そう言われると」

と、アミ、マキ、アイリは、それぞれ、反応する。

「いずれにしても、ガオくん、電話番号を教えてくれるかしら・・・3人とも個人情報は、しっかり秘匿する人間だから、そこは、安心して」

と、アイリ。

「じゃあ、その作戦、いつ決行しようか、ガオくん・・・」

と、アミとガオは、具体的な打ち合わせに入っていた。


クリスマスイブ7日前の土曜日の午後6時頃、イズミは、ゼミ御用達のちゃんこ居酒屋「力皇」で、ゼミの先輩、後輩、現役生、そして、先生達と飲んでいた。

イズミは、良い感じで酔ってはいたが、腑に落ちない気持ちも多かった。

「イズミさん、美緒にフラれて、それが気になっているんですか?」

と、隣に座っている数学科4年生の河西トオル(23)が笑顔で、イズミに、ズバリ!と聞いてくる。

「ああ。あんなに、あっさりとフラれたのも、珍しかったんだ、俺」

と、イズミも、そこは屈託なく話している。

「まあ、約束があったんなら、仕方ないけど・・・」

と、イズミが言うと、

「ああ、あれ、あいつのいつもの手なんですよ・・・男性が誘ってくるような気配を感じると、すぐ逃げを打つんです。あいつ・・・」

と、河西は、よく事情を知っているようだ。

「ほう・・・俺が彼女に手を出す・・・それを感じて、初めから逃げを打ったってこと?」

と、イズミは、少し瞠目しながら、河西に聞いている。

「あいつ、人気があるんですよ。特に年上の人間に・・・だから、そういう気配を感じると、さっとかわす・・・それが上手いんです。動物的勘みたいな感じです」

と、河西は、よく美緒を知っている。

「なるほどね・・・彼女は大人になるのを怖がっているのかな?」

と、イズミはさりげなく聞いてみる。

「美緒は・・・あいつ、テニスサークルに入っていた大学1年生の時に、マスター1年の先輩とつきあって・・・大人の女には、とっくになっていますよ」

と、河西。

「へー・・・じゃあ、その彼氏の為に、今日・・・?」

と、イズミが聞くと、

「その彼氏とは、大学3年の終りで、別れています。だから、今はフリーのはずなんですけど・・・僕も夏に告白してフラれた口なんです。実は・・・」

と、頭を掻く河西。

「はっ・・・それじゃ、俺と同じ立場なわけだ・・・人気あるんだな、彼女」

と、イズミは、なんとなく機嫌がよくなり、河西に日本酒を注いでやる。

「あ、すいません。先輩に注がせるなんて・・・美緒の奴・・・多分、同学年の男子に、かなり告白されているはずですよ・・・あいつ美人だし、性格いいから」

と、河西は、さらに情報をくれる。

「ふうん・・・フリーなのに、告白されても、頑な・・・どうしてなのかな?普通人間、特に女性は気持ちいいことを知ったら、そこに戻ることに熱心になるはずだけど」

と、イズミは考えている。

「さあ・・・そのあたりは、僕はさっぱり・・・」

と、河西。

「ちなみに・・・僕も卒業後は、八津菱電機への就職が決まっています・・・」

と、頭を下げる河西。

「へー・・・どこの事業部なの?」

と、イズミ。

「先輩と同じコンピューター事業部です。なので・・・これからも、よろしくお願いします。先輩」

と、もう一度頭をペコリと下げる河西。

「こちらこそ、よろしく・・・なるほど、それで美緒ちゃんの情報を、俺に熱心にくれたわけか・・・先輩に取り入るのが上手いよ。河西は」

と、機嫌よく話すイズミ。

「いやあ・・・とにかく、話すネタを、と考えていたんで・・・つい」

と、河西。

「しかし・・・なぜ美緒ちゃんは、恋愛の世界に戻ってこないんだろ。俺にはまるで、なにか大事なものを守っているかのように見えたぞ・・・処女を守る少女のように」

と、イズミ。

「それだけは、絶対に、ないですね。僕は美緒の彼氏だった男性を知っていますが、「美緒は名器!」みたいなことを、しれっとしゃべっちゃうような男性でしたよ」

と、河西。

「ふうーん。で、どんな奴だった。その美緒ちゃんの彼氏」

と、イズミ。

「テニスが相当上手くて、主将とかやっていて、底抜けに明るい笑顔のさわやかなひとでしたねー。下ネタを話しても、美人な女性達が微笑むような、そんな空気を持ってた」

