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大小迫 つむぎの家

よみがえれ!大小迫の里山。 人と人、人と自然をつなぎ、つむぐ「つむぎの家」

雨模様の中、弁当持参で遊びに来た2~3年生

2012年06月10日 | 綾里っ子

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昨日(土)の午前中、どんよりとした空模様にもかかわらず、2~3年生がお弁当を持ってつむぎの家に遊びに来ました。一昨日(生活科授業)の余韻が残っていたようで、「シートを敷いてください」とヒビキくん。一昨日同様クルミの木の下にゴザを敷いてあげました。それぞれの場所に荷物を下ろすと、田んぼに走る子、傘を広げて雨の対応をする子、前日に捕まえたイモリやカエルを観察する子など、思いおもいの遊びに入っていきました。

天気予報は午後から雨とのことだったので午前中は持つと思っていたところ、10時半頃に、にわかに雨が降り出しました。子どもたちは、荷物を持ってゴザをたたんでつむぎの家に入りました。

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つむぎの家で雨宿り。トランプを見つけた2年生の子たちが集まって、仲よくトランプ遊びを始めています。

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こちらでは、3年生を中心に、お絵かきや読書などをしています。

それぞれ好きなことをして楽しんでいる様子に安心し、新宅には来客があったので、行き来しながら子どもたちの様子を見ていました。

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40分ほど経って雨がやむや否や、子どもたちは外に飛び出していきました。

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「あっ シューレゲルだ!」とリツト君。シュレーゲルアオガエルは子どもたちに一番人気のカエル、レイ君は身を乗り出して覗いています。

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雨上がり後は、ゴザからブルーシートに変えました。

シートを敷いてほしいと最初に言ったヒビキ君、お弁当が待ち遠しくてたまらない様子で、「千田さん、今何時ですか?」と聞いてきたので、「今、11時40分よ」と答えると、「もう食べようかな?」と一足早くお弁当を広げました。美味しそうなお弁当にマナト君とリツト君が恨めしそうにのぞいています。

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早速マナト君もお弁当を出し、美味しそうに食べている姿を見た他の子どもたちも昼を待ちきれず次から次とお弁当をひろげ始めました。

トモヤ君は、「つむぎの家で食べるご飯はうまいなあ!」と言いながら食べ始めました。私が「お母さんが心をこめて作ってくれたお弁当だからよ」と言うと、「いや自然があるから!」と嬉しい言葉が返ってきました。

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昼食後は、またそれぞれに遊び始めました。ユウト君は長い竹を釣竿に見立て川を見ながら悦に入っています。

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こちらでは、摑まえたアカハライモリを泥水に放し、何やらおしゃべりしながらイモリ同志で遊ばせていました。

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お弁当を持ってこなかったヨウ君は、家で昼食を済ませ、再び遊びに来たのですがあいにく雨が降りだしてきました。「雨もこれからひどくなるようだから今日はこれでお終いにしようよ」と言うと「雨が降っても大丈夫! 着替えも持ってきたし」とトモヤ君。2年生のお弁当組はブルーシートを二つ折りにしその中に、ひそんでしまいました。

今日はそれほど寒くないので、雨の中で遊ぶのもいいかと思い、子どもたちが満足するまで自由にしておこうとあきらめかけた午後1時頃に、心配したケイスケ君のお母さんが、迎えにやって来ました。

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お母さんの声に逆らえなかったようで、しぶしぶとブルーシートの中から出てきた子どもたちは、シートをたたみ持ってきた荷物を背負い、ケイスケ君のお母さんに車で送られて帰りました。

あいにくのお天気のために、途中で帰った子どもたちもいましたが、どろどろになりながらも雨の中を遊び続ける2年生の綾里っ子たちのパワーと冒険心に乾杯です。


1・2年生の生活科  ―生き物探しー

2012年06月09日 | 小学生の体験学習

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お天気に恵まれた昨日、綾里小1・2年生が生活科の生き物探しの学習のために、3・4校時を使いつむぎの家にやってきました。2年生は昨年も来ていますが、1年生がクラス単位で、つむぎの家に来るのは初めてです。

