大小迫 つむぎの家

よみがえれ!大小迫の里山。 人と人、人と自然をつなぎ、つむぐ「つむぎの家」

クマの爪痕

2010年11月25日 | 動物

2010_1124_134912pb240187

2010_1124_134952pb240192

山際にある樹齢120年以上の柿の木、剪定せず長年柿の収穫もしませんでしたのでかなりの高木です。

23日、自然の恵みに感謝する会で、種牛を育てている植木さんが、クマの出現を教えてくれ、さっそく見に行きました。母屋と地続きの、森の入り口です。柿の木の高木5本に生々しいクマの爪痕が残されていました。

2010_1124_134822pb240185

樹齢40年ほどの若木は枝を折られていました。

この木は、干し柿作りに、柿のもぎ取りをしましたが、木まもりと鳥たちの餌にと実をいくつか残しておいた木です。

2010_1016_160629pa160101

10月16日、おばさんと松茸狩りに山に入った時に、見つけた動物の糞です。小動物とは思えないほどの糞のボリームでした。やはりクマの糞だったのでしょうか?

今年は木の実が不作の年とか、クマにとっては厳しい食糧事情のようですね。

今回は、森と里山の境界近くの柿の木でしたが、他にも取り残しの柿の実がたくさんついた柿の木があり、柿の実に降り積もる雪景色を楽しみにしていたのですが・・・・


自然の恵みに感謝する会

2010年11月24日 | 大小迫を支えている人

2010_1123_163407pb230071_2

勤労感謝の日に、つむぎの家では、自然の恵みに感謝する会を開きました。囲炉裏を囲んで女性軍は卵酒で乾杯!

自家製野菜を使い、三陸の海の幸がたっぷり入った田舎鍋と「シンゴロウ」(五平餅に似たもの)に舌鼓!

2010_1123_191735pb230089_3

男性軍は、ビールに焼酎とほろ酔い気分。

「ネズミとこびきは ひかねばかれね きりこやっせい! きりこやっせい!」の木挽きのハヤシ歌も飛出し、自然の恵みに感謝!感謝!

2010_1123_192318pb230111

囲炉裏を囲んで、昔話に花が咲き、玉子酒の作り方も教わりました。

2010_1124_133308pb240176

しんごろうの下準備。

しんごろうは、福島県南会津の郷土料理で、うるちの新米を炊いてすりこ木でつぶし、丸めて竹串にさし、エゴマ味噌をぬって炭火で焼いたもの。この日は、うるち米と、うるちにモチキビを混ぜたものの2種類をつくりました。

自家製エゴマの香りは、天下一品です。


さし柿

2010年11月22日 | 里山風景

2010_1121_115923pb210007

角地の初美さんからさし柿(渋を抜いた柿)をいただきました。角地の父さんは「母さんが作ったさし柿が一番うまい」と太鼓判を押す出来栄えです。

つくり方を聞きました。

材料はカキサシズラ(スイカズラ)と匂い草(ナギナタコウジュ)とミョウガの柄を煮だし、煮だした液を人肌に保温しながら、その液に渋柿を一晩つけたものです。

甘味のきいた絶妙な風味です。


キウイの収穫

2010年11月21日 | 里山風景

2010_1118_120023pb180010_2

霜に当たり、葉が縮れてきましたので、急いで収穫作業に入りました。

2010_1120_151845pb200135

脚立に上り、上を見ての作業はなかなか大変です。

もぎ取りは一日がかりでした。

2010_1120_162532pb200141_2

小粒ですが、たくさん収穫できました。

枝の剪定を行ったのは数年前、枝がかなり込み合い、枝間に手が入らないところもあり収穫作業が難航しました。剪定作業、摘果作業、肥料の施し等、手をかければ、いいものができたでしょうが、今回は、ほったらかしでした。 自然の恵みに感謝!


モミ焼き(綾里富士に肩を並べる大小迫富士)

2010年11月20日 | 里山風景

2010_1119_145112pb190084

稲わらは、牛の飼料となるが、蕎麦柄、エゴマ柄、キビ柄等は、牛が食べないので、田んぼの中で燃やしました。

その後、もみ殻焼きをしました。

もみ殻は、くすぶりながら燃えるので燃え尽きるまで長時間かかります。幼いころの思い出に浸り、ふと見上げると、綾里富士が笑みを浮かべ、この光景を見下ろしていました。

大小迫(おおこばさま)富士です。綾里富士に肩を並べるほどの出来栄えです。