<昨日開いた我が家の薔薇 アンブリッジローズ>
人間の体と一緒で、マンションも長年のうちに、いろいろな箇所に劣化が現れてきます。
私の住んでいるマンションは今年で築32年を経過し、紛れもない中古マンション。
あの3・11の大地震でも問題も起こらず、かなり頑強な建物と思っていましたが、
ここ数年配管のトラブルが何件か発生しています。
築30年を超えると、排水給水設備の老朽化はやむおえないことなのかもしれません。
専門家の簡単な診断の結果、排水管、給水管にかなりの劣化があることが分かりました。
そこで管理組合と管理会社との話し合いで、このたび給水方式の変更と共有部分の給水管、排水管の取替え工事を
臨時総会にかけて、全入居者で検討することになりました。
その説明が昨日ありました。
54所帯入居の都会の中堅マンション、定例総会には新旧理事会役員以外jは数人の出席者というお粗末さですが、
さすがに今回は半数以上の居住者が出席、活発な質疑応答がなされました。
いつもはこういう難しい話は夫任せの私ですが、排水給水管工事は日々の生活に支障をきたします。
主婦の身である私にも大いに関係してくることゆえ夫婦そろっで参加いたしました。
工事の具体的な内容は置いておいて、マンションの構造その他には全く関心も興味もない私は、
担当者の大変わかりやすい給水排水設備やその仕組みの説明に目からウロコが落ちるような思いでした。
難しいことは分からないにしても、それらを知っただけでも出席して本当に良かったと思っています。
工事作業の工程では何日かは在宅を余儀なくされ、壁面撤去、断水、配管工事による騒音など、
不快な数日が続くことになり ますが、資産を守る上にも、絶対取り組まなければならない必要不可欠なことです。
先日エレベーターをルニューアルしたばかり。
数千万円かかるこの大工事、今回は全額修繕積立金で賄われます。
しかし、これから先、経年老朽化はますます進み、修繕費用はかさむばかり。
後20年もすると、今度は建替え問題が起こってくるかもしれません。私たち幾つになっているの?
それまで元気なうちに何処かへ引っ越す?なんて話がまたあがっては消えあがっては消え・・・・。
この排水設備工事、まだまだ具体的に話を詰めていかなければならず、少し先のことにはなりますが、
いずれやってくる面倒な工事に備えて、水回りの断捨離をしましょうかしら。
午後から多摩川土手をウォーキング。
田園調布により、駅舎と今見ごろの駅前の薔薇をカメラにおさめてきました。この組み合わせは絵になります。
また住宅地の用水路にカモの親子が!可愛いいでしょう!お母さんの後を一生懸命ついて泳いでいます。
”さ~この石を乗り越えるのよ~私につていらっしゃ~い がんばって!”
”全員そろっているかしら?1,2,3,4、・・・・”
のどかな午後のひと時でした。