今回の北京での冬季オリンピック!いろいろと物議を醸しだしていますね。
なんとなく後味の悪さが残る競技が多く、残念でなりません。
高梨沙羅ちゃんのスーツ規定違反による失格には驚きました。それも彼女だけでなく5人も!
測り方云々、様々な憶測が飛び交っていますが、何といっても沙羅ちゃんが一番気の毒です。
個人ノーマルヒルジャンプと同じス―ツだったそうですが、私のような高齢者は別として(苦笑)、
新陳代謝の激しい若者は寒さや疲労で2~3センチはすぐ細くなる身体なのだと思います。
夏の大会以上にルールが厳しい冬の競技なのですね。
スピードスケート、アルペン競技でも難しい判定がなされ、戸惑う選手も多いようです。
このオリンピックに照準をあわせ、様々なことを犠牲にして努力してきた選手たち。
ぜひ公平な審判を望みます。
少し前になりますが、先日の日曜日、久しぶりにコンサートへ行ってきました。
コンサートといってもプロの楽団ではなく、素人集団の企業コンサート。
みずほフィルハーモニー第38回定期演奏会です。
団員は普段はBankerとして仕事に勤しむサラリーマンでいらっしゃいます。
一昨年の演奏会直後からコロナ禍のため長きにわたり活動を中止。
その間、団員それぞれが仕事や日々の生活において、様々な不便や困難に立ち向かいながら、
個々に楽器と向き合って練習なさっていたことでしょう。
「ごあいさつ」のページにこのような文がありました。
>それまで当たり前と思っていた仲間とともに音を紡ぎ、オーケストラとして演奏できることが、
いかにかけがえなく大切なものであったかを気づかされた2年間でもありました。
昨年11月、668日ぶりに団員が一同に会し、指揮棒の降りた瞬間、
最初の和音が練習場に響いたとき、全員の胸に感じたことのない熱い思いがこみ上げてきました<
そんな思いを込めて演奏された曲目は以下の音楽です。
素人集団ですので決して素晴らしい極上の演奏とは言えませんが、
私にはどんなプロのオーケストラよりも心打たれる演奏でした。
ところがこの演奏会で私にはちょっとしたハプニングが・・・・。
出発前から腹痛があり、会場のサントリーホールまでの道のりで2回もトイレに駆け込むことに。
前半の2曲を聴くのが精いっぱい。休憩まであと少しというところで、我慢ができずホールを抜け出しました。
後半の「新世界」の演奏を最も楽しみにしていましたが、演奏途中での出入りはマナー違反です。
後半は生で聴くことを諦めました。夫をホールに残し、私はロビーで終わるのを待つことにしました。
するとホールのスタッフが私の事情を汲み、大型モニター画面の前に席を作ってくださいました。
不思議ですね、そうなると一度も腹痛でトイレに駆け込むこともなく、
お陰で会場がそのまま映し出される画面を通して、新世界の調べを最後まで落ち着いて聴くことができました。
サントリーホールのスタッフの皆様、本当にありがとうございました。
明日は東京もかなりの雪が降るようです。最高気温も3度とか。
どうぞ皆様ご自愛ください。