オー！ マイ レディー 第5.6話

DNA鑑定の結果は99.9999％。
ミヌとイェウンが親子であるということは隠しようもない事実だ。
スターなのに、まだ28歳だったのにいきなり6歳の子どもの親になったことを受け入れられないミヌ。
ミュージカルの練習でもやはりショックを受けるミヌ。。。。
振り付け担当の制作会社の社長の奥さんは、「センスがある」と評してくれているようだが、共演のダンサーたちの対応は通り一遍だ。
そんな辛いミヌの心を慮り、下手な歌を歌ってミヌを笑わせようとするケファ。
韓国の代表的な30歳台のおばさんは、広い心の持ち主なのだ。
そんなケファを無意識のうちに受け入れている様子のミヌ。
検査結果を見て、すべてを知ったマネージャーにケファが詰問されるのを見、勿論ケファを助けるのだ。
ちょっと前だったら絶対にマネージャーサイドについていたはずなのに・・・年上の女性に夢を見させてくれるドラマとしては、期待を裏切らない良い展開だ。

「ミュージカルを見たことないから見てみたいの！！！その招待券で一緒に行ってもいいかしら？」
ミヌが持っているチケットを目ざとくみつけ、早速おねだりしてみるのも、韓国の普通のおばさんとしては当然のことだ。
ミュージカルの券なんて高くて買えないのだから、「ただだったら・・・是非一緒に」と思うのは当然。
娘を友人に預けて、友人からもらった就職祝いのワンピースでいそいそと劇場に向かい、笑うところではきっちり笑い、泣くところではきっちり泣く非常に分かり易いケファ。
ミヌの初恋の彼女が、非常に感じが悪いので、見ている側としては、思うとおりに生きているケファのポイントがどんどん上っていくのだが、しかしやっぱりなにも知らずにミュージカル会社の社員になっているのは、あんまり誉められたことではない。
「どんなミュージカルナンバーが良かったですか？」と聞かれれば、「えっ？ミュージカルに数字があるんですか？」などとまぁ非常に初歩的な間違いだ。
皆、苦笑。。。しかしミヌも似たり寄ったりなのだ。「おばさん」と呼びながらも初恋の彼女にはないこころやすらぐ感じに、どんどん親近感を感じている様子。
別れた夫に馬鹿にされすっかり落ち込んだケファを慰めるところなど、もうすっかりケファのファンになっているではないか。
仕事で疲れた平日の夜に、心地いいストーリー運び。日本のおばさんもこういう展開には弱いのだ。