「ゆるちょ・インサウスティ!」の「海の上の入道雲」

楽しいおしゃべりと、真実の追求をテーマに、楽しく歩いていきます。

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ラブ・クリスマス!(9)「ボクとワタシのイブまでの一週間戦争!」

2012年12月28日 | アホな自分
クリスマスイブ6日前の日曜日の午後6時頃、東堂賢一は、夫婦揃って牡蠣鍋を囲んでいた。

「いやあ、やっぱり、冬は牡蠣鍋だねー。牡蠣の美味しいこと・・・ハフハフ・・・美味い!」

と、日本酒をやりながら、の牡蠣鍋はやはり堪えられない。

「あなた・・・今日エイイチさんと電話で話したんだけど・・・」

と、愛美が話しだす。

「おお、なにかあったか?」

と、賢一は、普通に返す。

「エイイチさんが、お詫びを言ってきたの。キャバクラであなたの携帯の電話番号を教えるようなことをしてって・・・」

と、愛美は話している。

「おお、そのことか。なんて言ってた、エイイチは?」

と、素直に聞く賢一だった。

「少し酔っぱらい過ぎてたって、申し訳ないって言ってたわ・・・女の子にどうしても教えてほしいって言われて、つい教えちゃったんだって」

と、愛美は話している。

「あいつ、普段は謹厳実直な癖に、酒と女に弱いからな・・・まあ、俺もそれを知っていて、ああいうところに連れていったんだから、自業自得でもあるがな」

と、賢一は鷹揚に話している。

「でも、なんとなくだけど・・・」

と、愛美は何かを言いたげ。

「なんだ、お前が言い淀むなんて、珍しいな」

と、賢一。

「エイイチさん、アイリに失恋したのは、仕方ないとして・・・誰か、エイイチさんに良い相手、いないかしら。気のつくような女性・・・」

と、愛美は言う。

「季節的にも、クリスマス・シーズンだし・・・なんか、しょんぼりしてたわ、エイイチさん・・・」

と、なんとなく弱っている男性にやさしくしてしまう愛美だった。

「うむ、そうだな・・・元はといえば・・・俺の策につきあわせたのが、いけなかったんだからな。エイイチくんの気持ちを弄んだ形になってもいるからな、俺は」

と、タケルとエイイチの対決を組んだ張本人の賢一だった。

「そうよ・・・責任は、あなたが、とらないといけないんじゃないかしら?」

と、さらりと賢一を見る愛美だった。

「う、うん・・・まあ、こころあたりでも・・・」

と、賢一が言ったところへ、携帯が鳴る。

「ったく、また、こういう時間に・・・」

と、携帯へ出ると、賢一の顔が見る見る青くなる。

「だから、レナちゃん、困るんだよ、この電話にかけられると・・・この番号は、顧客に連絡してある番号だから、おいそれとは変えられないし・・・」

と、賢一は電話をしながら、目の前の愛美の表情が、どんどん白くなっていくことに気づいていた。

「ね、お願いだから、もう、ここに電話しないで、ね。お願いだから、ね」

と、電話を切った、賢一だが・・・白い顔をした愛美は、すぐに席を立ち、ダイニングから出ていった。

「まずいなー・・・いかんぞー・・・」

と、頭を抱える賢一だけが、ダイニングに残っていた。


同じ頃、イズミと美緒は、居酒屋「楽静」の個室で、差し向かいでお酒を飲んでいた。

美緒が、イズミのお猪口に日本酒を注いであげて、イズミがその日本酒を飲み干していた。


二人とも差し向かいで、お互い、やわらかい表情だった。


そのうち、美緒がせつなそうな表情をすると、イズミは立ち上がり、美緒を抱きしめ、お互いの目を見つめるようにしながら、目を閉じてキスをした。

長い長いキスだった。

キスが終わった時、美緒は、少し恥ずかしそうにしながらも、はにかむような、笑顔になった。

そして、今度は、美緒の方から、イズミの唇にキスをした。


と、そんな時に、イズミの胸ポケットに入っていた携帯電話が鳴り出した。

「う、会社からか・・・」

と、イズミは舌打ちしながら、携帯に出る。

「沢村です。はい・・・え、本当ですか、それ・・・わかりました。すぐ行きます。1時間以内に。はい・・・」

と言って、イズミは、携帯を切ると、

「美緒ちゃんごめん。会社に急遽戻らなくっちゃ・・・でも、僕はこの携帯に電話してくれれば、いつでも捕まるから、安心して」

と、イズミは、携帯電話の番号をさらさらと手帳に書き、それを破ると、美緒に渡した。


美緒は、そのイズミに抱きついて、

「強く強く抱きしめて・・・」

と言った。

イズミは、何も言わず、無言で、美緒を強く強く抱きしめた。


クリスマスイブ6日前の日曜日の夜、午後7時頃。その日一日、アミと横浜デートをしていたガオは、自宅アパートにたどり着いていた。