と、河西が思い出すように話す。

「ふうーん、そりゃ、相当な腕前だなあ。女性は下ネタを嫌がるもんだけど・・・精神的に許している人間の前でのみ、笑顔になる」

と、イズミ。

「そうか・・・美緒ちゃんは、未だに、その彼氏に心があるんだよ・・・別れたと言っても、多分その彼氏の方が心変わりしたんだ。会社に入って、いい女みつけて、とかね」

と、イズミ。

「その彼氏が戻ってくるのを一日千秋の思いで待ち続けている・・・古い日本のおんなだ、美緒ちゃんは・・・古風な女・・・日本の絶滅危惧種だよ・・・」

と、イズミは、少し嬉しがっている。

「河西くん、先輩として、ひとつ借りを作らせてくれ・・・美緒ちゃんの連絡先を教えてくれないか?もし、あれだったら、ゼミの連絡録を見せてくれるんでもいい」

と、イズミは素早く行動に出る。

「もちろん、借りは何倍にもして返す。八津菱電機で、俺は君を待っているよ。借りを返す為に、ね」

と、イズミがニヤリとすると、河西は自分の手帳に、美緒の電話番号を書いて、そのメモを渡してくれる。

「イズミさんって、仕事出来そうですね」

と、河西が言うと、

「当たり前だ。中王大学の数学科卒だもの」

と、笑うイズミ。

「そうでした。そうでしたね」

と、笑う河西。

場はさらに盛り上がっていた。


クリスマスイブ7日前の土曜日の午後7時頃、東堂家のダイニングテーブルでは、賢一と愛美がスキヤキに舌鼓を打っていた。

「いやあ、この季節はやっぱり、スキヤキだ。お肉が美味しいよ・・・」

と、ビールを飲みながら、もう赤くなっている賢一は、ご機嫌だった。

愛美も、少しのビールで気分よくなっている。

と、そんなところで、携帯電話が鳴る。

「うーん、こんな時間に誰だ!}

と、軽い剣幕で電話に出る賢一。

「もしもし・・・う?ああレナちゃん?番号教えたっけ?エイイチの奴が?あちゃー・・・あいつめ。うん・・・わかったけど・・・うん。うん・・・」

と、明らかに女性からの電話。

「そうだね・・・いやあ、昨日の今日じゃないか・・・ああ。うん。わかったわかった・・・でも、この時間はまずいんじゃない?うん。わかったわかった・・・はい」

と、横を向きながら、電話の応対をする賢一。

「ふー」

と、電話を置くと、賢一は真っ先に愛美の方を見る。

愛美は、下を向きながら、肉を食べてはいるが・・・明らかに不機嫌そう。

「いや、エイイチの奴が、俺の携帯の番号まで、教えちゃったらしくてさ・・・俺は教えてないんだよ。まさか、そんなことしないよ・・・なー・・・」

と、少し汗だくの賢一。

「昨日のキャパクラの営業電話だよ・・・もう行かないから・・・ね、機嫌直して・・・愛美・・・」

と、恐縮しきりの賢一だった。

「まあ、エイイチさんが教えたんじゃ、しょうがないけれど・・・」

と、少し機嫌を直す愛美だった。

「だろ・・・いやあ、キャバクラに連れて行ったのは俺だから、まあ、俺も悪いが・・・」

と、頭を掻く賢一。

「愛美、気分を害させて悪かった・・・ビール注ぐから・・・機嫌直して・・・俺は愛美の笑顔を見たいんだから」

と、愛美のグラスに、ビールを注ぐ賢一。

「一度害された気分は、そんな簡単に治りませんから」

と、愛美は、ビールを飲みながら、黙々と肉を食べた。

「エイイチの奴・・・」

と、苦虫をつぶした表情の賢一は、それでも、愛美のビールを注ぎ続けたのであった。


クリスマスイブ7日前の土曜日の午後10時過ぎ。ガオは、少しくつろいだ気分でワインを飲んでいた。

ローストビーフも、野菜サラダも美味しく感じられた。

「うん、結果オーライだったけど、アイリさんのところへ電話してよかった・・・」

と、ガオは、素直にそう感じていた。

「アイリさんも、アミさんも、マキさんも、大人の女性だし・・・なにか俺の知らなかった世界が広がった感じだもんな・・・」

と、ガオ。

「しかし、鈴木は・・・あんな女性達を相手にしていたのか・・・それに、3人の鈴木に対する信頼感は、絶対的なモノがあったし・・・」

と、ガオ。

