キイロスズメバチ(スズメバチ科)
頭上で活発に活動していたスズメバチが、地上スレスレに飛んでいたり、土の上を歩く姿をよく見かけるようになりました。
上の写真は、畑を歩き回っていたキイロスズメバチです。交尾を終え、越冬場所を探し求めている新女王バチでしょうか。
攻撃性の強いスズメバチですので、繁殖期にはなかなか写真は撮れませんが、動きの鈍いこの時期、思い切ってカメラを近づけて正面から写してみました。全身が黄褐色の毛で覆われ、立派なヒゲ(触覚)を付けた威厳のある顔で睨んでいます。
こちらは、裏山で足元を低空飛行しながら物色していたスズメバチ、越冬場所を探している女王バチと思われます。
目の前で、苔むした朽木の穴に入っていきました。冬越しに適した場所を見つけたのでしょうか。
このスズメバチは、働きバチかオスバチと思われます。草むらに横たわっていました。
役目を終えたスズメバチたちは死を迎え、交尾を済ませた新女王バチたちは、新しい命をつないでいくための冬支度に入ったようです。
(今夏、母家の軒下で作業中に、突然スズメバチに襲われてしまいました。これまでは、茶の木の剪定作業中に、アシナガバチに刺されたことは何度かありますが、スズメバチに刺されたのは初めてです。スズメバチが巣作りしている場所からはかなり離れたところで作業していたのですが・・・・攻撃性が非常に強いハチですね。自然界の生き物のなかで予測できない最も怖い存在であると思いました。)
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