YUKI

言語、言語で表現できることすべて

世界史と中国発の疫病…王朝の終焉

2020-05-06 23:05:47 | Weblog

中国発の疫病で世界史は動いてきたという側面がある。

14世紀ヨーロッパの黒死病・ペストは、カナダ出身の歴史家マクニールによれば、

中国の雲南省地方に侵攻したモンゴル軍が、

ペスト菌を媒介するノミに感染したネズミを通じて

ヨーロッパまでもたらしたとされる。

19世紀末、北里柴三郎によって原因菌が突き止められ、

有効な感染防止対策につながり、流行は減ったが、

今も中国内モンゴルでもペストが発生し、中国共産党は隠蔽継続中!

 

「一帯一路」は、イタリアの惨状にあるように

中国の風土病を世界に広める機能もあるらすぃ。

 

よく云われるように、中国は前王朝を跡形もなく破壊してきた。

中国4000年は、分断中国にはなく、日本にある。

極論すれば、文化大革命で「文化・教養」を失い

改革開放路線で「拝金主義」に堕したものが、現代中国である。

 

民主主義だろうが独裁だろうが、

社会が表面上安定していれば、経済はある程度まで発展する。

そのある程度を越えるイノベーションは、独裁体制では不可能なんだね、何故かw

呑気に基礎研究なんかしてたら、「粛清」されるからねぇ…

 

さて、SARSや新型コロナ!そして致死率が異様に高いハンタ・ウイルス!!

人類を脅かす感染症は、中国発であることが、世界中の人にバレてしまった今

宿命的に隠蔽体質である中国共産党王朝は、終わるんだろうか?

 

金が全ての現代中国で、習近平は中国の闇金を掌握し、

反対勢力を容赦なく粛清してきたんだが…

今回のコロナ騒動、巨大化したチャイナ・リスクが

感染症の世界史的パンデミックとなって顕現した今、

プロパガンダとフェイク・ニュースによる情報操作に綻びが出てきたのである。

弱小国を借金漬けにして取り込み、国連も取り込み

知的財産権を侵害し、順調に?世界侵略をしてきたわけで、

コロナ騒動がその実態を暴いてしまったw

 

この明らかな「危機」に習近平体制がますます盤石になるという説と

既に体制が揺らいでいるという説、両方がある。

 

絶対無謬一党独裁中国共産党の人命軽視・隠蔽体質は、変わりようがない。

一個の王朝として、中国歴代王朝の運命に逆らえるのか?

 

長い目で見れば、中国崩壊は規定路線、

崩壊後はハードランディングではなく、ソフトランディングを世界は望んでいる。

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かつて伝染病と天災は、王朝終焉のサインであった。

・後漢時代217年:献帝(けんてい)に仕えた曹操

「野原は白骨で埋まり、千里を歩いても鶏の声が聞こえない」

・唐朝末期の皇帝・玄宗

「最近、揚子江と淮河が洪水と干ばつに見舞われている。

疫病もあり、人々は他の場所へ逃避している。

10世帯のうち9世帯が空っぽになった」

・宋朝滅亡3年前の1276年に疫病が発生、特に黄州区(湖北省!)が深刻。

『元史』「感染者と死亡者の人数は計り知れない」

・元朝最後の皇帝・順帝:中原は12回の疫病に見舞われた。

・明朝末期・崇禎帝(すうていてい)1641年:

首都と呉江区(江蘇省)は、深刻な疫病に見舞われた。

『呉江志』「多くの家族が全滅し、弔う人も残らなかった」

・明朝を脅かした李自成による農民反乱軍:

疫病は明の官軍の間で流行し、反乱軍や満州族には影響がなかった。

明朝が衰退し、満州族が清を打ち建てると、疫病は治まった。

・清朝末期、疫病が再び蔓延:

光緒帝の頃に疫病が大流行、在位34年中19年の間、人々を苦しめた。

最後の皇帝・溥儀の頃、3年のうち2年は疫病に見舞われた。

 

 


 


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