「もしかして、鈴木のやつ、俺の知らないところで、とてつもないことをしていたんじゃないだろうか・・・」

と、ガオ。

「タケルくん・・・なんて、あのアミさんや、マキさんが言ってたし・・・信頼されている以上に絶対的に愛されている・・・」

と、ガオ。

「鈴木は、何をしでかしてきたんだ・・・彼女たちの前で・・・」

と、ガオ。

「ふー・・・まあ、いい。とにかく、リサさんが何を僕に求めているのか・・・それをハッキリさせよう・・・でも、僕を求めているのは確かだ・・・」

と、考えると、また、リサの美しい幻影が、ガオのこころに蘇る。

「抱くわけにはいかない・・・だが、昨日の視線は、「抱いてほしい・・・」と言葉にしていたような気がする・・・」

と、ガオ。

「大人の恋・・・か」

と、ガオ。

「しかし・・・話した感じだけだけど・・・あのアミって人も相当魅力的な感じだったけど・・・ただ、アミさんは、鈴木を好きなように思えたが・・・」

と、ガオ。

「あー、わからなくなってきた・・・鈴木って、何をしていたんだ。彼女たちの前で・・・いかん、今日はもう寝よう!」

と、決断したガオは、残りのワインをがぶ飲みして、ベッドに横になり、すぐに寝息をたてて眠ってしまった。


クリスマスイブ7日前の土曜日の午後11時頃。アイリのダイニングテーブルでは、未だに酒宴が続いていた。

「アミは、ガオくんに会いたくて、あんな提案したんでしょー」

と、マキがいちゃもんをつけている。

「いいじゃない・・・探偵ごっこ、なんておもしろそうだもん」

と、アミ。

「まあ、ガオくんは、タケルの親友だから、出来るだけ丁重に頼むわね」

と、アイリ。

「大丈夫よ。わたしだって、子供じゃないんだから、大人の女性らしい、抑制された理性は持ってます」

と、アミ。

「なによー。大人の女でも流されやすいって言ってたのは、アミでしょ」

と、マキ。

「まあ、いいから・・・こんな時、タケルがいてくれたら・・・どんなに楽だったか・・・」

と、アイリ。

「タケルくんだって、きっと私の案に賛成してくれたはずよ・・・それは二人も認めてくれたじゃない」

と、アミ。

「まあ、それはそうだけど」「まあ、ね」

と、マキとアイリは、それは認めるところ。

「いずれにしろ、今年のクリスマスは、楽しめそう・・・そうじゃない?」

と、アミ。

「そうね・・・なんか、おもしろくなるかもね」

と、アイリ。

「そうだといいけどねー」

と、マキ。

「でも、ガオくんって、ちょっとかわいくなかった?」「だからー」「あのねー」

と、アミが問題発言をして、土曜日の夜は、更けていくのだった。


つづく

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12月23日 大人の「学級委員脳」が、すべての不幸を呼ぶ!(アミちゃんに惚れそう!)

2012年12月23日 | 毎日のしあわせの為の知恵
おはようございます。

12月も23日の日曜日、ということで、皆さん、クリスマスホリデーをいかがお過ごしですか。

海外で、仕事している友人達も続々帰国しているので、

「そういう季節なんだー」

と、思えたりしますが・・・僕的には、いつもと変わらず、2時半から、せこせこ仕事してますねー。


さて、今年も、クリスマス向けの恋物語なんて始めてしまいまして、

まあ、恋物語というのは、やっぱり書いていて楽しいですね。

まあ、女性キャラなんかは、魅力的に書こうと思って、これでもか、と魅力要素を盛ったりしてるんですけど、

今、かなり先の方を書いてるんですが、ちょっと読んでて惚れそうになっちゃいました。

自分で笑いますね。まあ、それだけ、いろいろな大人の女性に僕も出会ってきて、その中でも魅力的な要素を勉強してきて・・・。

まあ、ある意味、小説というのは、人生の集大成ですねー。

ま、男性が、女性を口説くシーンもありますし・・・ま、クリスマスのラブストーリーですからね。

「ラブ・クリスマス!」の方も、よろしくお願いします。

あ、正月も「ラブ・クリスマス!」で行く事、決定済みでーす。よろしくでーす!


