ボイスプロファイラーとして、ゴールデンタイム112通報センター長として勤務するカン・グォンジュ。
他人が聞き取れない声、わずかな音を聞き取れる能力を使い、被害者を救出する仕事に命を懸ける彼女だが、そのストレスは計り知れないようだ。以前の事件で同僚刑事を救えなかった事を忘れる事は出来ないが、同僚や後輩メンバーに支えられて日々の仕事にまい進する彼女。
そんな彼女は、なぜか自分と同じ能力を持つ殺人者が出てくる夢を見、それだけでなく、自分に送られてくる脅迫メールに不安を感じるのだ。
ハッキングされた事により彼女の元にメールが送られてくるようになったのだが、そのメールはサーカスマン(?)による殺害予告メールであることが発覚。3か月ごとに送られてくる殺害の内容を予告するようなメール。その後25日に殺人事件が起きていたのだ。更に3通目の音声メールは彼女にしか聞こえない音で録音されているのだ。彼女に対する挑戦状なのか、事件を起こすことをアピールしたいのか・・・・
殺人を未然に防ごうと先輩刑事と連絡を取り合う中で、聴覚障害のある女性から、「ある家族が殺害される現場を見てしまった。今殺害のあった隣の部屋に隠れている」という通報が入る。(彼女がしゃべれないと分かるとメールを送るように的確に指示をする警察・・・)
兄と一緒にアメリカに養子として渡った彼女。兄が勤務するロサンゼルス市警察の仕事で韓国に戻って来たのと一緒に、彼女も親族を探しに韓国にやって来たのだ。その際中に殺人事件に巻き込まれる事になる彼女。
グォンジュが連絡を取っていた刑事と一緒に現場にいたのが彼女の兄であるデレク・チョー。自分の妹が事件に巻き込まれたと知り、グァンジュと通話をしながら妹の元に向かおうとするのだが。。。。
黒いコートに赤いワンピースを着た女性が現場から立ち去るのを追いかけるデレク。彼の行動を電話越しに聴き、彼に指示を出すグォンジュ。犯人を追いかけながらも、もどかしい場面が続くのがこのシリーズの特徴。犯人は彼女が持っていた防犯用のマスコット人形を囮にデレクを駐車場に誘い込み、結局彼女は別の場所で殺害されているのが発見される。
謎も罠もすべては音が鍵を握っている・・・
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黒いコートを着、赤い口紅と赤いワンピースのサーカスマン。登場シーンにはおどろおどろしいBGMが流れる。
不仲な家族に狙いをつけ、年少者に年長者を狙わせる手口。クリスマスの飾り付けに使うライトが暗闇の中で明るく光る中でおどろおどろしい場面が展開される。。。
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1話の内容を取り上げた記事。