大小迫 つむぎの家

よみがえれ!大小迫の里山。 人と人、人と自然をつなぎ、つむぐ「つむぎの家」

幼菌からマクキヌガサタケの完成

2011年08月01日 | きのこ

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マクキヌガサタケの幼菌。てっぺんが固くなりました。

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8月1日、午前5時30分、幼菌のてっぺんが割れ、頭部が見えてきました。

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グレバが顔を出しました。

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グレバの形ができて、かすかに柄が見えています。

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柄の伸長と共に、マントの生長が始まりました。

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マントと柄がともに伸びてきています。

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幼菌から顔を出して、約3時間半、マクキヌガサタケが完成しました。

マントの丈が短いことと、竹林ではなく茶の木の下に顔を出したことや、マントの網目も粗いことから、マクキヌガサタケと思われます。

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上から見たマクキヌガサタケ。

7~8m離れたところでも、グレバの独特の臭いがし、ショウジョウバエをはじめ、さまざまな昆虫がグレバにやってきました。

幼菌からマクキヌガサタケの完成まで、観察することができ、感激です。

生長の様子が肉眼でもわかるくらい速いスピードで、成菌となり、いったん完成すると早いスピードで、しおれていきます。はかない命だけに、強烈なグレバの臭いで虫をよび、昆虫たちの活動によって繁殖をひろげているのでしょうか。自然界の不思議を感じます。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
キヌガサダケやマクキヌガサダケのことを初めて知... (みうらっこ)
2011-08-03 10:39:14
キヌガサダケやマクキヌガサダケのことを初めて知りました。この歳で何も知らないのが恥ずかしいのですが、ブログで自然の創造物の豊かさに驚いています。
そして、マクキヌガサダケの3時間半の成長を一瞬も見逃さないで観察し、その自然のドラマに感動している千田さんを懐かしんでいます。
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チョコレートがかかったようなグレバとレースのマ... (みうらっこ)
2011-08-03 16:10:12
チョコレートがかかったようなグレバとレースのマントにみとれて、名前を間違えました。キヌガサタケ、マクキヌガサタケでしたね。すみません!
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千田さんの安否気にかかっておりました。 (一文字ひろみ)
2011-08-03 22:44:51
千田さんの安否気にかかっておりました。
お元気な様子、よかったです。

千田耕基で探したところ、すごい活躍なさって
いたことを知りました。

退職してなお別分野でのお働き眩しく感じます。

私は自宅から近い宮城学院で非常勤講師をして
四半世紀、最後の務めに勤しんでいます。

ブログ時々お邪魔させていただきます。
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キヌガサタケと思っていたキノコもマクキヌガサタ... (あやおり)
2011-08-04 05:16:38
キヌガサタケと思っていたキノコもマクキヌガサタケのようです。

グレバと呼ばれる頭部の表面に、胞子を含んだ粘液があり、においで虫を呼び寄せ、虫の体に胞子をくっつけ、運ばせるキノコの知恵には驚きます。
自然界には驚きや感動のドラマがいっぱい、見ようとしなければ見過ごしてしまうこともあり、里山暮らしをして、初めて気づいたり発見したりすることも多いです。
特に、子どもたちの感性に刺激を受けている日々です。
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