YUKI

言語、言語で表現できることすべて

覇道と王道

2007-08-25 22:23:45 | Weblog
モンゴル出身の横綱・朝青龍のふるまいが
横綱の品格に欠ける!ということでニュースになってます。
ちなみに遊牧民族モンゴルの人たちの血液型は、
B型が圧倒的に多いとか。

もともとは、「大関」が最強であって、「横綱」は名誉職だったようです。
その辺の事情は相撲用語英訳にも表れていますヨ
大関=champion
横綱=grand champion

これでいくと、昔、日本語直訳ロック『王様』が、
クィーン「伝説のチャンピオン」を「我ら横綱」と訳しましたが、
正しくは「我ら大関」ですなぁw

さて、「王道を求める日本と違い、モンゴルは覇道だ」
というコメントを朝青龍関連の記事で読みました。

は‐どう【覇道】
儒教の政治理念で、武力や権謀をもって支配・統治すること。
おう‐どう【王道】
儒教で理想とした、有徳の君主が仁義に基づいて国を治める政道。

『北斗の拳』の覇王ラオウとのからみで
覇王とか覇道という言葉が気になってたので、目からウロコ♪

まぁ、ラオウ自身は朝○○ほどは「強ければ、何やってもいいんだ!」
ということを露骨に表してはいませんけどねぇ。

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しょこたん現象

2007-08-23 00:01:05 | Weblog
『溜池Now(以下略)』久々に面白かったです。

「ジョジョ立ち」の考案者が出てくるところなんか、
サブカルチャー番組の面目躍如です♪

でもねぇ、しょこたんのジョジョ立ち師匠である「きゃんち」の嘆きは、
「友達いない」発言への「友達だと思ってる」というマジ・レス
みたいなもんで、ちょっとウェットすぐるw
「友達いない」は誰が見ても、ネタだよ、ネタ♪

なんて思い出しながら、長距離通勤してたら
カーラジオから仲村雅俊の番組『マイホームページ』が流れ
なんと酒井法子(ノリピー)がゲストではないか!
「アイドルでマンガ連載したのは、しょこたんと私だけなんだって」
という話で、しょこたんのユメレジ・ゲストの時
大いに盛り上がった話をするではないか!!

誰か、その時のユメレジをニコニコにうpしてくれないかなぁ…

カーラジオをFMに戻してグダグダなローカル番組を聞いてたら
この夏のマイブームなんてやってて リスナーからのメール;

ガツン、と(みかん)がマイブーム。
「しょこたんが食べてるとこの写真が載ってた♪」と
息子も喜んでました!

これが通勤の後半40分ほどの間に
何の脈絡もなく起こったものだから…

ど~も、日本は急速に しょこたん化 しているらすぃ

杉浦由美子さんはヲタク化を 
「自分探し」から「自分忘れ」と位置づけてますけど、
「モテたい」んじゃない!
「萌えたい」んだ!!
というのが、ヨリ分かりやすいんじゃなかろうか?

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大人の事情とサイコロ

2007-08-20 23:34:07 | Weblog
『溜池NOW(以下略)』のジゴロウが旅に出てしまいますた。

しょこたんブログで知ったのですが、
Gyaoのホームページには相変わらずジゴロウが…
しか~し、最新の『ジョジョリンピック』冒頭で、
前記の内容がアナウンスされたのでした!!

しょこたん曰く「大人の事情に巻き込まれやすい」

SAKU SAKU 時代の ジゴロウ+黒幕 の動画があります。
黒幕はかなり怒って
「笑いは会議室でおこるんじゃない 現場で怒るんだ」
と『踊る…』をぱくったと思われる放言をしておりますた。

ジゴロウの著作権はDice-K にあるものの
キャラクターを育てた「黒幕さん」は 相変わらず 
SAKU SAKU にいるということですし、
前回は Dice-k が法外なギャラを要求したという説もあります。

今回はどうなんでしょう?

