YUKI

言語、言語で表現できることすべて

「筋肉の発達」と「炭水化物摂取のタイミング」

2009-08-26 21:10:24 | Weblog
トレーニング直後には、たんぱく質よりも炭水化物の摂取が大事
という記事を読んで、それを実践しているんだが…
そのメカニズムについて、詳しく述べている記事を見つけた。

炭水化物というか…インシュリンの役割は、
糖の代謝や脂肪を造るだけではなかったんだねぇ。

☆    ☆    ☆

炭水化物を摂取すると血糖値が上がり、
インシュリンが分泌される。

血糖値を急激にあげる度合いが、グリセミック指数というやつ。

インシュリンが分泌されると脂肪がつきやすくなると同時に
筋肉もつきやすくなるんだねぇ~。

トレーニング直後に炭水化物を摂取することは
筋肉内の失われたエネルギー源を補うだけでなく
たんぱく質合成を促進するという意味もあったわけだ。

☆    ☆    ☆

炭水化物の効果…インシュリン分泌は
健康であれば、すぐに顕れる。

一方、タンパク質は消化吸収に
少なくとも5~6時間以上はかかる。

トレーニング直後は、タンパク質というよりも、
アミノ酸またはアミノペプチドを摂取するようにしている。

そんなこともあって、トレーニング中・後の水分補給は
もっぱら「アミノ・ヴァリュー」
…そしてクルマに用意してあるパンをかじるわけです。

**************************
http://www.sf-magazine.com/july00/insulin.htm
2000年7月

インシュリンの分泌をコントロールして筋肉の発達を促進する方法!
資料提供:トーマス・フェイ博士 翻訳編集:S&Fマガジン

殆どのウエイトトレーニングをする人は、
成長ホルモンと男性ホルモンが筋肉を増強させる事を知っています。 
一方インシュリンは糖分を代謝する事と大きく関っています。 
例えば、血液からグルコースを細胞内に移動させたりします。 
しかしインシュリンの役目はそれだけでは有りません。 
インシュリンは筋肉増強に大きな貢献をするのです。 
それ故筋肉を造る上で男性ホルモンや成長ホルモンと同じく
重要なホルモンの1つなのです。 

科学者達は、インシュリン分泌のタイミング次第で
筋肉増強に大きな拍車を掛けるとみなしています。
インシュリンはすい臓で造られ、食事後分泌量が増えます。 
主な役割は、グルコースを細胞内に摂り込んだり、
脂肪を造ったりします。 
又たんぱく質を合成する役割をし、
ボディビルダーやフットボールプレーヤーにとって、有り難いものです。
 
インシュリンはアミノ酸が細胞内に摂り込まれるのを促進し、
RNA(たんぱく質合成に必要なもの)の生産量を増やし、
同時に筋肉内でのたんぱく質分解(エネルギーとして使われる)を妨げ、
肝臓がアミノ酸をエネルギーとして使うのも妨げます。

筋肉増強
筋肉増強に大きな影響を与える重要なホルモンは、
成長ホルモン、男性ホルモン、そしてインシュリンです。
これらホルモンは、筋肉細胞核へたんぱく質で
筋肉を合成させるよう働きかけます。
又インシュリンはアミノ酸が筋細胞内に入るスピードを
促進させる作用も有ります。 
殆どのアミノ酸は、ナトリウムポンプ(細胞膜中の塩分による浸透圧)
というプロセスによって筋細胞の中に摂り込まれるのですが、
インシュリンはこのプロセスを促進させるのです。 
より多くアミノ酸が筋細胞内に摂り込まれるという事は、
より大きく筋肉が発達する事を意味します。 
それ故インシュリンは直接筋肥大の鍵を握るのです。

インシュリンはたんぱく質の分解(catabolic)も防ぐ役割もします。 
ウエイトトレーニング等激しい運動をした後は、
たんぱく質の代謝率が上がります。 
たんぱく質の代謝とは、筋肉を造ると同時に、
筋肉を分解して壊すという相反する作業を言います。 
この”造る”と”壊す”のバランスがとれている為、
見た目には筋肉が増大する事がない訳です。

この事から、研究で断食をしてトレーニングした人は、
筋破壊率の方が大きくなり、筋肉が減少する事が確認されて います。 
しかしこの筋破壊率を抑制する事ができるなら、
筋肉を大きく発達できるという事です。
インシュリンの分泌を促進させるインシュリンは筋肉を造るように促進し、
同時に筋破壊を防ぐ事で、筋肉の発達に欠かせない存在です。
インシュリンは炭水化物を飲んだり食べたりすると分泌するので、
筋肉を発達させたければ運動後に炭水化物とたんぱく質を
一緒に摂ると良いのです。 
こうする事でインシュリンが分泌され、
筋細胞内に炭水化物と同時にたんぱく質が取り込まれ、
結果的に筋肉増強につながり、また同時にインシュリンが
たんぱく質の分解を防ぐので、筋肉の発達が促進されるのです。
実際この方法は、最先端の技術で巨額の研究費を投じて
証明された事実です。 

注)炭水化物とたんぱく質の摂取は、
運動後1時間以内と限られています。 
それより間をおくと、食事をしてもインシュリンが分泌しにくくなるのです) 

筋肉は良い環境の基発達する
良い環境とは、効率の良いエクササイズと充分なエネルギーと
たんぱく質の摂取、充分な休養、
そして最後に充分なホルモンの分泌です。 
これらはお互いが影響をし合い、
どれか1つでも不足すると他もダメにしてしまうのです。 
例えばトレーニングのやり過ぎは男性ホルモンを始めとする
ホルモンの分泌を減少させます。 
これが筋肉や肝臓内の炭水化物を枯渇させ、続いて
筋肉を壊し減少する事となるのです。 
これらに注意を払いトレーニングに励めば、
更なる発達が期待できるでしょう。
**************************
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 政権交代と教員免許更新制 | トップ | 押尾事件と政権交代 »
最新の画像もっと見る

Weblog」カテゴリの最新記事