と、明るく書いていますが、一方、僕の本質は、辛辣・・・まあ、最近は明るく文章を書くようにしていますが、

実際の本質は、辛辣ですから、時に辛口になったりもするわけですねー。


で、少し今日の話題は、辛口になりそうなので、書き始めに、そう宣言しておきます。

そういうのが、嫌いなひとは、今日のネタはスルーして頂いた方がいいかもしれないので、あらかじめ宣言しておきますねー。


まあ、日頃懸念していることについて、少し辛口で書いてみようと思っているわけですねー。


さてさて、それでは、今日も始めていきましょうかー。


さて、今日も、しあわせになる為の知恵を作っていきたいんですが、

まあ、これまで僕の記事を読んでくれば、分かる通り、僕は、

「知恵至上主義」

の人間です。

「しあわせになる為の「知恵」を作りだすことこそ、人間の成すべき優先順位第二位の作業である。もちろん、優先順位第一位は、自分のDNAを次の世代に送ること!」

と、考えているわけです。


僕自身、自身の生き方が進化してきたのは、自分で創りだしてきた「知恵」を自分の人生にうまく投入しているからで、

そのことが、僕の毎日のしあわせを作り出しています。

だから、僕は朝一、超気力充実しているし、毎日、美しい女性に笑顔を貰えるし、クライアントには、仕事ぶりを褒められている。

すべては、

「しあわせになる為の知恵」

が、僕の人生を守っているからです。


まあ、そこを再度確認しながら、今日もそんな、しあわせになる為の知恵を作っていきたいのですが、

僕は、今までいろいろな人間を見てきた中で、懸念していることのひとつに、

「「学級委員脳」が、しあわせな結婚に悪い影響を与えているのではないか?」

ということです。


まあ、「学級委員脳」という言葉は、僕が作った造語ですけど・・・これを説明するために、今は死語となった、ある言葉を持ってくる必要があります。

「不純異性交遊」

という言葉で、僕らが中学生くらいの頃に、当時の教師達が盛んに使っていた言葉ですねー。


まあ、いわゆる、エッチのことを難しく言った言葉です(笑)。

皆さん、覚えていますか?


