私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

ER6

2005-11-11 22:20:18 | なんということはない日常
「忙しくて疲れているだろうから、無理に病院に来なくていいって。そんなに重病じゃないし、来なくていいって強く言っておいてって言われたから・・・分かった?」
金曜日の夜なので、病院に寄ろうと思い、(面会時間はあってないようなものらしく、消灯の21時迄は病室に入ることが可能らしい)19時過ぎに会社を出たのだが、母の残した留守電を聞き、結局病院に立ち寄るのはやめることにした。

「来なくていい」という一言だったら無理をしてでも行ったのだが、「来なくていいって強くいっておいてって言われたから・・・」こんな伝言を聞き、ちょっと複雑な気持ちになってしまった。病人に気遣われてしまうなんて、いつもそんな疲れた態度や顔でいたのだろうか。
確かに疲れてはいるけれど、もう少し元気に振舞おうと、ちょっと反省する。

私の名前はキム・サムスン(ヒョンビン編)

2005-11-11 22:00:00 | 韓国ドラマ・映画
ここ何週間か友人から借りた韓国ドラマ@私の名前はキム・サムスンを見てから眠るのが日課になってしまった。
30歳目前のクリスマスイブに3年来の恋人にふられたサムスンと、転職先のレストランの若社長ジンホンとのラブコメディなのだが、サムスン演じるキム・ソナの突き抜け方が尋常ではないし、ヒョンビン演じる若社長も過去に悲しい思い出があるせいかどうも屈折した性格の持ち主ゆえ、一筋縄ではいかない感じが面白かった。
失恋後の年上女性と生意気な年下男性との恋愛ドラマというと今更のように@山口智子とキムタクを思い出すが、サムスンは山口智子ほどおしゃれではないし、更に30歳目前の独身女性のあがきというと@ブリジット・ジョーンズを思い出すが、サムスンはあんなに気取ってもいない。要するにサムスンは非常にどん臭い女性で、彼女が愛らしくこそあれおしゃれではなかったのがヒットの要因の一つだったと思う。(あれなら私もと思えるこの身近さが重要なのだ!)

韓国ドラマに興味のない知人は、サムスンの相手役ヒョンビンの顔写真を見て「ただのチンピラの若造だ!」とあっさり言っていたが、これは言いえて妙だと思う。
彼が香港映画に出演するとしたら、役柄は絶対黒社会の下っ端として生きるチンピラか、、無口なヒットマンだろう。なんとなく頬のあたりに肉がついておらず、どことなくさびしそうな感じがいかにも幸薄いヒットマンにぴったりではないか。私もチンピラの若造とまでは言わないが、うっすらヤンキーの香りはするような気がする。
そんな彼が御曹司役で出演し、しかも大人気というのだから面白いなと思う。(日本と韓国のちょっとした嗜好の違いとでもいうのだろうか?)
別にヒョンビンをけなす気は毛頭なく、突き抜けているキム・ソナ相手によく頑張ったと思う。ドラマの前半のサムスンを馬鹿にしきった感じと後半のメロメロになる感じも自然だったし、年上の女性の痛い所をくすぐる切ない表情もよく分かる。
しかしやっぱり御曹司には見えなかったし、若いうちはヒットマンのような役柄で演技力を磨くのも一つの道のような気がするのだが・・・・

残念ながらサムスンよりも更に齢を重ねているせいだろうか。ヒョンビンのような優しい若者がそんなに簡単に見つかる訳がないことは良くわかっている。もう少し若かったらヒョンビンの優しさを信じ、甘い点を上げたかもしれないが・・・