趣味は読書。

気ままな読書記録と日々思うこと、備忘録

「子どもは判ってくれない」内田樹

2007年10月11日 | 内田樹
元気のないときには内田樹をよむに限ります
あ~、そういうことだったのか・・・と
目からうろこ満載です。

今回は、自分への戒めうろこが多くみられ
たとえば
‘何のために正論をいうのか’
「正論を言いたがる人は、自分の正しさを主張したいだけ」
あ~
まさに自分のことだ、思い当たることいっぱい

私自身内田先生のおっしゃる
‘折り合いをつける’という言葉が好きなはずなのに。
そのためのいわゆる議論?喧嘩?言い合い?のはずなのに。

成れの果てに
いかに自分は正しいか、主張合戦に突入してしまう・・・

正論は正しいから正論なわけで・・・
そうだよな~
相手を絶句させて喜ぶなんて
まさに「呪い」そのものだよなぁ~

こんなに気づかせてくれる内田樹という人はすごい

「村上春樹にご用心」内田樹

2007年10月03日 | 内田樹
9月29日に発売になったばかりの新刊です。
まだ、読んでいません。
が、これは買おうと思っています。

‘村上春樹を絶賛する本’と内田先生はおっしゃっていますので
とても、とても、とても楽しみ

最近になって「ノルウェイの森」を読み返したくてたまらなくなりました。
なぜだろう??
秋だからかな~
でも6年前の引越しのとき、Book offに売ってしまって
手元にないのです・・・。
やっぱり残しておけばよかったなぁ~
なぜか、図書館にもいつもありません。
下巻は2冊あったけど・・・。
ひょっとして、秋はシーズンなのかな??

がっかりしたので
内田樹先生の「子どもは判ってくれない」を借りてきました。
前にも読んだことがあるのですが
なんだか元気をもらいたくなって

「疲れすぎて眠れぬ夜のために」内田樹

2007年08月23日 | 内田樹
今まで読んだ内田本の中の
もっともお気に入りの本です。

新刊ではないのですが、
手元において何度も読み返したい本です。

この本の商品紹介文には、
【あたらしい生き方の師範、『「おじさん」的思考』の著者が贈る最高の叡智。
現代思想の最先端をゆく幸福論。
サクセスモデルの幻想を捨て去り、真の利己主義を目指し、
身体感覚を蘇らせ、礼儀作法と型で身を守り、
家族の愛情至上主義はもうやめる―もっとも現実的な生き方の知恵。】

とあります。

「キミたちはほとんど無限の可能性がある。でも、可能性はそれ
ほど無限大ではない」本文より

こういう言葉を現代の子供たちに、
また「ワンランク上の自分にとりつかれて」疲れてしまった自分に
言ってあげたいと思いました。