6年生が修学旅行にでかけているために、学校では給食がありませんので、背中にはお弁当を背負い、手にはバケツや飼育箱を持ってやってきました。

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大きなクルミの木の木陰に背中の荷物を置いて、田んぼの周りで生き物探しが始まります。いつも遊びに来ている2年生の子どたちの笑顔も見えました。

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初めて来た1年生たちです。「オタマジャクシがいっぱいいる!」「大きいオタマジャクシだ!」「シッポが生えているカエルがいる!」「あっ!イモリだ!」等々賑やかです。

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「ゲンゴロウがいた!」と大きな叫び声が聞こえてきました。確かに直径3㎝ほどの生き物が田んぼの中を泳いでいました。絶滅したゲンゴロウが再生したか??・・・と期待してよく見ると「ガムシ」でした。

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ここでは「お玉がウジョウジョいる!」と叫んでいました。なんと!シューレーゲルアオガエルが卵から孵った所でした。

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先輩の2年生たちは、つむぎの家の勝手がわかっているので、広範囲に移動しながら生き物探しをしていました。「ヘビ!ヘビ!ヘビがいる!」との叫びが聞こえ、行ってみるとシマヘビが田んぼの中を悠々と泳いでいました。暖かな日でヘビもじっとしていられなかったようでこの日は全部で3匹のヘビを確認しました。

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お弁当の時間です。「お母さん、お父さんありがとうございます。いただきます」と当番さんの掛け声で両手を合わせみんなで感謝して食べ始めました。「千田さん見て!ハートの卵焼きだよ!」とアイリちやん。愛情たっぷりのお弁当です。

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1年生のお弁当食べる様子を見に行くと、男の子たちに「千田さん、ぼく、だ~れだ?」「ぼくの名前は?」と矢継ぎ早に質問され、名前を聞いたものの一度に覚えられず聞いた矢先から忘れてしまい悲しい限り、そんな中で3年生のギン君に似た子どもがいたので、「ギン君の弟でしょ」と言うとドンぴしゃり、「いつも似ているって言われるの」とラン君。

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まずは田んぼの周りで生き物探しをし、お弁当を食べた後は原っぱでの生き物探しと打ち合わせ段階では予定を組んでいましたが、担任の先生があまりにも楽しそうにしていた様子に圧倒され、予定を変更し、たっぷり田んぼの周りでの体験学習になりました。帰り際に野原を一巡してお帰りです。

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今日が初めての1年生は、綾里の町を見おろし、綾姫ホールや綾里小学校の場所を先生に教えられ、展望を楽しみ、学校へと向かいました。

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この日の放課後、2年生が再びつむぎの家に集まってきました。

授業の一環としてつむぎの家に来た2年生ですが、限られた時間での体験が心残りだったのか、示し合わせたように再びやってきて、川に入りカエルやヤゴ、カワゲラの幼虫を捕まえて遊んでいました。

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午後5時近くに、田んぼの様子を見に来た5年の担任の下村先生に「イモリ捕まえたよ!」と飼育箱を見せる子どもたちです。

昨日・一昨日と、一日中つむぎの家の里山に子どもたちの歓声が響き渡っていました。


グリーンウェィブ2012出前教室ー植樹体験ー

2012年06月08日 | 小学生の体験学習

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6月7日(木)に、綾里小学校の5年生を対象に、国連グリーンウェィブ活動の一環としての植樹体験に取り組みました。

里山での開会式の後、子どもたちに「なぜ木を植えるのか?」「生物多様性とは?」等について話をしました。

*グリーンウェィブとは、植樹を通して生物の多様性に関する認識を促すことを目的に、国連生物多様性条約事務局が世界に呼びかけている取り組です。日本では、環境省はじめ、農林水産省および国土交通省の3省合同でグリーンウェィブへの参加を呼び掛け、生物多様性への理解を深めようというものです。

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植樹する苗木は、コブシ、ナナカマド、シダレザクラ、カツラがそれぞれ5本ずつで合計20本、児童一人につき一本の植樹です。苗木は、(社)日本植木協会から贈呈されたものです。

植樹をするにあたって苗木が成木になると、どのような花を咲かせどんな特徴があるのか等について、まず、写真を使って説明をしている場面です。

つむぎの家のシンボルツリーでもあるカツラの、四季の変化を撮った写真を見ながら、これから植える樹木のイメージづくりです。

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そのあと、自分が植える植樹苗を、各自抱えて木道階段を登りながら、植林地へと向かっていきました。

