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大小迫 つむぎの家

よみがえれ!大小迫の里山。 人と人、人と自然をつなぎ、つむぐ「つむぎの家」

歌の名手 クロツグミ

2013年05月01日 | 野鳥

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クロツグミ(ツグミ科)

早朝、「ピピチョ ピピチョ ピオ ピオ」と里山に響き渡る野鳥のさえずりを追うと、桂の木の上の方で、クロツグミがつややかな声を張り上げていました。

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クロツグミは、白い腹にまだら模様があり、黄色いくちばしとアイリングの可愛い夏鳥。

さえずりは、さまざまな鳥の声を自分の歌に取り入れ、魅力的なさえずりを聞かせてくれる歌の名手のようです。

     <クロツグミ>

 クロツグミなにしゃべる。 

 畑の向うの森でいちにちなにしゃべる。

 ちょびちょびちょびちょび、 

 ぴいひょう、ぴいひょう 

 こっちおいで、こっちおいで、こっちおいで、 

 こひしいよう、こひしいよう、 

 ぴい。

 おや、さうなんか、クロツグミ

                 詩 高村 光太郎 


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この日は、谷を挟んだ山の上でもさえずりが聞こえ、右に左にと向きを変えながら、メスを呼び込むための必死のアピールをしているようでした。

夏鳥として渡来したクロツグミの、明るくほがらかな歌声に、私も酔いしれました。

野鳥たちの恋の季節を迎えたようです。


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