世界に一つだけの姥花日記

貴方は貴方らしく私は私らしく、世界にただ一つだけのきれいな花を一生懸命咲かせましょう。
シニア主婦の平凡な日記です。

蓼科へ(3)~ 坪庭から雨池

2016年10月27日 | 国内旅行

蓼科3日目。22日早朝6時10分 ホテルの部屋からの八ヶ岳連峰の全貌です。ワイド撮影。

この日も幸いなことに朝から晴れ渡っていました。

夫の計画では帰路、甲府近辺の渓谷歩きを予定していたようですが、

折角のクリアーなお天気!私のリクエストで、7年前、私を山の虜にした北横岳近辺のトレッキングに変更。

北八ケ岳ロープウェイで約7分間、一気に山麓駅1771mから山頂駅坪庭2237mまで上がります。

 

私たちには「ピラタス蓼科ロープウェイ」と言った方がなじみがあるかも。いつから名前が変わったのかしら?

このロープウェイにはできるだけ朝早く乗ることが大切です。

眼前に日本三大アルプス、南アルプス、中央アルプス、北アルプスのパノラマを見渡すことができ、

それはそれはため息の出るほど、言葉に言い尽くせない絶景です。乗るだけでも価値あるロープウェイ。


<南アルプス>


<中央アルプス 中央の台形の山は御嶽山>

大半の観光客は坪庭一周、あるいは北横岳、縞枯山方面に向かいますが、私たちは雨池までのピストン。

事前の調べではたいしたことはないと甘く見ていたものの、これが結構難儀な道でした。

縞枯山荘の先、雨池峠までは整備された木道が続き、スニーカーでも手軽に歩けます。


<青い三角屋根の可愛い縞枯山荘>

雨池峠からは「これより登山者エリアです」と標識にあるように、大きな岩ゴロゴロの下りの登山道。

 

滑りやすい上に段差もあり、短足の私は人一倍慎重に歩かなければなりません。

こんなところで転んだらアウトだわ、と思いながらコースデーターの1,5倍の時間をかけて雨池まで。

小学生の兄弟を連れた家族連れに会いましたが、子供たちの素晴らしいバランス感覚。

岩の上をポンポンと飛ぶように下っていく身軽さ。あれが出来れば速いわ~!。

私は岩に上り下りてまた岩に上り下り、また岩を跨ぎ、岩間を縫うように歩きますから、

それはそれは時間がかかります。相変わらず下りの怖い、そして下手な私です。

こんな道が1時間も続くのですよ。冷や汗がでて、疲れました~

普通は下りの方が時間的に早いはずが、岩場となると話は別。

私には上りの方がずっと楽、現に復路は時間的にも上りより早く目的地に着きました。

 

雨池では私達とその子供連れのファミリーの2組だけ。静寂な湖でした。

この池の周辺は落葉松(カラマツ)、ダケカンバが中心のようですが、色づきはなく、遅かったのか早かったのか?


<対岸を望遠で>

蓼科は湖あり、山ありの大自然に抱かれ、ゴルフ場あり、温泉ありでリラックス。とっても楽しい所!

坪庭や麦草峠を起点に八ヶ岳周辺には初心者でも歩けるトレッキングコースが沢山整備されています。

地図を見ていると、あそこも歩いてみたい、ここも歩いてみたいと夢が膨らみます

冬のスノーシューも楽しそう!そうだわ、今度は冬がいい!

あ~でも今年の冬はダメ、白内障の手術があるから

八ヶ岳の高い峰々への登山はもう無理かもしれないけれど、蓼科山と北横岳に登っただけで

今の私は十分満足です。

また来年も来たいわね、そして今度はこのコースを歩きましょうよと、

はや来年の計画を立てながら、家路を急ぎました。

 

 

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コメント (2)
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