まあ、言葉で意訳すると、

「お前たちは、まだ、責任をとれる年代ではないので、エッチなんか覚えると、サルのようにやりまくるから、すぐ妊娠して、大変なことになるぞ。今は、やめとけ」

という知恵ですね。


まあ、僕も、この知恵は守っておいて、よかったなーと思います。

実際、覚えたら、サルのようでしたもん(笑)。若かったし・・・。


つまり、十代の価値観というのは、大人の価値観とは、もちろん、異なるわけです。


女性とエッチはしてはいけない。女性と交際するのも、ご法度。さらに言えば、真面目で、勉強が出来ると誉められる・・・そんな辺りですかね。

それは、十代では、そういう価値観は当たり前だったりしますが、この価値観を持っている脳を、僕は、「学級委員脳」と呼んでいるんですねー。


まあ、僕は東京農工大学、三菱電機、フリーの物書き・・・と、歩いてきたので、まあ、理系の人間にたくさん会ってきました。

理系の人間だから・・・だけだとは、思いませんが、大人になっても、この「学級委員脳」のままの人間が、いかに多いことか・・・。


まあ、大人になって、幾分変化していますが、

①何事も真面目にしていればいい。

②仕事がなにより優先。もちろん、仕事が出来ることに価値がある。

③家庭は、かみさんがしっかり守るもの。子供達の教育も、かみさんが率先してやるべきもの。

④父親は、仕事さえ、しっかり出来ていれば、それでいい。

⑤釣った魚にえさは、やらない。父親は週末くらい、自分の趣味に没頭すべき。

⑥かみさんと、ちゃらちゃらするなんて・・・男は黙って、サッポロビール。


これが、大人版の「学級委員脳」の価値観ですかね。


こんな風に進化しちゃった、男性のいかに多いことか・・・これじゃあ、かみさんが、「毎日の恋」の相手に指名しないどころか、

「セックスレス」→「家庭内別居」→「仮面夫婦」→「離婚」

に、ドンドン進め、と言っているのと、同じでしょう。


まあ、「逃げ込み者」の家庭運営、そのものです。


「逃げ込み者」は、自分だけでなく、周りも不幸にしますから、関係性は、即切るべきです。

僕の世界では、「逃げ込み者」は、「人類共通の敵」であって、僕の世界からは、即座に切り離します。


こういう男性って、十代の頃の価値観・・・「女性との交際はご法度!」・・・この価値観を大人になっても、ずーっと持っているんです。

だから、「女性を喜ばそう!」なんて発想が、そもそもないんです。

だって、それは、やってはいけないこと・・・そう彼らは理解しているんです。

だから、釣った魚にえさは、やらない・・・なんて息巻くことになって、かみさんとちゃらちゃらするのは恥ずかしい・・・そういう逃げの思考になっちゃうんですね。

でも、それは、十代の価値観の延長、であって、大人の男性の価値観としては、明確に間違っているわけです。


だから、彼らは、結婚したら、

「俺の仕事は終わった・・・あとは、毎日の仕事に邁進し、仕事をがんばろう!」

と、こういう流れになっちゃうんです。

「学級委員脳」だから、とにかく真面目に・・・仕事が出来れば、誉められるはずだ・・・十代の頃、勉強が出来たら、褒められたように・・・。

なーんて思っているわけですよ。


そして、かみさん対応の感覚については、

「女性との交際は禁止、女性とのエッチはご法度なんだから、そもそもエッチはしなくてもいいんだ。俺がしたい時以外は・・・」

こんな考えになっていたりするわけで・・・「学級委員脳」が、いかに馬鹿げているか、幼稚で、稚拙か、おもいっきり、わかるでしょう?


旦那は、かみさんを毎日、しあわせに出来てなんぼ・・・かみさんや、子供は、旦那さんの外部記憶装置!

だからこそ、かみさんと、子供達に、毎日毎時間、出来るだけ、たくさんの「素敵」な時間を与える・・・毎日、かみさんと子供達をこころからの笑顔にする!


これが、「本物の大人の男」の価値観です。


そこまで、成長出来ずに、楽な場所に逃げ込んだのが、大人の「学級委員脳」なんですよ。

ま、あえて言えば、「逃げ込み者」の論理なんだな。


「女性を喜ばそう」という発想がないから、女性を喜ばす「知恵」すらない。


かみさんは家庭を守るもの、毎日の食事を作るもの、子供達の教育も、かみさんがするもの・・・こういう、女性に、理性を求めちゃう考え方しか、出来ないから、

かみさんに、上から目線で、理性を求めるような駄目だしを、しちゃう・・・女性の気分を害しまくるやりかた、ですよね、それは。

女性には理性を求めてはいけない・・・女性は理性がないのだから、求めると、超嫌がり感情を害すから、絶対にやってはいけない・・・そういう「知恵」が、まずない。

女性の家事に駄目だしをしては、いけない・・・女性は7歳の少女なのだから、褒めて伸ばすを徹底すること・・・そういう「知恵」も、ない。

女性の家事に口出ししてはいけない・・・見守り、どうしても気になる部分があるのなら、どこかを褒めてから、求めるようにする・・・そういう「知恵」もない。


結局、

「女性って、わからない生き物だ。何を考えてるか、わからないよ・・・ありゃあ、地球外生物だ。な。あっはっは」

なんて、女性を理解していない大人の「学級委員脳」同志で、酒飲んで愚痴を言うくらいの、「逃げ込み者」の集団・・・立派な不幸せ予備軍ですよ。

関係性は、即座に切るべきです。自分のしあわせの為に。


「本物の大人の男」ならば、子供から大人になっていく過程で、女性という生き物を理解してきたはずだ。そういう経験をたくさん持ったはずだ。


「女性を喜ばせるには、どうしたら、いいのだろう?」

この疑問が、大人の男になるまでの、人生の大事な設問だったはずだ。

この設問を解くために、今まで生きてきたんじゃないんですか?


その為の努力をしてきたんじゃないんですか?


