長細いパックに丸のままのサンマが一匹のっているその見た目に驚き、更にそのセールポイントを確認したく、498円のお弁当を購入。
魚の目のあたりに貼られた「骨までお召し上がりいただけます」と書かれたシールをじっくり眺めてから身に箸を入れてみると、確かに骨は少しも感じられず・・・
亡くなった母は、魚を綺麗に食べられる人の事を「ねこまたぎ」と呼んでいたが、私は「ねこまたぎ」とは呼んで貰えなかった。
あの当時、こんな骨まで食べられるサンマが食卓に並んだら、「いつまで経っても魚の食べ方が上達しない」と怒られることはなかったかもしれないと思う。
薄味の醤油ご飯の上にのったサンマ。骨だけでなく頭も尻尾も完食・・・・