私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

個人の趣向 第5,6話

2010-04-18 20:12:26 | 韓国ドラマ か行
「パク・ケインを女性にするプロジェクト」に結局協力することになるジノ。

彼女の父親の作った韓式家屋のデザインをいくら調査したくとも、別に断ってもよかったのに、まぁ結局断りきれずに彼女の頼みを聞くことになるのだ。
かなりクールに振舞っているが、まぁ悪い人ではないらしい。
更にケインがあまりにもジノのことを信じきっているので、調子が狂うというのもあるのだろう。
「あなたはお母さんが送ってくれた贈り物だと思うの・・・」彼が家のデザインのために自分に近づいて来たとも知らず、彼がゲイでないとも知らずに彼をすっかり信じきって、彼のいうアドバイスにたてつきながらも、アドバイスを聞いていくゲイン。

「ちょっとでも早く彼に会いたいし、ちょっとでも長く会っていたいから、連絡が来たらスリッパのままでも走って彼に会いに行く!!」というケインに「プライドを持て!!」と諭し、女性ならちょっとでも待たせる術を学べと教え込むジノ。
まぁ素材は悪くないということで、綺麗なドレスを着れば、彼がどうしても取りたい美術館の仕事のためのパーティに連れて行かれるくらい綺麗になるのだ。

美術館の仕事を取るために、美術館が今度のコンセプトにしたいというケインの父親が作った家にまで住むことにしたのだ。
彼女を連れて行くのはぴったりだし、今の彼にとっては美術館の仕事に指名されることが全てなのだ。
ケインにはそのこともばれていないし、美術館の館長もケインの家具を気に入ったようで、別途仕事も発注し、様々騒ぎはあれど、なんとかジノの思う方向に話は進みそうな感じだ。
唯一の誤算といえば、ケインが120%彼のことを信じきり、生理痛の心配までしてくれる素敵な異性の友達と全信頼を寄せていることか。

ジノにとっても彼女と一緒にいることは楽しくないわけではないらしい。
まぁ何も知らない人が2人のやり取りを聞いたら、ただの新婚カップルにしか思えないだろう。

しかしジノの前に立ちはだかるのは、子どもの頃と同じようにチャンニョルの父親だ。
美術館の会長に根回しし、ジノの事務所が仕事を取れないようにするのだ。
美術館の仕事に全てを賭けていたジノの落ち込みを見たケインは。。。。
どうにかして彼を元気付けたいと思ったのだろう。
(どこまでお人よしなんだか。。。)
彼の企みを知らず、何にも気づいていない今はいいが、この先、多分彼女はまた沢山傷つくんだろう・・・


***
このドラマ 親世代との確執と喪失が隠しテーマらしい。
父親のいないジノ。母親のいないケイン。
父親に頭の上がらないチャンニョル。そして美術館の館長まで会長である父親に全否定されている様子。