「ふー」

と、ガオはため息をついていた。

アミに言われたダメ出しに、けっこう傷ついていたガオだった。

「アミさんから見たら、俺って、まだまだなのかー」

と、時間が経つにつれて、アミから言われた様々な言葉が、リアルな駄目だしとなって、ガオの心を傷つけていた。

「アミさんって、本当の大人の女だったな・・・俺がドMだったなんて・・・今まで誰にも言われたこと無いのに・・・それをあの短い時間で見抜いてた・・・」

と、ガオは、アミのすごさを素直に認めていた。

「外見は、あんなに少女のような外見なのに、中身は、本当の大人のおんな・・・素敵なひとだ、アミさんって・・・」

と、ガオは素直に思う。

「俺、あんなひと、今まで見たことがない・・・というか、話したことすら、なかったもんな。俺の逢ってきた女達とアミさんは、レベルそのものが全然違う・・・」

と、ガオは思い至る。

「男は女性に因って変わる。女性はつきあう男に因って変わるとは、言うけれど・・・アミさんみたいな大人の女性とつきあっていたら、大きくもなるだろうな・・・」

と、ガオは素直に思う。

「というか、アミさんのポテンシャルが、そもそも半端ないし・・・彼女の求めている男のポテンシャルも半端ない・・・俺は逆立ちしたって、無縁の世界だ」

と、ガオは思う。

「俺は、今まで、何をやってきたんだ・・・」

と、少し落ち込むガオ。

「あーダメだ駄目だ。こんなことで、落ち込んでいては・・・酒でも飲もう」

と、ガオは赤ワインを出してきて、昨日の残りのバケットにローストビーフを乗せて食べ始める。

赤ワインで流して・・・チーズも食べる。

「しかし・・・そのアミさんが、夢中になっている鈴木って、どんだけのポテンシャルを積み上げてきたんだろう・・・」

と、ガオは思う。

「アミさんから見れば、俺と鈴木には、天と地ほどの差があったんだろうな・・・だから呆れてたのか・・・」

と、ガオはそこに思い至る。

「俺は今まで、何をやってきたんだろう・・・会社で仕事ばかりしてきたから・・・大事な男性としての修行を怠ってきたということか・・・」

と、ガオは哀しい。

「俺はこれから、どうやって、男性としての修行をやっていけばいいんだ・・・」

と、ガオは頭を抱えて悩む・・・。


「あなた、もう一回りも二回りも大きくなる為に、このミサって女との恋を思い切り利用しなさい」


アミが言った言葉が、ガオの心の中に蘇る。

「そうか・・・そうだ。アミさんが答えをくれてたじゃないか」

と、ガオは気づく。

「それに、アミさんだって、僕に、アドバイスをしてくれるんだから・・・」

と、ガオの表情が晴れやかになっていく。

「よし。俺はリサさんとの恋と、アミさんのアドバイスで、一回りも二回りも大きな男になってやる!」

と、決意を固めるガオだった。

「やってやるんだ!」

と、気合をいれるガオだった。


同じ頃。東堂エイイチは、都内のとあるフレンチ・レストランで、お見合いパーティーに出席していた。

華やかな服装をした紳士淑女が集い、それぞれが思い思いの相手と談笑していた。

「あ、あのー、僕、弁護士をやっている東堂エイイチというものですが・・・」

と、エイイチは必死に自己紹介を試みるが・・・。

最初こそ、エイイチのイケメンな見た目と、弁護士という肩書きに女性の目はハートマークになるが・・・話している内に女性がフェードアウトしていくのが常だった。

そのうち、エイイチはワインをがぶ飲みし・・・酔って椅子に座っているのが、精一杯という感じになっていた。

「大丈夫ですか?ご気分でもお悪いの?」

と、ひとりの小柄な女性が話しかけてくる。

「少し酔ったみたいで・・・僕、こういうのに、慣れていないんです。恥ずかしながら」

と、エイイチは、少し酔っているせいか、自然と話すことが出来た。

「あなたも・・・。わたしも、清水の舞台から飛び降りる気持ちで、今日、来たんですけど・・・わたしも慣れなくて・・・」

と、女性は安心したように、横に座ってくる。

「わたし、美田園美奈、と言います。27歳。家事手伝いなんです」

と、その女性は自己紹介してくれる。

「僕は東堂エイイチ。30歳。弁護士やってます」

と、自然な笑顔で笑うエイイチ。

美奈も自然な笑顔だった。


クリスマスイブ6日前の日曜日の午後8時頃。リョウコはアイリのマンションにまだ居続けていた。

「リョウコちゃんは、何時頃、ここを出ればいいの?」

と、夕飯の後片付けをしながら、アイリが普通に質問している。

「えーと、ここからなら、今日は30分程度でいける場所ですから・・・8時15分に出ます」

