便の潜血検査で「陽性」!となってしまい
5月中旬、精密検査をするハメに。
腸にバリウム云々という検査よりも
内視鏡検査の方が優れもののようで、
潜血検査の結果に関わらず5年に1回程度
内視鏡検査するのが良いとのこと。
…とはいえ、いかにスクリーニング(ふるいわけ)検査でも
陽性になっちまうのは受診者の5%
とにかく「血」があれば陽性なわけですが
後述の通り「約2%から がん が発見され」てしまいます。
しかし!何の2%か、気が気ではない!
「精密検査を受けた者のうち」なのか?
「便潜血陽性の方から大腸がんが見つかる割合は
多くても500人に1人程度」
↑この書き方の方が分かりやすいというものですなぁ。
願わくは、後者のような分かりやすい物言いをする
医師に遭遇希望!!
*********************************
http://www.yobouigaku-kanagawa.or.jp/kensa/kensati45.html
便潜血検査 消化管出血の指標
肉眼的に明らかな出血の場合、
黒色便では食道や,胃などからの出血が、
血便では小腸下部、大腸、肛門などからの出血が疑われます。
目に見えない出血すなわち潜血が陽性の場合にも
食道から肛門までの間の出血が考えられます。
大腸がんのスクリーニング検査には
免疫法による便潜血検査が利用されています。
大腸がん検診では100 ng/ml(1ml中に1000万分の1グラム)前後を
カットオフ値としています。
この値以下から大腸がんはほとんど発見されていません。
この値以上になった人を精密検査の対象とすると
受診者の約5%が対象となり、
その中の半数以上から大腸ポリープが発見され、
更に約2%からがんが発見されているので
有効な検査法となっております。
☆ ☆ ☆
http://koucli.hamazo.tv/e1736208.html
2009年06月21日さあ大変? 便潜血検査が陽性だ!パート1
…
便に血が混じっているかどうかを見るだけで、
大腸がんがあるかないかが本当に判るの?
と素朴な疑問をお持ちの方もいるでしょう。
それは扱く当然の疑問と思います。
そもそも、がんの組織というのはちょっとしたことで出血しやすく、
便潜血が陽性になりやすいのは事実です。
しかし、大腸がん以外にも出血をすることがある腸の病気は勿論あります。例えば、
① 痔
② 腸炎
③ 憩室
④ 良性のポリープ(腺腫)
⑤ 大腸以外からの出血(胃十二指腸潰瘍・小腸潰瘍等)
などがあります。
便潜血検査が陽性という段階ではがんとこれらの病気を鑑別することは不可能です。
つまり、便潜血陽性=大腸がんということではないのです。
具体的には、
便潜血陽性の方から大腸がんが見つかる割合は
多くても500人に1人程度と言われています。
この数字は大腸がんに限定した数字であり、
腺腫といわれる良性の腫瘍がみつかる割合まで含めると
20~30倍は高い数値になることでしょう。
腺腫はその一部が癌化することが知られており、
内視鏡で発見した場合には切除することが望ましいポリープです。
腺腫を内視鏡的に切除することで
大腸がん発症リスクが下がることも報告されています。
便潜血陽性は決して大腸がんを宣告されることとイコールではありません。
陽性になったからといって決して怖がることはないのです。
陽性であっても内視鏡検査をして、ポリープを切除してしまうことで
ご自身が大腸がんになる確率が下がることになるのです。
…
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5月中旬、精密検査をするハメに。
腸にバリウム云々という検査よりも
内視鏡検査の方が優れもののようで、
潜血検査の結果に関わらず5年に1回程度
内視鏡検査するのが良いとのこと。
…とはいえ、いかにスクリーニング(ふるいわけ)検査でも
陽性になっちまうのは受診者の5%
とにかく「血」があれば陽性なわけですが
後述の通り「約2%から がん が発見され」てしまいます。
しかし!何の2%か、気が気ではない!
「精密検査を受けた者のうち」なのか?
「便潜血陽性の方から大腸がんが見つかる割合は
多くても500人に1人程度」
↑この書き方の方が分かりやすいというものですなぁ。
願わくは、後者のような分かりやすい物言いをする
医師に遭遇希望!!
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http://www.yobouigaku-kanagawa.or.jp/kensa/kensati45.html
便潜血検査 消化管出血の指標
肉眼的に明らかな出血の場合、
黒色便では食道や,胃などからの出血が、
血便では小腸下部、大腸、肛門などからの出血が疑われます。
目に見えない出血すなわち潜血が陽性の場合にも
食道から肛門までの間の出血が考えられます。
大腸がんのスクリーニング検査には
免疫法による便潜血検査が利用されています。
大腸がん検診では100 ng/ml(1ml中に1000万分の1グラム)前後を
カットオフ値としています。
この値以下から大腸がんはほとんど発見されていません。
この値以上になった人を精密検査の対象とすると
受診者の約5%が対象となり、
その中の半数以上から大腸ポリープが発見され、
更に約2%からがんが発見されているので
有効な検査法となっております。
☆ ☆ ☆
http://koucli.hamazo.tv/e1736208.html
2009年06月21日さあ大変? 便潜血検査が陽性だ!パート1
…
便に血が混じっているかどうかを見るだけで、
大腸がんがあるかないかが本当に判るの?
と素朴な疑問をお持ちの方もいるでしょう。
それは扱く当然の疑問と思います。
そもそも、がんの組織というのはちょっとしたことで出血しやすく、
便潜血が陽性になりやすいのは事実です。
しかし、大腸がん以外にも出血をすることがある腸の病気は勿論あります。例えば、
① 痔
② 腸炎
③ 憩室
④ 良性のポリープ(腺腫)
⑤ 大腸以外からの出血(胃十二指腸潰瘍・小腸潰瘍等)
などがあります。
便潜血検査が陽性という段階ではがんとこれらの病気を鑑別することは不可能です。
つまり、便潜血陽性=大腸がんということではないのです。
具体的には、
便潜血陽性の方から大腸がんが見つかる割合は
多くても500人に1人程度と言われています。
この数字は大腸がんに限定した数字であり、
腺腫といわれる良性の腫瘍がみつかる割合まで含めると
20~30倍は高い数値になることでしょう。
腺腫はその一部が癌化することが知られており、
内視鏡で発見した場合には切除することが望ましいポリープです。
腺腫を内視鏡的に切除することで
大腸がん発症リスクが下がることも報告されています。
便潜血陽性は決して大腸がんを宣告されることとイコールではありません。
陽性になったからといって決して怖がることはないのです。
陽性であっても内視鏡検査をして、ポリープを切除してしまうことで
ご自身が大腸がんになる確率が下がることになるのです。
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