私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則

2007-09-04 22:25:33 | たまに読んだ本
タイムマネジメントの本として手に取った1冊。

もし「忙しい」と辞任している人がいれば、自問してみてください。
その忙しさは、大統領よりも首相よりも時間に追われているのか?

と究極の質問を投げかけるこの本。

そんなわけなどあるはずもない。
効率化する努力を放棄して、自分の限界を引き下げてしまっていることに気づき、時間も投資で増やしていこうという考え方を唱える本。

生活をパターン化することを、規則正しい生活と考えずに、効率よく働き、そして成果を出すと考える。
時間を細かくチェックすることで、だらだらしている時間を割り出す。
だらだらしている時間を見つけ出したら、それを割り出したことに満足せずに、それを効率的な時間に振り替えていくようにする。
時間を節約して、時間を生み出そうなどという、せこいやり方では限界がすぐ来てしまう。それよりも1時間かかった仕事を5分で終わらせるという発想を考え出そうと転換を説く。

そして習慣化で集中力を高めていく・・・などなどどこまでもポジティブで前向き志向な本。

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本を読みながら、実行すればよかったとやや後悔したのが@都心に住むという生き方。
10数年前、ある資格取得を目指していた時、今より通勤時間がかかる会社に勤務していたので、通勤時間往復で4時間近くもかかっていた時がある。もちろん電車の中でも、ホームでも参考書を開くという涙ぐましい努力をしていた。ただどうしても時間がなくて、非常に悶々とした毎日を過ごしていた。確かにあの頃はホームの階段を上り下りする時間さえも惜しいと思うようになっていた。毎日イライラし、負のパワー一杯だったと思う。先立つものがなくてそんな生活をしていたのだが、投資するつもりで、通勤時間を節約する選択をしてもよかったかもしれない。

でもあの頃はそんな選択肢があるなど想いもしなかった。引っ越そうかどうしようか悩み続けることがなかったのだから、それはそれでよかったのだろう。
迷い続け、何もしないことが結局一番良くないことのようだから。

レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 (幻冬舎新書 ほ 2-1)
本田 直之
幻冬舎

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