と、リョウコは話す。

「じゃ、お茶一杯くらいは、飲めるわね。ほうじ茶で、いいかしら?」

と、アイリは笑顔になりながら、お茶の用意をしている。

その瞬間、アイリの電話機がルルルルと鳴り出す。

「こんな時間に誰かしら・・・」

と、アイリが電話に出ると、

「もしもし、アイリ?おはよう・・・っていうか、そっちは夜か。こんばんわだな」

と、相手は鈴木タケルだった。

「もしもし、タケル!タケル逢いたいよー。もう、半月も会ってないんだよー。もう、寂しくて死にそうだよー」

と、アイリは、それまでの冷静さ、お姉さん的振る舞いはどこへやら、完全にひとりの少女に戻っている。

「そう言うだろうと思ってさ。元気か、アイリ?泣くなよ、寂しいからって」

と、タケルは冷静に話している。

「あ、そうだ。リョウコちゃんも来てるんだよ。ねえ、リョウコちゃん、ほら、タケルタケル」

と、アイリはリョウコをすぐに呼ぶと電話を代わる。

「あ、もしもし、タケルさんですか?元気ですか?タケルさんのお姿が早くみたいですー」

と、リョウコも、そこは本音で話してしまう。

「いやあ、今日はアイリのマンションに、リョウコちゃんが来てるかな、と勝手に思ってねー。祐の告白レッスンしてくれた?」

と、タケルはペンディングを冷静にフォローするシステムエンジニアのように冷静にリョウコに話を振る。

「あ、そうでした。ちゃんと見てあげましたよ。良い感じに仕上げましたから、バッチリです」

と、リョウコもうれしそうに報告する。

「うん。それは良かった。まあ、祐も、美人な大人のお姉さん2人にレッスンされれば、まあ、本番は問題ないだろう」

と、タケルはそこを心配して電話したのだった。

「タケル、リョウコちゃんは、それはそれは熱心にがんばってくれたのよ。それと、わたしも、がんばったからね!」

と、アイリはタケルのお褒めの言葉が欲しい。

「ああ。アイリはそれこそ、一生懸命がんばってくれると思ってたから。ありがとな、アイリ。そして、リョウコちゃんにも、そう言っておいて」

と、タケルは鷹揚に話す。

「おっと、そろそろ仕事行かなきゃ・・・また、電話するから」

と、タケル。

「ちょっと待って・・・やっぱり、年末は帰ってこられないの?」

と、アイリは哀しそうに質問する。

「うん、今のところ無理だなあ・・・スガさんが帰って来いって言うなら話は別だけど、それもなさそうだし」

と、タケルはしれっと話している。

「そうか・・・そうよね・・・身体に気をつけてね、タケル」

と、アイリはタケルのことを心配している。

「ああ・・・リョウコちゃんにも、よろしく」

と、タケルが言うと、すぐさまリョウコに代わるアイリ。

「もしもし、タケルさん、タケルさんの方こそ、身体に気をつけてくださいね」

と、リョウコも話す。

「お、リョウコちゃん・・・アイリ寂しがってるから、リョウコちゃん、話し相手になってあげて・・・悪いね」

と、タケルはリョウコにだけ、こそっと話す。

「はい、わかりました・・・アイリさんに代わります」

と、受話器をアイリに渡すリョウコ。

「とにかく、アメリカは、風邪も流行っているっていうから、気をつけてね。タケル」

と、アイリが言うと、

「おう。また、電話するから。じゃね」

と、タケルが言って電話は切れた。

アイリとリョウコは、なんとなく疲れて・・・椅子に座りこんだ。


「なんか、疲れましたね」「そうね」

と、それでも、タケルの声を久しぶりに聞けた二人は微笑んでいた。


同じ頃。アミは、自宅のマンションで静かに音楽を聞いていた。

アミは、スズキのマリネと、タコのトマトソースパスタを肴に白ワインを飲んでいた。

ダイニングテーブルの上には、タケルとアミの二人で撮った写真が飾ってあった。

「アイリもお人好しすぎるわ。こんな写真も撮ってくれるし・・・」

と、アミは、白ワインを飲みながら、考えている。

「でも、それは、タケルくんが、絶対に浮気しないっていう、アイリの確信でも、あるか・・・」

と、その写真の隣に飾ってある、アイリとマキとアミの写真を見ながら思うアミ。

「タケルくん、今頃、ニューヨークで、どうしてるかな・・・」

と、アミは、タケルの面影を思い出し、少し嬉しくなりながら、ワインを飲み干し、満足気な笑みを浮かべた。


クリスマスイブ6日前の日曜日の夜は、そんな風に更けていった。


つづく

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12月28日 人間奢ったら終りですね。盛者必衰の理!(仕事だけしてちゃ、ダメ!)

