「ブルース・リー」は、少年時代から喧嘩っ早く、強さを求めたならず者の側面があり
総合格闘技と云うコンセプトすらない時代に、多くの拳法を研究していたらすぃ。
正式に入門(5年間)したのは、イップマンこと葉問の「詠春拳」だった。
イップマン自身も、合理的指導法を追及したが、
流派の垣根を越えて、自身が良いと思ったものは取り入れていく
ブルースの姿勢を快くは思わなかったようだ…
で、ブルースリーは「ジークンドー」の開祖なんだが、32歳で他界。
直弟子「テッド・ウォン」による「オリジナル派」と
自称継承者「ダン・イノサント」による「コンセプト派」が主な派閥。
日本の有名人では、
rizin格闘家兼ユーチューバー「矢地祐介」のチャンネルに登場、
ストレートリードを叩き込んだ、オリジナル派「石井東吾」!
矢地は脱力に難があり、どこかギコチナイとはいえ、
一流格闘家で強いのに、
石井東吾さんのスピード・破壊力は半端ない。
相方?のブラジル系格闘愛好芸人曰く
「今までの誰よりも、プロレスラーよりも、怖い」
で、ブルースリー特番があると出てきてたのがコンセプト派「中村頼永」
確かに強い。まさに変幻自在。
オリジナル派は、リーが到達した最終段階のジークンドーを
体系化し、継承することから「オリジナル」と呼ばれるが、
訴訟社会アメリカでは利権?争いに敗れ「ジークンドー」という呼称が使えない。
一方、良いものを次々取り入れ、ダメなものは捨てるという
リーのコンセプトを生かしたのが「コンセプト派」。
ジークンドーという呼称は使えても、何故か常設道場は作らないのだとか。
まぁ、常設=技の体系化とは真逆のコンセプトだからね。
ただし、リーにイップマンの「詠春拳」というバックボーンがあったように
各自のバックボーンがないと、
ブルースリースタイルを真似るだけのお遊びに堕す危険アリアリ。
オリジナル派の「石井東吾」は、
ヒロ渡邉やテッド・ウォンから学んだジークンドーをベースに
武器術などの足りないところを独自に体系化しているという…
さて、ジークンドーというと「中村頼永」が思い浮かぶ派だったんだが
格闘技のバックボーンとして学ぶなら、
やはりオリジナル派「石井東吾」さんでしょうね。
石井さんも、ジークンドーの現状を歯がゆく思っていたらしく
ネットを駆使した普及活動的なこともしていたようで、
動画が結構、あったんですね。
「矢地祐介」さんのチャンネルは渡りに船で、
惜しげもなく「ジークンドー」オリジナル派の神髄を伝授しています。
「朝倉未来」に判定負けした「矢地祐介」が、
ジークンドーからインスパイアされた技でリベンジできれば、イイネぇ♪