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2~3人が一組になり、コブシやカツラなどを植えています。植林地は、急斜面で不安定な場所もありましたが、お互い協力し合いながらスコップで穴を掘っています。笹根が引っ掛かって掘れなかったリョウ君に代わって、トモマサ君がちょうどよい深さまで堀り進めてくれています。二人は、慣れない作業に少々手こずっていましたが、チームを組んでシダレザクラを植えることが出来ました。

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ここは平らなところですが、植樹地では一番高い場所。しっかり穴を掘ってコブシを植え、根元を踏み固め、水をかけて完了です。

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植樹が終わった後は、樹木名の裏に、植えたた人の名前と一言を書いてもらいました。モモちゃんは、「自然の恵みで大きく育ってね!」との願いを込めていました。

みんなが植えた樹木名には、「アイ、ラブ、ユー、コブシ」、「愛情をこめたので大きく育ってください」、「がんばって植えたので大きく育ってください」「いい環境ができるようにガンバってね!」「大きくなって安らげるような木になってね」等の子どもたちの願いが書かれてました。

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植樹が終わって全員の集合写真です。太陽が燦々と降り注ぐ下で、額に汗して疲れた様子もなんのその、満足顔でVサインです。

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その後、森の木陰で昼食、普段は給食ですが、今日は手作りのお弁当を広げ、賑やかに美味しそうに食べています。

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学校の給食では、食べるのが遅いと言っていたユウカちゃんは、まだお弁当を食べている人がいる中、木登りを始めました。木肌がつるつるのホウノキの間を、すいすいと身軽に登っています。

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昼食後は森を自由に散策したり、駆け巡って遊びました。

ホテイチクのタケノコを両手に持っているカズキちゃん、その側では子どもたちが早速、生で試食しています。「おいしい!」との声、ホテイチクは比較的あくが少なく、採りたては美味しく食べられるタケノコです。

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竹林の側で、ギンリョウソウを見つけ、初めて見る腐生植物に子どもたちが群がっていました。一つ手にとってお花を見せると「ウワーきれい!」と感動の声が上がりました。

この日は、ギンリョウソウのお花のいい時期で、青紫色の雌しべとオレンジ色の雄しべが透きとおる花冠に囲まれ、妖精のような美しさでした。

森の中で自然に触れ合った昼食後のひと時でした。

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最後は、みんなで感想を発表です。「感想を言いたい人はいますか?」との質問に、即座に全員が「ハイ!ハイ!」と一斉に手をあげたので、「今日は6月7日だから、6番と7番、16番と17番の人に代表して言ってもらいましょう」との先生の一言で、代表になった子どもたちの言葉。

「みんなで協力して木を植えられてよかった」「がんばって植えて、楽しかった」「木を植える大変さがわかった」「大きな木に育ってほしい」等々。

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「植樹体験」した山を下り、学校へと向かう子どもたちの姿です。5年生が植えた10年後、20年後の木に思いをはせながら、子どもたちを見送りました。

「植樹体験」の学習を通して、子どもたちが自らの手で植えた木に愛着を持ち、生長を見守りながら、森に親しみ、自然と共生することの喜びを体感してくれることを心より願っています。


裏山の山野草

2012年06月05日 | 草花

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ギンラン(ラン科)

花は白色で、キンラン(金蘭)に対してギンラン(銀蘭)と呼ばれています。ポツポツとですが、大小迫山のあちこちに花が見られます。

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ギンランの花は通常あまり開きませんが、この花は唇弁をのぞかせています。

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キンラン(ラン科)

金色に輝く花からキンラン(金蘭)と名が付く、少ない花芽ですが山林整備をしたカタクリ山の一角に咲いていました。

キンランは裏山での初めての出会いで、菌類と共生する特殊な生育形態をもつようで、山林整備の良し悪しについて悩むところです。

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このキンランの花は、遊歩道の真ん中に倒れるように咲いていました。

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ウワバミソウ(イラクサ科)