2012年12月28日 | 毎日のしあわせの為の知恵
おはようございます。

今日は12月28日。

いやあ、押し詰まってきましたねー。

僕的には、特に毎日、やることが変わるわけではないので、そんなに押し詰まった感がないんですけど、

でも、もう、2012年も終りなんだなーって、なんとなく、寂しく思いますねー。

ま、新たな年、2013年を楽しみにしますかねーって感じですかねー。

さ、今日も普通に仕事仕事。


さて、今日もしあわせになる為の知恵を作っていきたいんですが、

まあ、僕は男子ですので、自然、子供の頃から、

「女性を笑顔にするには、どうしたら、いいのだろう?」

という疑問について、毎日考えてきました。


というのも、以前にも、話しましたが、僕は小学6年生、中1、中2、と3年間、モテ期だったんですね。

成長期に、たまたま交通事故的に外見が整備されたことが原因で、

昨日まで敵だったはずの女子が・・・僕が横にいくと、なにやら、はにかんだり、もじもじしたりしている。

「どういうこと?」

と、頭の中は、

「??????」

となっていましたが、まあ、同級生の女の子のみならず、別のクラスの女の子からも、

「お前が好きじゃけん、このシール、大量にやるわ」

みたいなことをされたので、半年くらいかかって、やっと自分が女性にモテていることに気づくんですね。


まあ、この時に、僕の恋愛パターンのひとつが出来て

「女性の多くが僕のことを好きになっている時に、その中で僕が一番好きな女性を彼女にすれば、自然両想いになる」

という法則を見つけるんですねー。


で、実際、小6の時に初めての両想いを経験するわけです。


まあ、今現在やっている両想いの女性を探す手法も、モロこれですから・・・あの時とつながっているんだなあ、って感じですね。


で、そのモテ期は、中2の終りで、それこそ波が引くように去ってしまい・・・無くしてからわかる、その大事さ・・・女性を笑顔にすることの大事さを痛感するわけです。

ま、そこから予備校時代に4キロ程ダイエットをして、また、恋される身体に戻り、20歳で美雪ちゃんに恋される・・・そこにつながっていくんですね。


だから、

「女性を笑顔にする方法」

については、ずーっと研究してきた、というわけですねー。


モテ期の楽しさを知っているから・・・その再現をずーーーーっと夢見て来たわけです。


まあ、今はその方法の解析を終え・・・「恋愛戦略兵器」という知恵に結実しましたけどね。


まあ、それとは別に、以前、おもしろい実験を見たので、その話をしましょうか。


その実験は「所さんの目がテン!」で行われていたのですが、

以前ここでも書いたような気がしますが、

「韓流ドラマは、なぜ、女性にウケるか?」

というテーマでいくつかやった実験のひとつです。


同じようなイケメン具合の、日本人と日本語の出来る韓国人を連れてきて、年齢層の違う7,8人の女性の前で、それぞれ話をさせるんですね。

で、どちらが好感触だったかを聞くと、ほぼ全員韓国人の方が好感度が上だったりするわけです。


次に、先ほどとは違う別の、年齢層の違う7,8人の女性のグループを連れてきて、さっきの日本人と韓国人に話をさせるんですが、

この時、韓国人には、あるコミニュケーションの手法を禁じ、日本人には、そのコミニュケーションの手法を使わせたんですね。


したら、なんと、日本人の方が絶対的に評価された・・・ということで、女性が好感を持つのは、そのコミニュケーションの手法だったんですね。


それは、オーバーなジェスチャー・・・まあ、オーバーなボディ・ランゲージだったんですね。