その為の努力を一切せずに、

「女性と結婚出来たから、仕事終了。あとは、かみさんに任せて、俺は仕事と趣味に生きて、たまに、家族サービスでも、すれば、いいだろう」

「ま、仕事優先だから、実際は、家族サービスも、そんなに、出来ないだろうけれど・・・それは、かみさんも子供も理性的にわかってくれるだろう・・・」

なんて結論に、安易に「逃げ込み」・・・その「逃げこみ」が、かみさんと子供達を不幸にし、家族全体が不幸になっていく・・・完全に不幸のスパイラルです。


だって、かみさんにも、子供にも、理性はないのだから・・・かみさんも子供も、本能で生きているのだから。

かみさんも、子供達も、父親に「素敵」な時間を欲しがっているのに・・・いつまでも、それをくれない父親に、本能を満たしてくれない父親に、

かみさんも子供達も、いつしか・・・。


・・・と、なれば・・・かみさんは、旦那の機嫌を害さない程度に最低限の対応しかしなくなり、普段、出来るだけ顔を会わさないように、するようになる。

子供達も、かみさんとは、楽しく歓談するが、父親は基本無視か、あまり、会いたくない様子・・・

基本、家にいても、幸福感は感じられず・・・父親って家庭に居場所がないものだ・・・それがサラリーマンの宿命だ・・・くらいに自分を慰める毎日・・・。


「逃げ込み者」の父親の不幸なストーリーです。それは。


そこまで行っちゃうと、かみさんも子供も、父親という映像を見たくないんです。

不快な感情を発生させてしまうから。


だって、女性も子供も、

「見たものに最大限説得され、感情を発生させ、行動を起こしてしまう動物」

だから・・・。


「そんなこと言ったって、いまさら、かみさんに、「ありがとう」なんて恥ずかしくて言えるかよ。日本人は恥ずかしさを理解する民族なんだ!」

なんて言い訳を言っても無駄です。

そんな言い訳を、かみさんや、子供に言ったとしても、なんにもなりません。

むしろ、

「このひとは、いつもこうやって、言い訳を言って、逃げてきたんだわ・・・」

と、思わせ、余計、かみさんも子供もひどい感情を持つだけです。


言葉というものは、戦略を持って、吐かなければ、いけません。


どういう現実を引き寄せる為に、どういう言葉を吐くのか・・・大人の男性の行動は、すべて、望みの現実を引き寄せるモノでなければ、ならないのです。

これは、大人の男になるための、基本中の基本です。

それさえ、わかっていないのですから・・・これはもう、お話になりませんね。


結局、大人の「学級委員脳」ってのは、子供の価値観のまま、年齢を重ねただけで、自分の都合のいい価値観に変化させた、ダサいおっさんの論理です。

女性と子供のことを理解しようともせず、その努力も一切してこなかった、ダメオヤジの論理なんです。

一切の努力から逃げこみ、女性を笑顔にする「知恵」すら一切作ってこなかった・・・逃げ込みオヤジの論理なんですね。


そういう人間との、関係性は、一切切るべきだ。


それが、不幸を呼び込む、逃げ込みオヤジへのまっとうな対応だと思いますね。


「学級委員脳」が、ダメなオヤジに、ダサいおっさんに、成長したから、「逃げ込みオヤジの論理」になったんですね。

そんな人間、切るしか、ありませんねー。


しあわせになる為の知恵を一切作ってこなかった・・・作ろうともしなかった、逃げ込みオヤジの悲惨な末路ですね。それは。


それが結論かな。


なるほど・・・不幸な家庭というのは、こうやって作られていくのか・・・その過程がよくわかりましたねー。

そうならないように、しあわせになる為の知恵を毎日ガンガン作っていきましょう!


さて、今日の日曜日は・・・「ラブ・クリスマス!」の書き溜めを一日、やっていこうと思います。

まあ、さっきまで、やってたんですけどね。だから、ノリノリなんです(笑)。

まあ、先の話を少しだけすると・・・ガオくんが、少しポンコツ気味ですけど・・・

まあ、いろいろな恋の形をおもしろおかしく表現したいと思います。

イズミくんと、ガオくんの恋の行方・・・どっちもおもしろそうですねー。

ガオくんの恋のお相手なんて・・・まあ、楽しみにしていてください。

ちょっと「僕がサイクリストになった、いくつかの理由」には、出てこないような、そんな恋愛も表現していく予定ですので。

しかし・・・僕は、かなり先の方で、一瞬、アミちゃんに惚れそうになりました(笑)。

まあ、おいおい読んでもらえると幸いです。


楽しいクリスマスホリデーになりそうです。

もちろん、夜は楽しく晩酌、気分よく、酔いますかね。

ああ、今日は「平清盛」が最終回か・・・そして、有馬記念と・・・。

皆さんも楽しいクリスマスホリデーを。


ではでは。