ウワバミソウの名は、ヘビの出そうな陰湿な沢沿いに生えることに由来。林道の山側斜面いっぱいに、緑白色の小さな花をつけています。

山菜としても食べごろですが、私はむかごが好きで秋までとっておきたいのですが、鹿に食べられること筆答で鹿のおこぼれを待つようです。

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ヤグルマソウ(ユキノシタ科)

ヤグルマソウ(矢車草)の名は、端午の節句にあげる鯉のぼりの、一番上でくるくる回る矢車に、葉の形が似ていることに由来。

沢沿いの、薄暗い湿り気のある場所に群生しています。

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花が咲き出したヤグルマソウ。

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ヤグルマソウの葉は、子どもたちにも大人気、傘や帽子、風車になったりとトトロの世界へと誘ってくれます。

裏山の新緑が一層、深まってきました。周りの景色に目を奪われ、見過ごしてしまいそうな小さな花々との出会いは、心躍らせてくれます。


つむぎの家で遊ぶ綾里っ子たち

2012年06月03日 | 綾里っ子

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今週末、普段部活等でなかなかつむぎの家に来れない6年生たちが、久しぶりに遊びにやってきました。

裏山で作業をしていると、賑やかな声と共に、何と!ほら貝の音が響いてきました。作業の手を休め山を下りると、子どもたちの姿が見え、6年生のタイキ君がほら貝を吹いていました。余りにも上手なので「ほら貝を吹いたことがあるの?」と聞くとトランペットを吹いたことはあるがほら貝は初めてと言うことでした。

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6年生の女の子たちは5年生が植えた田んぼでオタマジャクシを捕まえて遊んでいました。昨年、稲作り学習で体験したことが思い出されたようで、春の陽射しで暖まった水の温もりも楽しんでいるようでした。

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ヒヨリちゃんは、捕まえたオタマジャクシのお腹を見て「透けて内臓が見えてる?」と驚きの声をあげていました。

マナちゃんは、稲の葉についた空気の玉が、太陽を通して金環食のような輪になって、田んぼで輝く様子を不思議がっていました。

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その後、作業をしていた裏山を案内すると、整備された山肌の様子が気に入り、明るい日差しの中、野球部の男の子たちは谷を隔てて、キャッチボールを始めました。

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一方、女の子たちは笹の新芽を抜き取り、草笛遊びをしています。タイキ君のほら貝の音にはかないませんが、ぶーぶーと草の振動がリズムを奏でていました。

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そのうち、6年生の男女が集まって何やら論戦を交わしています、最初、女子対男子の戦いだったのですが、男子二人は女子組みに編入、女子組が圧倒的優位に立ったようです。

タイキ君は、ほら貝が気に入ったようで山に入っても一時も離さず、吹きつづけていました。

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いつしか、6年生全員が一緒になって森の中で楽しそうに遊んでいました。いつもは、男の子たちは野球の試合や練習に明け暮れているようで、森の中で女の子たちと一緒に遊ぶことは珍しいとのこと、大自然の中での遊びの楽しさを味わってくれたことでしょう。

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こちらでは、3年生のユウト君とリュウイチロウ君が、木小屋の前でモノづくり。ユウト君は手作りの板に巻いた紐を伝ってロッククライミングをしています。

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新宅の前の庭で、2年生のレン君が見つけた四葉のクローバーを、ヒビキ君とマナト君が恨めしそうにのぞいています。

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南尾根口の川べりで遊んでいたショウキ君は、「これなんだ!・・・」と驚きの声を出しました。近づいてみてみると苔の上に芽を出した松の発芽でした。

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種がまだついていて、葉の形がかんざしのような形をつくり、美しい木の芽生えに驚きの声を上げたショウキ君の、豊かな感性を嬉しく思いました。

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番犬のヤマトは、相変わらず、子どもたちの人気者。

子どもたちは、ヤマトが好きなクルミを割って食べさせたり、ボールで遊んだりしているうちに、ホテイ竹を歯で割れるかどうか、ヤマトにくわえさせ、試しています。ヤマトはみんなの期待に応えて、見事に噛み割りました。

子どもたちは、犬歯の強さを実感したようです。

つむぎの家に遊びにやって来た子どもたちの様子です。学年によって遊びの内容や質が違いますが、それぞれみんな仲良しで元気いっぱい。私たちも、時には仕事の手を休めて、子どもたちの遊びの輪の中に入ってリフレッシュしています。