もちろん、メラビアンの法則では、ボディ・ランゲージはコミニュケーション全体の55%を示しますから、

メッセージが伝わりやすいのは、確かなんですが、僕の経験上では、女性は特にボディ・ランゲージに弱いですね。


まあ、これ、韓流がなぜウケるか・・・という切り口から話せば、

韓国は大陸に属しますから、各種の民族がいるわけで、元々多民族な場所ですから、言葉では、なかなかメッセージが伝わりにくかった。

おかげで、非言語メッセージである、ボディ・ランゲージが発達した・・・そういうことなんですね。


日本は島国ですから、言葉や微妙な表情でメッセージを伝えていたから、むしろ、ボディ・ランゲージは暑苦しいイメージがあって、

これ、日本の男性は嫌ったりしますね。暑苦しいから。


だから、女性を笑顔にするには、ボディ・ランゲージが、むっちゃ、いいわけです。


これ、僕は経験的に、それを知っていたので、まあ、飲み会で・・・やっぱり20歳くらいから、ボディ・ランゲージを多用していたのを覚えていますねー。

だから、それが当時の美雪ちゃんに、大ヒットして、恋された・・・そういう経緯だと思いますねー。


まあ、だから、今でも、女子と飲む時は、ボディ・ランゲージを多用しますし・・・女子は、特に、揺さぶられると快感を感じるみたいですね。

女子がジェットコースターを好きなのは、物理的に胸が揺さぶられるからだそうだし。

反対に、男子は、足元が安定していないと恐怖を感じるので、ジェットコースターが駄目な男子が多い。

飲み会でのネタ的にも、あっちに行ったり、こっちへ持ってきて、そこからの、ここ・・・みたいに牛若丸的にあっちこっち行くネタを女子は相当喜びますし、

逆に男子は、疲れちゃうみたいですね。そういうネタ。


そういうネタは、頭の切り替えがパッパと出来る、切り替えの速さ勝負なので、女子は楽しくついてこられるけど、

男子はむしろ熟慮型の人間の方が多いので、処理しきれなかったりするんですね、これ。


僕はお酒を飲むと、普段でも頭の切り替えの速いタイプの人間なのに、さらに10倍な感じですからねー。


だから、僕と飲むと、女子から見ると、圧倒的に頭の回転の速い人間に見えるから、

「この人だ!この人だったんだ!」

と恋に落ちちゃうパターンなんですね。


で、その価値の分かる人ほど恋に落ちちゃうわけだから・・・僕に恋に落ちる女性は、皆、仕事のバリバリ出来る、周りの女性や男性に愛される美人な女性に特定される、

・・・そういうことになるんですね。


まあ、恋されるには、ちゃんと意味があったんですねー。


って、このあたりは、僕が飲み会で、女性を気持ちよくする手法を、自ら体験し、その謎を、僕に教えてくれた女性がいたからで、

「タケルさんは、他の男性にはない稀有な能力を持っています!」

と、報告してくれた女性がいたからこそ、僕もその経緯を理解出来ているんですねー。


まあ、それに、僕自身、たくさんの失敗の経験から、多くの知恵を獲得してきましたから、

おしゃべりのネタなんて、それこそ、無限に作ることが出来る。

しかも、目の前の女性を喜ばせるくらい、その知恵を応用すれば、朝飯前ですからねー。


まあ、だから、男子はとにかく、たくさんの経験、しかも、失敗の経験から、成功する為の知恵を創りだしておくこと・・・ここですね。大事なところは。


以前、僕の大学時代の恋愛相手だった相田の話をしましたね。


大学時代は僕が恋焦がれるくらい優秀だった彼女が、なぜ、「人生の失敗者」になってしまったか・・・。


これ、僕は大学時代に優秀だったからこそ、だと思っています。