しょこたんが、例のパペットをかかえてる図は
結構、好きだったんですが…

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グレンラガン第3部

2007-08-20 00:07:16 | Weblog
グレンラガンも21話まで、来ちゃいました。
当初話題になっていた、しょこたんが歌うOPは
すっかり番組の顔になってしまい
特に15話の遅れてきたOPは、感涙ものでした。
本当によくできた最終回!!
しょこたんの歌に惹かれ、東京ローカルのアニメを
stage 6 や ニコニコで欠かさず観てきたのですなぁ~

2クールで26話+総集片1話→少年ではなく「男」の成長ドラマ!

快楽要素を詰め込んだテレビアニメ史…
という面も確かにありますが、よく出来た作品ではあるまいか?

OPテーマ『空色デイズ』1番…第1~2部
第1部1~8話…70年代アニメ
第2部9~15話…80年代アニメ
総集片16話

OPテーマ『空色デイズ』2番…第3~4部
第3部17話~2□話…90年代アニメ、一部CG使用
第4部2□話~27話…現代に至る

今のところ、ロシウ株がストップ安なんですが
「ロシウ」→「うしろ」→「後」
だと、今日初めて気がつきましたw

カミナ→上
シモン→下
ヨーコ→横

という風につけた、というのは有名なんですが
ロシウも結構、重要なキャラだったんですねぇ。
22話で死亡フラグが立ちそうですが…

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銃夢と魂

2007-08-19 01:21:03 | Weblog
『銃夢 LAST ORDER』がウルトラ・ジャンプに連載してます。

重要なモチーフの一つとして、
コンピュータ・チップに生前の記憶をすべて写し取る
というものがあります。

古くはエイトマンの頃からあったものですねぇ。

ヒューマノイド・タイプのアンドロイドに人間世界で生活させようとすれば
一々教え込むよりも、人間の記憶を刷り込んだ方が手っ取り早い
というのは合理的発想でしょう。
エイトマンの場合、自分はマシンであり
人間としての記憶は「借り物」だということを知っています。
エイトマンに自我があるとして、
彼の自我は「人間」東八郎のコピーですから
鋼鉄の棺に閉じ込められた人間…という意識が常に付きまといます。
マンガやアニメでは、原作者・平井和正のこうした考えは表面化せず、
その苦悩は、周りの人間を欺いているということが大きいようでした。

銃夢の場合、体は人間で脳が、本人の記憶を移した
コンピュータ・チップなのです。
脳がチップに置き換えられたことは極秘事項で
当のチップがそれを悟ってしまうと「発狂」してしまう…

一方、搾取された脳は、集められ巨大な生体コンピュータの部品として
夢を見続けている…

ここで指摘したいのは、脳とチップがおきかえられた時点で
記憶というデータは連続しているのでしょうが、
魂というか意識というか、それは不連続である!ということです。

つまり、その人は死んでいるんです!
コンピュータ・チップは死んだ人の影を演じているだけなのです。

まぁ、「私」とは記憶情報が作り出した「影」である、
と『銃夢』のダーク・ヒーローであるノヴァ博士は語りますが、
これはチップ自身が編み出した発狂しないための思想ということなんでしょう。

記憶の「影」としての「私」は抽象的、一般的な「私」に過ぎません。
だから、ヴァージョン違いのノヴァ博士が平気で出てくる。

実際の「私」とは、抽象化できない・交換できない・唯一無二のものです。
「魂」と言ったほうが分かりやすいかもしれませんね。

『銃夢』は「影」の物語。
主人公ガリィ=陽子の脳は、箱の中でお昼寝中なんです。
その脳だって、再生・再構築されたものですけど…

人間を「ある思想傾向」に抽象化したシュミレーション。

もともとPCゲームだったとはいえ…
ガリィ=陽子の魂は、どこへ行ったんでしょうね?

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