大小迫 つむぎの家

よみがえれ!大小迫の里山。 人と人、人と自然をつなぎ、つむぐ「つむぎの家」

大小迫の里山は、今

2012年06月30日 | 草花

2012_0629_142935p6290011

ソバの花

ここ三陸地方ではソバを蒔く時期を「土用の土を3日かぶればいい」と言う言い伝えがあり(秋そば)、今年は7月19日の土用が本格的なソバの蒔き時になりますが、今、昨年のソバのこぼれ種から自然発芽して育ったソバが花盛りです。(夏そば)

2012_0629_143146p6290016

夏そばの可憐な花。

2012_0625_153029p6250005

柿の花

大きな萼片に包まれた柿の花は、まるで蝋細工のようです。

心して見ようとしなければ見落としてしまいそうな色合いで黄緑葉の中に溶け込んでいます。

2012_0625_113126p6250108

ヒメジョオン

ハルジオンに代わってヒメジョオンが土手一面に咲いています。本来ならきれいに刈り取りたいのですが、今は田んぼの草取りが忙しく、手が回りません。

2012_0625_113019p6250103

ヒメジョオンの花は、ハルジオンのようにうなだれることはなく、背伸びして競い合うかのごとく、天に向かって花いっぱいに日差しを浴びています。

2012_0523_155026p5230002

クルミの発芽

クルミの木の側にある畑のあちこちで、昨年、落下したクルミが発芽し、子孫を残そうとしていました。20本ほど抜いたでしょうか。

2012_0523_155137p5230004

引き抜いたクルミの木の中に発芽の様子がよくわかる木がありました。

2つに分かれたクルミの先端から芽をだし、U字形のクルミの実はきれいな黄緑色に変化していました。白い根と2つに割れた淡い緑色の実が、赤みを帯びた茎を3点法でしっかりと支え、バランスの良い美しさに感動した瞬間でした。

農作業の中で最も重労働の田んぼの除草作業が始まり、一株一株ごとに中腰で雑草を抜く草取りは、腰痛や指関節痛に悩まされながらの作業ですが、自然の変化や新たな気づきに癒されます。