人間は成功体験をすると、その成功体験の源泉は何かを考えます。

まあ、「成功の為の知恵」を獲得するわけですね。成功者だけが味わえる甘美な果実・・・ではなくて、失敗者の方が、より大きな情報を獲得出来るので、

成功者以上に「成功の為の知恵」は獲得出来るんですけどね。

でも、成功者は、それを知らない・・・知らないどころか、成功者は、一瞬、鼻高々になっちゃうんですよ。

これが、人生最大の墓穴を掘るんですけどねー。


相田は、大学時代、優秀で皆に愛された・・・その源泉は、彼女が優秀な女性だったから・・・これだと思ったんでしょうね。

事実、優秀な女性である・・・ということだけで、男性より、やさしく扱われたし、男子から、かなり人気が高かった・・・それが彼女を喜ばせたんでしょう。

でも、この鼻高々な思い込みが・・・これが彼女を誤らせたんです。

彼女は・・・会社に入り、「自分は、優秀な女性である」という権利を使うことを、覚えてしまった。

何かあると、彼女は会社側と交渉し、

「自分は優秀な女性である」という権利を最大限行使した・・・結果、誰も何も言ってくれないし、守ってもくれないし、叱ってもくれない状況に陥ってしまった。

人間、ある権利を使えば、楽が出来る・・・という知恵を知ってしまうと・・・水は低きに流れるものです。

そうなっていった人間を、僕はたくさん見てきました。


まあ、だから、この病気を僕は、

「成功者による、鼻高々病」

と、名づけますね。


例えば、少し前に「本能婚、理性婚」の記事で、引用した佐藤くんの例だって、

「成功者による、鼻高々病」

です。彼はそれは優秀な人材でした。会社に入社した時は。十分成功者だったんです。大学においては。

それが今では、三菱電機社員という既得権益に逃げ込んで、ほとんどまともに働かない人間になってしまった。

それでも、社員として、強制的に辞めさせられない、という知恵を掴んでしまったから。

禁断の果実を食べてしまったんですよ。彼は。


相田と同じパターンです。


もう少しいえば、相田と一緒に仕事をした、おたんちんな40代男のひとりは、島くんと言って、大学時代は、僕の親友でした。

しかし、彼も、今や、佐藤くんと同じで、会社では、仕事をしない厄介者として、毎日会社側から肩叩きに会っている始末。

かみさんとも家庭内別居状態で、唯一週末に子供と遊ぶのが楽しみという、マンションのローンを払うために退社も出来ない地獄状態の男ですね。


他の2人の40代男も、仕事はそれなりに出来るでしょうが、人間として、というより、男として、まったく成長していない。

「大人の知恵」を持たない、「人生の失敗者」です。

結局、この男たち3人も、大学時代はそれなりに優秀だったわけですから、

「成功者による、鼻高々病」

なんでしょうね。


彼らは、

「大学で優秀と認められたのは、真面目に勉強していたからだ。だったら、会社に入ったら、仕事をかんばればいいんだ」

という「成功の知恵」を獲得し、仕事に励んだ。

結果、サラリーマンとしては、ある程度認められたのかもしれないが、人間として、男としての成長をしてこなかった。

島に至っては、佐藤くんと同じ、禁断の知恵、

「最低限の仕事をしていれば、社員として、強制的に辞めさせられない」

という知恵を掴んでしまったから、そんな社員になってしまった。

彼もまた、禁断の果実を食べてしまったんです。

そして、周り全員から徹底的に嫌われている。

でも、マンションのローンの為には、会社を辞めることは出来ない。

地獄です。そんなの・・・まあ、生きるセンスがまったくない・・・終りです。人生の。


