私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

個人の趣向 第3,4話

2010-04-17 20:36:15 | 韓国ドラマ か行
ケインが自分をゲイだと誤解していると知り、思わず彼女の家から飛び出すジノだが、彼も会社の事情あり。(ケインの住んでいるあの韓式家屋の図面か何かを仕事のために使いたいらしい)結局彼女の韓式家屋に戻るのだ。「やっぱり戻ってきてくれたのね~」と浅はかにも喜ぶケインだが、彼女の自由な生活スタイルはことごとくジノに否定され、人間らしい生活のためにと隅々まで掃除をさせられるケイン。
一緒に住む人がいるうれしさからか、差し当たりお金の心配をしなくてよくなったからか、ジノがゲイだということで、気楽だからか、失恋に痛手を感じさせず自由気ままなケイン。
「あなたがゲイだっていう個人の趣向は絶対秘密にする!!」と宣言してみたものの、お酒の力で簡単に「この人はゲイです!!!」と大声で叫ぶ位自由気ままだ。

酒の席の出来事だからと忘れたふりをしようとするケインだが、きっちとした性格のジノはだませず。
「個人の趣向は絶対秘密にします。もし約束を破った場合は、なんでもいうことを聞きます」などという、なんにも逃げ場のない契約まで結ぶことになってしまうのだ。
まぁそんな契約を結んでも彼はゲイ。自分には何の害もないという安心感からか、自分が母親がいない寂しさを確認した時と、彼が自分をゲイだと認識した時の寂しさはきっと一緒だと思う。。。などと打ち明け、すっかり彼に親近感を感じ始めている様子。
(単純だが、このケイン 結構人がいいのだ。)

しかしいくら単純でも失恋の痛みは彼女にとっても大きな痛手。
自分を捨てたチャンニョルに「お前は女じゃなかった。ただの少女だった」と言われ、更にチャンニョルがあの自分が友達だと思っていた、イニと一緒に暮らしていることを知り、自分が感じたときめきは一体なんだったのかと涙を流すケイン。
ジノの前で涙を流しつつ「私を女にしてくれない?」と、ジノに唐突なお願いをするケイン。
ゲイだから、女の痛みも分り、繊細な感覚の持ち主と見込んで彼に頼み込んでいるのか、そんなに深い考えがあってのこととも思えないが、兎に角、彼に自分の改造計画の手伝いを頼み込むケイン。

***
花男でのイ・ミンホを知らないので、比較できないが無愛想な男性をいい感じで演じている彼。
ソン・イェジンも、まぁ本当に上手で、2人のやり取りの場面は非常に楽しく鑑賞中。
しかし敵役ともいえるチャンニョルが、2人の女の間で取り合いをするほど素敵な男性に思えず。。。かなりテンションが下がる。
ソン・イェジン演じるケインが泣きながらチャンニョルにどんなに心ときめいたか語っても、今ひとつ真実味に欠け、説得力がない。
家柄もよく、仕事でも成功しているはずなのだが、どうも今ひとつ情けない感じなのだ。
勿論、2人の女の間で板ばさみという事態に陥るような奴なので、情けない感じがあっても当然なのだが。。。