YUKI

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ジークンドーについて知っている二三の事柄…格闘技は分裂していく運命?

2020-05-03 14:47:27 | Weblog

「ブルース・リー」は、少年時代から喧嘩っ早く、強さを求めたならず者の側面があり

総合格闘技と云うコンセプトすらない時代に、多くの拳法を研究していたらすぃ。

正式に入門(5年間)したのは、イップマンこと葉問の「詠春拳」だった。

イップマン自身も、合理的指導法を追及したが、

流派の垣根を越えて、自身が良いと思ったものは取り入れていく

ブルースの姿勢を快くは思わなかったようだ…

 

で、ブルースリーは「ジークンドー」の開祖なんだが、32歳で他界。

直弟子「テッド・ウォン」による「オリジナル派」と

自称継承者「ダン・イノサント」による「コンセプト派」が主な派閥。

 

日本の有名人では、

rizin格闘家兼ユーチューバー「矢地祐介」のチャンネルに登場、

ストレートリードを叩き込んだ、オリジナル派「石井東吾」!

矢地は脱力に難があり、どこかギコチナイとはいえ、

一流格闘家で強いのに、

石井東吾さんのスピード・破壊力は半端ない。

相方?のブラジル系格闘愛好芸人曰く

「今までの誰よりも、プロレスラーよりも、怖い」

 

で、ブルースリー特番があると出てきてたのがコンセプト派「中村頼永」

確かに強い。まさに変幻自在。

 

オリジナル派は、リーが到達した最終段階のジークンドーを

体系化し、継承することから「オリジナル」と呼ばれるが、

訴訟社会アメリカでは利権?争いに敗れ「ジークンドー」という呼称が使えない。

 

一方、良いものを次々取り入れ、ダメなものは捨てるという

リーのコンセプトを生かしたのが「コンセプト派」。

ジークンドーという呼称は使えても、何故か常設道場は作らないのだとか。

まぁ、常設=技の体系化とは真逆のコンセプトだからね。

ただし、リーにイップマンの「詠春拳」というバックボーンがあったように

各自のバックボーンがないと、

ブルースリースタイルを真似るだけのお遊びに堕す危険アリアリ。

 

オリジナル派の「石井東吾」は、

ヒロ渡邉やテッド・ウォンから学んだジークンドーをベースに

武器術などの足りないところを独自に体系化しているという…

 

さて、ジークンドーというと「中村頼永」が思い浮かぶ派だったんだが

格闘技のバックボーンとして学ぶなら、

やはりオリジナル派「石井東吾」さんでしょうね。

 

石井さんも、ジークンドーの現状を歯がゆく思っていたらしく

ネットを駆使した普及活動的なこともしていたようで、

動画が結構、あったんですね。

「矢地祐介」さんのチャンネルは渡りに船で、

惜しげもなく「ジークンドー」オリジナル派の神髄を伝授しています。

 

「朝倉未来」に判定負けした「矢地祐介」が、

ジークンドーからインスパイアされた技でリベンジできれば、イイネぇ♪

 

 

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