つまり、大学時代優秀だった為、変な知恵がつき、まともに成長せず、いびつな道を選び、禁断の果実を食べてしまう人間まで現れる。

「成功者による、鼻高々病」が、「人生の失敗者」を次々に作る・・・そんな怖いストーリーを今、僕らは知った、ということです。


大人になる、ということは、失敗体験を繰り返しながらも、その失敗体験から、成功する為の知恵を作り上げ、

ネガティブな状況から、ポジティブな状況を作り上げ、その過程で、多くの「大人の知恵」を獲得し、順調に、成長していくことです。


大人になりきれない、「人生の失敗者」は、大学卒業時に作ったちょっとした成功で「成功者による鼻高々病」にかかってしまった。

だから、「楽」に逃げ込んだ「逃げ込み者」なんです。


やっぱり、「逃げ込み者」は、自分だけでなく、周りも不幸にするんですねー。


まあ、これね・・・僕は会社を退職した人間です。

人間、会社を退職したら、どうなると思います?

残るのは、人間として、男性として、成長した自分だけです。

だから、定年退職した後、あの「人生の失敗者」達の元には、何も残らないことになる。

だって、仕事しかしてこなくて、人間的に成長してこなかったんだから。


怖いですねー。だからこそ、人間として、男性としての、成長は必須なんですよ。


そういう「人生の失敗者」は、今、この瞬間、大人の女性を笑顔に出来るでしょうか?

できるはずがないんです。

だって、こういう人たちは、「大人の知恵」がない人たちなんだから。


「大人の知恵」を獲得してきた、「本物の大人」こそが、「本物の大人の女性」を全力の笑顔にすることが出来る。


であれば、大人の男性の価値は、

「本物の大人の女性」を全力の笑顔に出来るか、どうかにかかっている・・・そういう結論になりますね。

笑顔に出来る「本物の大人の男」か、笑顔に出来ない「人生の失敗者」か・・・まるで、人生ゲームの「億万長者」か、「貧乏農場」か、の結論みたいです。


これもまた、厳しい「大人の知恵」ですね。


だって、年齢を重ねた男の価値が、一発で、わかってしまうんだもの。

ま、大人になることって、そういうシビアに厳しい道を歩いてきたか、大事なことから、いつも、逃げてきたか、で判定されちゃうもんです。


厳しい世界なんです。


それが結論かな。


大人の男性にとって、女性、は、磨き砂でもあり、自分を評価してくれる、暖かい存在でもあります。

でも、一歩間違って、「人生の失敗者」になると、最大の批判勢力に早変わりです。それは、娘もかみさんも含めてね。


奢ったら人間終りです。盛者必衰の理をあらわず・・・一瞬でも鼻高々になったから、必衰になったんですね。


それも結論ですね。


シビアな現実です。


えー、厳しいことを書いたあとは、少し甘い話でも。

最近の「ラブ・クリスマス!」で気に入ってるのは、やはり、アミちゃんですかねー。

まあ、登場する女性は、出来るだけ魅力的に描こうとがんばっているわけですが、今の僕的に魅力的なのは、外見はあどけない少女にして、

中身は、スパルタンな大人の女性、アミちゃん・・・ということになりますかねー。

もちろん、リサさんや、美緒ちゃんも、ガンガン魅力を盛っていこうと思いますけどね。

まあ、それはこれから・・・でも、女性がたくさん出てくる物語は、楽しいですね。

まあ、来年に向けて、ドンドン恋愛模様を盛り上げていく予定でーす。


さて、今日も普通にセコセコ仕事してきましょう。

もう、すっかり、年末ですけどねー。

やれるだけのことをやって、夕方から晩酌。

いつもどおりに、楽しくやっていきましょう!


ではでは。