私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

ロースクール 第14,15話

2021-06-05 21:10:22 | ロースクール(韓国ドラマ)

カン・ソルAは、ヤン教授の指示で弁護士事務所で研修を受けながらイ・マノの弁護をするようになるはずだったのに、再び収監された彼は結局刑務所内でヤン教授を刺した男とのトラブルで命を落とす事になるのだ。ヤン教授はイ・マノに輸血をして彼の口から本当の黒幕の名前を聞きだそうとするもそれも叶わず。息子に会いたがっていたイ・マノは誰に何を指示されていたのか、ヤン教授とロースクールの学生達が注目するのはそもそもの事件の始まりと思われる殺された教授が起こしたひき逃げ事故だ。なぜ事故を起こした後、何故車から降りもせずにその場を立ち去ったのか。更に後悔の念を記したメモの文章から同乗者がいた事を推測するメンバー達。知人の葬儀の後運転代行も呼ばずに飲酒運転をしたのは何故?などと追及していくうちにあの国会議員も車に乗っていたのでは?という疑惑が浮上。

結局すべての糸がすべてあの国会議員に繋がっているのではないかという、全体像が見えてくる。

(クールに思えたヤン教授が自室に全体像を描いているのもビックリだが・・・)

ロースクールの後ろ盾になっている事から始まり、ヤン教授、ジュニ、イェスル、カン・ソルAたちのトラブルは勿論、おもちゃ会社の会長は国会議員の後援会会長で、イ・マノ法案は彼が中心になって立法化を計画。表向きから裏向きまですべてをコントロールしている事が分かってくる。全て自分が損をしないように、全ての利権を得る為に、まるで悪徳プロデューサーの如く、全てのプロジェクトを裏で操っているのだ。

学生達は国会議員の疑惑について事実を述べるという方法で国会議員を追求しようとする正面突破方式を決断。若者らしい方法だ。

しかしヤン教授と民法の女性教授は、ヤン教授と対峙、更におもちゃ会社の息子が告訴したチン検事も自分の支配下に置き、イ・マノもコントロールし、全方向スキなしに思える彼に対抗するのは正面突破では難しいと判断。

振り上げたこぶしが自分に戻ってくるような動画をアップした学生達が傷つくのを心配しながらも「それぐらいの覚悟は必要」という事で、一見「獅子は我が子を千尋の谷に落とす」方式で、まるで学生達を裏切るような方法を取りつつ、学生達を守るという法曹界に酸いも甘いも知った方法で国会議員を追いつめる方法を取るのだ。

学生達がアップした動画についた炎上コメントと、自分と息子がアップした謝罪コメントを比較して、国会議員がコメント操作をしていることを確信した教授たちは、集団でコメントを操作していると判断し、その場所に乗り込むという行動派法律家という方式で国会議員を追いつめるのだ。

敵を欺くにはまず味方からということで、カン・ソルAにコスプレまで指示したのは策士であるヤン教授なのか?

*****

裁判の際に、陪審員の人達に象のパズルで判決の判断を説明していたヤン教授。その部屋にも沢山の象の写真が飾られている。(髪型といい、物言いといい、何事にもこだわりがあるらしい。)

個々の事実の正しさに引っ張られ、全体像を見誤るという事を恐れ、「群盲象を評す」を座右の銘にしているんだろうか・・・