森の中でいなくなった女性を探すデレクら刑事ととビモドのゴールデンタイムチーム。捜索中、木にこっそりと設置されたカメラとスピーカーの存在に気づいたデレク。
実は、女性が失踪した森は「亡くなった人間の声が聞こえる場所」として有名になった場所。スピーカーは、スピーカーで亡くなった人の声を思われるノイズを流し、遺族から金をくすめる事を目的にしていたユーチューバーが設置したものだったのだ。(噂をチェックし、失踪した女性が亡くなった息子の携帯を利用していた事から、ゴールデンタイムのメンバーは情報を収集、あっという間に怪しいユーチューバーの存在も、女性の息子が学校でいじめにあって亡くなった事も突き止めるのだ。)
しかし、ユーチューバーは女性が野生動物に襲われていた事には関係なく、浮かび上がって来たのは、自分を獣だと思い込んでいるという男性の存在。デレクたちは、地元の人の協力も得て、捜査を続けるのだが、犬を世話する男に拘束されていた女性から携帯で連絡があった事で捜査は一気に進む。ドアの開け閉めの音から彼女がコンテナに閉じ込められている事、さらにはそばに滝があるらしき事が電話のやり取りの小さな音から発覚するのだ。ボイス4らしいグォンジュの活躍で女性の拉致場所が確定されるのだが、不思議なのは、犬を世話する男性が誰かの指示を受けているようなやり取りをしていた事。
「滝はこっちです。」という地域のメンバーの後を続くものの、滝がない方向に刑事たちを誘導する男の怪しい行動から、実際に女性を拉致拉致している男性とある意味共犯だという事を突き止める刑事たち。(野生動物を密猟している男たちが自分を獣とおもっている男性を利用していたのだ・・・)
幼い頃いじめを受け、心を病み、自分を犬と同一視するようになってしまった男性。その思いを感じつつ、今からでも遅くないから罪を償え・・・と説得を試みるデレク。本来なら取調室の中で行いそうな事を、暗い森の中でのアクションとコンテナの中での凶暴な犬との闘いの後で行うのだ。ゴールデンタイムチームのメンバーがデレクに一目置くようになるのも分かる。
しかし、手を緩めないデレクは、拉致されたばかりの女性から「この女性を飛行機の中で見かけなかったか?」と連続殺人の容疑者を探す事も忘れない。ビモド到着後すぐに入院して手術を受けた女性の存在が明らかになるのだが・・・
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3話の内容を取り上げた記事。